家を買うなら、東京のどこがいい?

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今から東京で家を購入するならば、どこがよいのでしょうか? 一般的には、住みやすさやブランドイメージ、交通の便がよい場所の人気が高いといえ、一戸建て購入後の価値を保つ観点からは、こうした人気のある地域で家の購入を検討されるとよいといえます。それではどういったエリアが人気のある地域なのでしょうか。

住みたい街ランキングから購入地域を検討する

人気のある地域がどこかを調べる一つの目安として、リクルート住まいカンパニーが調査を行う「みんなが選んだ住みたい街ランキング」があります。2018年度関東版の住みたい街 総合ランキングでは、1位が横浜、2位が恵比寿、3位が吉祥寺、4位が品川となっています。トップ3は洗練された街並みという共通点があり、4位の品川は新幹線駅や羽田空港へのアクセス、2027年に予定されているリニアの再開発など交通利便性の良さがあげられます。トップ4にランクインした街はいずれも資産価値の高い地域であるといえます。

ただし、こうした地域では資産価値が高い=一戸建ての金額もそれなりの価格となることがネックとなるかもしれません。それではもう少し視野を広げた時、他にどういった地域が魅力となるのでしょうか。

同じくリクルート住まいカンパニーが調査を行った2018年度の「住みたい沿線別ランキング」によれば、1位がJR山手線、2位が東急東横線、3位がJR京浜東北線、4位がJR中央線、5位が東京メトロ丸ノ内線となっています。こうした路線のうち、特に東京の西側を走る東急東横線はブランドイメージが高く、百貨店やスーパー、フィットネスクラブ、文化施設などがある地域が多いことから、居住地域としては適しています。また、通勤や通学を考慮した場合でも、こうした住みたい沿線のランキング上位にある路線では、主要ターミナル駅に乗り換えなしで行けるなどの利便性も高く、将来においても住んでよかったと感じる可能性は高いのではないでしょうか。

人口の増える街から検討する

次に、人口という観点から検討していきましょう。人がより多く住む街の方が、再開発などにより将来的に住みやすさは高くなることでしょう。逆に人口が減少する地域ではスーパーなどの撤退も予測され、住みやすさ・資産価値いずれの観点からも魅力度が低下する可能性が高いといえます。

それではどの街が人口の増加が予測されているのでしょうか。国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年3月推計)」によると、2025年、2040年と今後の将来を考慮した場合に人口が増える街(東京近辺)は以下のようになります。

●人口が増える街ランキング(予想) 指数(2015年=100)

※このランキングは東京駅から30km圏内の街を対象としています
出所)国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(平成30年3月推計)」

こうして見るとお分かりの通り、日本の人口自体は減少していきますが、市区町村によっては今後も人口の増加が見込まれる地域があります。東京周辺では、東京都千代田区・港区・中央区、千葉県流山市、東京都江東区などが、今後も人口増が見込まれています。ランキング3位の千葉県流山市のように、こうした地域はなにも都心だけではありません。都心はそもそもの価格が高く、なかなか手が届かないという方であっても、比較的手ごろな価格で購入ができる地域、ほかにも埼玉県戸田市や吉川市などは狙い目といえるかもしれません。郊外であっても人口が増加し、魅力のある街づくりが形成される可能性が高いためです。

以上、東京もしくは東京近辺で一戸建てを購入する場合に検討したい人気エリア・人口増加エリアを見てきました。今から家を買うにあたって、是非参考にしていただければと思います。

(最終更新日:2018年10月1日)

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※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。