角地は家を建てるのに最適?角地のメリット・デメリット

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タグ: 税金・制度

家を建てる際の住宅地選びにおいて、利便性や住宅環境を考えた際に最も人気があるのは駅近ではないでしょうか。また昨今では、水害に強いなどの観点から高台のような場所を選ぶ方も多くなっているようです。
こうした住む場所・地域をある程度決めてから、次に決めなければならないのが土地の条件として日当たりの良さなど、実際に住むに当たって快適かどうか、という点です。特に南向きの角地などは人気が高く、売地となった場合はすぐに売買が決まることもしばしば。しかしながら、角地だからといってなんでもよいわけではありません。
今回は角地のメリットとデメリットを解説していきたいと思います。

角地のメリットは大きく4つ

まず、角地のメリットですが、大きく分けると4つあります。1つ目は、2方向以上が道路となっている点です。他の建物との隣接面が少ないことから開放感が得られ、さらに建っている向きによっては日当たりの良さが大きなメリットとなるでしょう。居室部分が南側に面していれば、より過ごしやすくなります。
ただし、道路が狭い場合や敷地が狭い場合にはこうした日当たりがあまり良くないといったことも考えられるため、道路の幅や周辺の建物の高さなども配慮して検討してください。

次に、家を設計する際のメリットが挙げられます。角地の場合、道路に面している部分が多くなるため、玄関の位置を選べたり、玄関と駐車場とで2方向を利用することができたりと、設計時にある程度の自由が利きます。こうした観点も角地の人気を高めているといえるでしょう。

3つ目として、角地だからこその選べる間取りの自由度が挙げられます。上述のように、日当たりの良さを考慮して南側に居室を設けることが可能ですし、玄関などの制約も他の土地よりも少ないため、ご自身の希望に基づいた居住空間をつくることが可能になるともいえます。また、自治体によりますが、角地は建築条件の制限が緩和されることもあるため、建ぺい率の緩和(10%割増)措置など敷地における建物の建築面積を通常よりも増やせる場合がある点も見逃せません。

4つ目は土地の資産価値。角地は上記3つのメリットから、土地としての魅力が高いです。そのため、希少価値が高く購入希望者も多いことから、一般的に売買価格は同じ面積であっても角地の方が高くなります。将来売却しようと検討した時、角地であれば人気があるため売れないリスクも軽減でき、さらに資産価値も下がりにくい点が挙げられます。

角地のデメリットはメリットの裏返し

それでは、角地にはデメリットはないのでしょうか。実は、角地のメリットの裏返しがデメリットとなりえるのです。
例えば、日当たりの良さは心地よければよいですが、特に夏場の日差しが強い場合は日差し対策を行う必要があります。

家の設計上のメリットについては、確かに2方向を利用できるのは便利ですが、2方向を道路に囲まれているという点は裏を返せば人目に付きやすく、家の中や周辺のプライバシーが守れなくなる可能性があります。そのため、外観をプライバシーに配慮した設計にするなどの必要があり、建築費用がかさむかもしれません。さらに、車の通りが多い場合には、騒音の対策が必要な可能性もあります。

建ぺい率の緩和はメリットですが、一方で地方や自治体などによっては建物の高さなどには制限が付く可能性があります。なので、角地を購入するに当たっては、建築制限などもしっかりと調べておきましょう。

土地の資産価値が高いという観点は、メリットといえるものの、購入時にある程度の費用が必要だということも覚悟しておきましょう。一面しか道路にしていない売地よりも、ここで挙げたように多くのメリットがあり人気がある角地は価格が高くなりやすく、その他の費用もかさむ可能性があるため、事前の資金計画・資金準備は周到に行っておくべきです。

以上、角地のメリット・デメリットを解説してきました。角地の購入を検討されることがある場合には、デメリットがあるからダメというわけではなく、その角地におけるメリットとデメリットの双方を比較し、いずれの方が勝るのか、しっかり熟慮されることが望ましいでしょう。

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