子育てに優しい街づくり…交通も便利な武蔵小杉の人気が高止まり

ライフステージ:エリア出産

神奈川県といえば、住みたい街ランキングに名があがるような街が多くある人気エリア。東京都内に勤務先がある人たちが家を構えるベッドタウンとしても知られています。

では、そんな神奈川で今、最も住みたいと思われている街はどこなのでしょうか。

マンションや一戸建てを購入する比率の多い40歳代が、どこの街を選んでいるのかということから人気エリアが浮かび上がってきます。

まず、浮かびあがるのはやはり住みたい街ランキングの上位常連組の横浜です。恵比寿や吉祥寺と肩を並べる人気のゆえんは、やはり地名そのものが、全国区の知名度をもつ「ブランド」になっていることでしょう。もちろん、みなとみらい、元町、山下公園、中華街などさまざまな人気スポットが揃っていることも忘れてはいけません。

ただ、その一方で、横浜は都心へのアクセスがそこまでよいとはいえません。都心でバリバリ働く40代なら、通勤時間はなるべく短い方がいい。また、仕事やつきあいが深夜まで及ぶこともありますので、タクシーで帰宅できる圏内であることも望ましいでしょう。

そこで、横浜に迫る勢いで住みたい街ランキングで上昇しているのが、武蔵小杉です。

40代に人気の神奈川県の街「武蔵小杉」と注目の「溝の口」

まず、武蔵小杉が人気の理由は、都内の主要エリアへのアクセスのよさです。JR横須賀線利用で東京駅まで約17分、JR湘南新宿ライン利用で新宿まで約18分、東急東横線特急使用で渋谷まで約13分と、まさに忙しい40代にはピッタリなのです。

主要エリアだけではありません。武蔵小杉には東急とJRという2つの駅が隣接していますが、そこで乗り入れも含めるとなんと13路線も利用できるのです。将来的には、乗り換えなしで東海道新幹線にアクセスできるようになるという計画もあり、いずれは神奈川を代表するターミナル駅へ成長していくのも間違いないといわれています。

武蔵小杉の人気の秘密はそれだけではありません。駅を中心とした再開発で、歩道もベビーカーが楽に通れるほどの広さになったほか、商業施設「グランツリー武蔵小杉」や「ららテラス武蔵小杉」など話題の商業施設が「徒歩圏内」に次々とオープン。子育てをする40歳代の夫婦に優しい「コンパクトシティ」という様相を呈しているのです。

しかし、そのような住みたい街ランキング急上昇中の、武蔵小杉も実はここにきて、その人気が高止まりをしているといわれています。

基準地価の上昇が著しく、タワーマンションをはじめとした新築物件を含め、マンションや戸建ての価格が非常に上がっているのです。周辺と比較しても際立っています。

もちろん、それだけ「資産価値」があるということでもあるので、40歳代の家選びとしてはひとつの選択としてありでしょう。ただ、やはり将来設計を考えたとき、教育費や住宅ローンのことを考えると、そこまで家にお金をかけらないという堅実な40歳代も多く、武蔵小杉を敬遠する動きもでてきているのです。

では、神奈川の住みたい街ランキングのなかで、武蔵小杉の次に40歳代が選ぶ街はどこなのでしょか。

最有力として注目を集めているのは、溝の口です。こちらは武蔵小杉から南武線でわずか7分ということにくわえ、やはり東京の住みたい街ランキングの上位に食い込む二子玉川にも、東急田園都市線(急行)でわずか2分というロケーションということで、武蔵小杉や二子玉川を住みたい街として第一希望としていたものの、物件価格的に折り合いのつかなった40歳代のファミリーが家を構えるケースが増えているのです。

実際、溝の口がある川崎市高津区の人口は増えています。もちろん、武蔵小杉のある中原区の人口増加率には到底かないませんが、中原区はこの数年で急激にはね上がっているのに対して、高津区は根強い人気があり、じわじわと上昇しているという状態で、伸び率としては中原区をしのぐ勢いなのです。

ほかにも神奈川には、都心へのアクセスがよいとはいい難いながらも、住みたい街ランキングの上位に入る藤沢、茅ヶ崎、鎌倉、相模大野などの人気エリアが多く存在します。

40歳代という人生の節目に、自分のライフタイルに合った街を探してみてはいかがでしょうか。

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※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。