新築マンションと中古マンションの比較:買うならどっち?

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マンション購入を検討する際に、新築にするか中古にするか、どちらのメリットの方が大きいか悩まれる方も多いのではないでしょうか。そこで、新築マンションと中古マンションを買うならどちらがよいか比較してみたいと思います。実は様々な相違点があり、総合的に検討する必要があります。

中古は何といっても価格に割安感がある

国土交通省土地総合情報ライブラリー「不動産市場動向マンスリーレポート平成28(2016)年1月」によれば、2015年12月の首都圏における新築マンションの平均価格は5,457万円で、1㎡あたり76.2万円となっています。一方、中古マンションの平均価格は2,864万円で、1㎡あたり45.44万円となっています。
地域や面積、築年数などによっても異なるため、あくまでも参考としてですが、新築と中古では価格に大きく差があることがおわかりになっていただけることでしょう。1㎡あたりの価格を見ると、新築に比べて中古は60%程度と価格面で魅力があることがわかります。
こうした価格に差が出るのは、中古といった純粋な理由の他、新築マンションの価格に反映されている広告宣伝費がかからないといった点が挙げられます。ただし、中古だからといって必ずしもお手頃というわけではありません。立地がよく、人気のあるマンションでは、新築時よりも価格が値上がりするケースもあります。
また、購入時の諸費用も考慮しなければなりません。新築マンションは物件価格の2.5~5%ほどが諸費用としてかかりますが、一般的に中古マンションでは、諸費用として物件価格の5~8%程度かかります。また、中古の場合、リフォームを行なえばその分費用がかさみます。新築マンションは当然ながら設備は最新ですからこうした費用は追加で考える必要はありません。自分好みの設備・仕様にしたいという希望であれば、中古は自由がきくことがメリットといえますが、コストがかさむ点を忘れてはなりません。

新築は保証期間が長い

次に、購入後の保証について確認していきましょう。保証という観点からは新築マンションに軍配が上がります。新築マンションの場合、構造上主要な部分の欠陥に関しては、10年間の保証がつきます。中古マンションの場合、売主は個人であることが多く、その場合一定期間に発見された瑕疵(かし)や設備の不具合のみ売主の責任となります。中古マンションの場合、現物を見て購入できるため、確認はできるものの、購入後に瑕疵が見つかるケースもあるかもしれません。そのため、中古マンションを検討される場合には瑕疵担保責任保険や大手不動産会社の長期間の保証サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

選択肢は中古物件の方が多い

どの地域にマンションを購入するか。子供の学校を重視したいといったご家庭では、場所を重視されることかと思います。この場合、マンションを購入したいときに、購入したい地域に新築マンションがタイミングよく建設されればよいですが、なかなかそうはいかないことでしょう。一方、中古マンションであれば、売りに出ているマンション物件から選ぶことができるため、選択肢を増やすことができます。

中古物件は税制・返済期間に注意

優遇税制という観点からはどうでしょうか。新築マンションであれ中古マンションであれ、いずれも条件を満たせば住宅ローン控除や登録免許税、不動産取得税といった税制において優遇を受けることは可能です。ただし、固定資産税の軽減措置は新築マンションのみ適用可能です。
また、住宅ローンを組む際に、新築マンションの場合には35年間など返済期間を長く設定することが可能です。中古マンションの場合には借入期間に制限がかかることもあるため、返済期間を短くしなければならないケースがあります。資金繰りに余裕があれば返済期間が短くても構いませんが、教育費などもかかる世帯では、返済期間をどうするかはしっかり検討された方がよいでしょう。

以上、様々な観点から新築マンションと中古マンションのメリット、デメリットを比較してきました。いずれも一長一短あり、一概にどっちがよいとは断定できません。そのため、価格面を重視するのか、保証を重視するか、地域を重視するのか、どのポイントを最重要視するのかをよく考えてマンション選びは検討すべきといえます。

(参考)国土交通省土地総合情報ライブラリー「不動産市場動向マンスリーレポート平成28(2016)年1月」
http://tochi.mlit.go.jp/wp-content/uploads/2016/02/0631172c6504feefb7330fe999ae6f38.pdf

http://tochi.mlit.go.jp/wp-content/uploads/2016/02/6165391b9ebe7614301e2be99e4bea65.pdf

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※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。