設計事務所からインテリアショップ、工務店まで……こだわりが大事

ライフステージ:暮らし

このところ、購入した中古分譲マンションの間取りやインテリアを自分好みに改装するリフォームが注目されています。このリフォームで望みどおりのマイホームを手に入れるためには、物件選びも大切ですが、リフォームを依頼する業者選びが大きなポイントとなってきます。

一口にリフォームといっても、物件にどこまで手を入れるかによって、その方法は大きく変わってきます。

たとえば、壁紙や床材、システムキッチン、ユニットバスなどの設備を新しいものに交換する程度のものもあれば、壁などの間仕切りをすべて取り壊して、室内をまっさらなスケルトン状態にして、室内の間取りから新しく設計し直すものもあります。

また、間取りはそのままであっても、玄関、廊下、リビング、キッチン、ダイニング、寝室、子供部屋、収納、浴室、トイレ、洗面所など、室内のさまざまな部分に手を加えたり新しい設備にしたりして、自分たちの好みや生活に合ったものにしていく場合もあります。

もし、間取りを新しく設計し直すリフォームをお望みの場合は、最初の物件探しの時に気をつけなければならないことがあります。

それはマンションの建築構造に関わるもので、その構造によって、できる工事とできない工事があるからです。

リフォーム会社、工務店、インテリア・家具専門店…業者選びの注意点

中高層マンションに多いのが「ラーメン構造」で、これは柱と梁(はり)からなる骨組みによって建物を支える仕組みです。

そのため、室内の壁は文字どおりの“間仕切り”であるため、すべて取り払ってしまうことが可能です。ちなみに、ラーメン構造の“ラーメン”は食べ物ではなく、ドイツ語で「額縁」を意味する“Rahmen”から来ています。

一方、低層マンションに多いのが「壁式構造」で、床板と壁板で建物を支える仕組みになっています。こちらは、壁が建物の構造を支えているため、取り壊すことができない壁が多く、間取りを大きく変えることが難しくなっています。

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もし、自分なりのこだわりがある室内の間取りにしたい場合は、やはりラーメン構造の物件を選んだほうがいいでしょう。

ただ、どこまでの工事が可能か、素人の目では判断できないことが多々あります。物件探しをする前にリフォーム業者を決めておいて、購入を決める前に物件を一緒に見てアドバイスをもらえば、その後の設計のアイデア出しなどをスムーズに進めることができます。

では、リフォームを依頼する業者はどのようにして選んだらいいでしょうか。

リフォームを行っている業者は、その業態によってさまざまな種類に分けることができます。中古物件のリフォームを専門に行っているリフォーム会社、設計士が運営する設計事務所、不動産会社などが運営する大手リフォーム会社、地元に根づいた工務店・設備店、さらにはインテリアや家具の専門店がリフォーム分野に進出しているケースもあります。

それぞれに得意分野や一長一短があり、どの種類の業者に依頼するかは、リフォームの際にどこにこだわりを持っていきたいかによっても変わってきます。

例えば、中古物件を専門に行っているリフォーム会社なら、実績が豊富で、ワンストップでリフォームを依頼できるのが強みかと思います。大手リフォーム会社ですと、その安心感と抱負なプランが魅力ですね。

室内の間取りから自分の好きなデザインで新しく設計し直すのなら、設計事務所に依頼すれば、自分の意見を一から取り入れたリフォームを行えるかと思います。
地元の工務店・設備店なら比較的低予算でも対応が可能で、何かあった際に迅速に対応してくれます。
また、家具やインテリアにこだわりがあり、好みのブランドのショップがリフォームも手がけているのなら、そこに依頼するというのもひとつの方法です。

いずれにしても、業者を選ぶ際には、いくつかの会社に足を運ぶことをおすすめします。見積書の記載内容の詳しさや担当者の対応が丁寧かどうか、などを見ることも重要となるからです。大切な住まいのリフォームだから、納得のいく業者を選定していきたいですね。

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※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。