狭小住宅の魅力と注意点…土地10数坪でも格安で家は建つ!

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安さが魅力の新築一戸建て「狭小住宅」を建築・購入するうえでの注意点

このように、さまざまな魅力がある狭小住宅ですが、狭いがゆえに、購入を決める前に見ておきたい注意点もいくつかあります。

注文建築で狭小住宅を建てる場合には、2階や3階建てといった家での上下移動のこともしっかり考えて設計しないと、何かするたびに階段を上がり下がりすることになり、生活しづらくなってしまうケースもあります。

また、出入り口部分が狭く、持っている家具や大型家電が中に入れられない……などというケースも考えられます。その点も注意して設計を行う必要があります。これは建売住宅でも同様で、間取りを見て、希望の家具や家電を置けるスペースがあるのかなどといった視点で、物件をチェックしていく必要があります。

民法上、建物は隣家との敷地境界線から50センチ以上離れたところに建てなければならず、狭い土地のなかに建てた家が、さらに狭くなってしまうことがあります。ただし、隣家の所有者の承諾が得られれば50センチ以内にすることもでき、また分譲住宅の場合は、住宅が並ぶ一角全体がひとつの売り主によって建てられているため、50センチ以内になっているところが多いようです。

隣家との距離に関する注意点として、10~15年に1回は行う必要がある建物の外壁の修繕を行う際、隣家との間が狭すぎると、工事の足場を組むことができないという事態に陥ってしまうということもあります。それ以外にも、狭すぎてエアコンの室外機を置く場所がないなどということも起こりえます。

そのほかにも、住宅地における建物の高さ制限により、屋根を急勾配にしなければならないケースも多く、3階の部屋の天井が斜めになったり、逆に1階部分の床を地面よりも低くして建築している家もあります。

そして、建売3階建て狭小住宅によくあるビルトインガレージの家の場合、耐震強度の面で問題があるケースもあります。車が出入りする1階の開口部分には壁がないため、その分、強度が低くなってしまうからです。これらのことは一般の方が見てもわかりづらいことなので、専門家にも一緒に見てもらったほうがいいでしょう。

メリット・デメリットそれぞれある狭小住宅ですが、やはり都心近くに低価格で一戸建ての家が持てるという魅力には代えがたいものがあります。じっくりと研究したうえで、検討してみてはいかがでしょうか。

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※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。