中国のP2Pトラブルに学べ!ローン設定は最悪を想定!

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住宅を購入しようとする際、住宅ローンの頭金の準備に頭を悩ませる人が多いかと思います。頭金となる自己資金が少なく、その資金を貯めるために住宅購入を先に伸ばしたり、なかには購入そのものを諦めたりする人もいるでしょう。

一方、お隣の国・中国では、銀行の住宅ローンを組む際に、頭金を自己資金ではなく、P2P(ピアツーピア)というインターネット上で個人間の融資を仲介するサービスで、お金を借りて頭金にするという人が増えています。これにより自己資金がなくても住宅を購入する人が増え、住宅バブルが再燃する原因ともなっているようです。また、素人の個人融資であるため焦げつきが出たり、詐欺事件などもひん発し、中国当局はP2Pを利用した頭金の支払いに規制をかけようとしています。

超低金利が続く日本では、このP2Pのようなサービスは、いまのところ出番がありませんが、住宅ローンと頭金の割合をどうするかについて、明確な答えはありません。

頭金の割合が大きくなるほど、住宅ローンで借りる額が少なくなり、毎月の返済金額を少なくして期間を短くできることから、無理のない返済プランを立てられます。以前であれば、住宅ローンを借りる際には、頭金として購入金額の20%は必要とされていました。しかし、最近はそれも変わってきているようです。

下のグラフは、住宅ローン借入者の自己資金比率の年度ごとの変化を表したものです。

図表1

これを見るとわかるように、1995年度から2012年度の間に新規で住宅ローンを借りた人のうち、自己資本比率(頭金)の中央値(50%)は、1995年度には20%強だったものが、2012年には10%以下にまで下がっています。つまり、住宅購入金額の10%以下の頭金で住宅を購入する人が、全体の半分以上になっているのです。

また、最近は住宅ローンの金利が3%以下という超低金利が続いていることから、いまのうちに住宅ローンを組んでマイホームを購入してしまおうと、頭金10%どころか、頭金ゼロで買う人も出てきています。頭金が貯まるのを待っている間に金利が上がる可能性もありますし、その間、アパートに払う家賃を考えたら、いま買ったほうがお得というわけです。

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