「借りられるローン」と「返せるローン」の差額を計算する方法

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タグ: 住宅ローン

家を購入する際には、ほとんどの方が住宅ローンを利用しますが、みなさんは「借りられるローン」と「返せるローン」の違いをご存知でしょうか。

「借りられるローン」というのは、あなた自身が金融機関などから借り入れできる「借り入れ可能額」のことであり、そして「返せるローン」というのは毎月の家計収支(=収入-支出)のなかで、どれほどの額を借り入れしたローンの返済にあてられるかという「毎月返済可能額」のことです。

多くの方は、家を購入する際の予算として、「借りられるローン」を基準に考えます。しかし、実際には、生活をしながら無理なく毎月ローンを返済していくということが極めて重要ですので、「返せるローン」をベースに予算を考えていく必要があります。

つまり、家を購入する際には「借りられるローン」と「返せるローン」は同じではないという公式を頭に入れておくことが重要なのです。

そうなると、「返せるローン」だけでは希望通りの家が買えないという方も多いでしょう。ほとんどの方は、自分がいくら借りられるのかという「借りられるローン」を前提で予算を考えているからです。

ただ、そこであきらめることはありません。このギャップを埋めるために、「頭金」があります。

どれくらいの頭金が必要なのか、また自分たちが考えている予算の家と、買える家の間にどれくらいのギャップがあるのを知るための公式があります。大事なのは「借りられるローン」と「返せるローン」の差額を知ることなのです。

では、具体的にこの公式を用いて計算をしてみましょう。

まず、年収600万円の方が、金利3%で35年の返済期間だとして、いったいどれほどのローンを借り入れできるのかを算出してみましょう。

毎月返済可能額÷100万円あたりの返済額×100万円=「借りられるローン」

毎月返済可能額は、年収負担率がベースになります。これは年収に対して、返済額の割合を示す基準で、一般的に年収の25%以内とされています。年収600万円で年収負担率は25%として12カ月で割ると、12万5,000円という毎月返済可能額がでます。

100万円あたりの返済額というのは金利と返済額によって定められており、金利3%で35年の返済期間の場合は、3,848円となります。これを先ほどの公式にあてはめると、「借りられるローン」が約3,248万円と導き出されます。

12万5,000円(毎月返済可能額)÷3,848円(100万円あたりの返済額)×100万円
=約3,284万円(借りられるローン)

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