【あざみ野】JOURNAL
 幅広い視点を提示する、先進的な体験型ギャラリーへ

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東急田園都市線あざみ野駅至近の「横浜市民ギャラリーあざみ野」では、子どもから大人までが関わることのできるアートプログラムを展開しています。誰でも参加できるワークショップの人気の秘密と、アート体験が地域にもたらすものについてレポートします。


駅を降りて目に入るのは、若者御用達のファストフードではなく、落ち着いた佇まいのコーヒーチェーン。2019年3月末にオープンしたばかりの駅直結の施設、「etomoあざみ野」では、ゆったりと午後のティータイムを楽しむ人々。田園都市線沿線らしい落ち着いた雰囲気を醸し出すあざみ野駅、そこから徒歩数分で「横浜市民ギャラリーあざみ野」に至ります。

展示室に収まりきらない体験型ギャラリー

複合施設「アートフォーラムあざみ野」の中に「男女共同参画センター横浜北」と「横浜市民ギャラリーあざみ野」がある。
2018年の「あざみ野こどもぎゃらりぃ」の展示風景。
© Masanobu Nishino

「横浜市民ギャラリーあざみ野」のスケジュールは、市民による展示や学芸員による企画展をはじめ、ワークショップやコンサート、キッチンカーの移動販売やマルシェまで、多彩なイベントでぎっしり埋まっています。そのラインナップは、既存のギャラリーという枠に収まりきりません。

「私たちは、展示室に美術品を展示することだけにこだわらず、人の営み自体を“アート”であると捉え、幅広い事業を行っています。たとえば『あざみ野カレッジ』というプログラムでは、横浜のブランド梨『浜なし』の農園にピクニックに行って、農業の苦労話などを伺いながら、梨園にシートを敷いて、もいだ梨を食べるというツアーを行いました。そんな、幅広い“アート”の体験を通じて、地域の人々に、生活に潤いを感じてもらえたり、色々な社会課題を意識してもらえたりすればいいなと思っています」とは、館長の森井健太郎さん。

横浜市民広間演奏会のメンバーや地域住民が出演する「ロビーコンサート」。

森井館長が言うとおり、ギャラリーの企画には、市民が体験できる参加型プログラムが豊富です。たとえば大人向けの「市民のためのプログラム」では、プロの作家を講師に招き、写真や陶芸、クロッキーや水彩画など数回にわたって学ぶことができます。また、「子どものためのプログラム」では、年齢に合わせた工作やお絵かきやコーラスなどを、プロの講師が指導してくれ、本格的にアートの楽しさに触れることができるのです。

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