イギリスのEU離脱で住宅ローンの金利がさらに下がる?

ライフステージ:暮らし

2016年6月23日にイギリスが国民投票によりEU(欧州連合)からの離脱を決めたのは、まだ記憶に新しいことと思います。その後、イギリスでは首相が変わり、新しく就任したテリーザ・メイ首相はドイツのメルケル首相との会談で、年内のEU離脱手続き開始は行わないことで了解を得ました。

これによりEU離脱騒動はいったん落ち着いた感がありますが、その一方で、いまだにその影響による変動が続いているものがあります。それが日本の長期金利です。イギリスやヨーロッパから遠く離れた日本で、何が起こっているのでしょうか。

当サイトの7月24日配信の記事「マイナス金利導入、住宅ローン金利大幅低下でいまが買いどき?」でも少し触れましたが、イギリスのEU離脱により、ただでさえ超低金利が続いている日本の住宅ローンの金利が、さらに下がる可能性が高くなりました。

これは、EU離脱後のイギリス経済に対する不安から、機関投資家の間で英ポンド離れが進み、その資金がより安全な先進国の通貨に流れ込むことになり、日本の国債などが大量に買われることが予想されたからです。そうすると日本の長期金利が低下し、それにより住宅ローンの金利もさらに下がることになるのです。

実際、6月末に発表された7月の住宅ローン金利は、多くの大手銀行で過去最低の数字を更新しました。これを受けて、ネット銀行などそのほかの金融機関も金利が大幅に下げられることになりました。

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