【久が原】人にも街にも多くを求めない、だから“程よい”。豊かで余裕のある「久が原の暮らし」

ライフステージ:エリア
タグ: 住み替え

「カーンカーンカーンカーッ……」

やがて電車が通り過ぎ、踏切が開く。
向こうから渡ってくる女性の自転車や、男性の真っ白なスニーカーが太陽の日差しを反射させ、私の視界をキラキラとくすぐる。

この街を歩いていると、 “陽だまりの中”にいるようななんとも言えない幸福感に満たされる。
取材日はたしかに良い天気だったけど、私がその感覚を覚えた理由はきっと他にありそうな……そんな気がする。

久が原の基本情報

駅名:東急池上線「久が原」

久が原の商店街には●●●●●がない!?

久が原駅があるのは東京都の大田区。五反田と蒲田を結ぶ東横線池上線で蒲田から4駅の場所にあります。地上駅で、ホームも木製のベンチも何とも味わい深い雰囲気。

▲久が原駅の蒲田方面乗り場。こじんまりとした大きさに愛着が湧く

電車を降りて改札を抜けると、東西にそれぞれ商店街があります。環八通りに向かって西に延びるのが「久が原駅前通りすえひろ商店会」。スーパーマーケットやドラッグストア、飲食店や病院、学習塾など、さまざまなお店が揃った商店街です。

▲久が原駅前通りすえひろ商店会
▲久が原駅前通りすえひろ商店会のOdakyu OX
▲久が原駅前通りすえひろ商店会のスマイルドラッグ

そして、駅から東に延びるのが「ライラック通り久が原」。距離としてはこちらの商店街はすえひろ商店会よりも長く、住宅に溶け込むように点々とお店が並びます。

▲ライラック通り久が原
▲踏切横のベーカリー「パン小屋Hutte」と、その右隣の肉店「肉の山本」
▲生活の心強い味方、スーパーマーケット「サミット」もあります!

2つの商店街を端から端まで歩き、これなら日常生活に必要なものはだいたいなんでも揃うなと思う反面、他の街にはない独特の空気感が。その空気感の正体を考えながら商店街を歩いていると、他の街にはたくさんある「あるもの」がないような……。

▲豊富な品揃えの本屋「井上書店」
▲黒湯で有名な天然温泉も楽しめる銭湯「益の湯」(取材した2019年1月時点ではリニューアルオープンに向けて改装中でした。入りたかった……)
▲レトロな趣の理容室「しもとり」

2つの商店街をじっくり見渡して、他の街にある「あるもの」がないことにはっきり気がつきました。

スターバックス、ドトール、タリーズ……
マクドナルド、ロッテリア、モスバーガー……
吉野家、日高屋、富士そば……

この街には大手飲食チェーンのお店がひとつもありません。

見慣れたチェーン店がひとつもない久が原の町並みは、独特の一体感があり、雰囲気もおっとりおだやか。
街ゆくお店の店主同士が笑顔で挨拶を交わしている様子が印象的で、喧騒という言葉とはかけ離れた空気が流れています。

ライフステージ: エリア
タグ: 住み替え

※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。