【青葉台】COLUMN
 「寺家ふるさと村」で見つける、食とアートと田園風景

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東急田園都市線青葉台駅近隣に残った、昭和中期を思わせるのどかな田園風景。アーティストやものづくりの担い手を引きつけるこのエリアに、カフェを併設したギャラリーがあります。青葉台の人と風土が育んだ、地元密着型のアートシーンをご紹介します。


東急田園都市線の青葉台は、急行で渋谷まで約25分というアクセスの良さに加え、7棟からなる商業施設「青葉台東急スクエア」が駅を取り囲むように建っていて、買い物にも便利な街です。洒落たショップやカフェも多く、たまプラーザや二子玉川ほどの派手さはないものの、駅周辺には洗練された雰囲気が漂っています。

とはいっても決して気取った街というわけではありません。駅から南北に延びる商店街には、個人商店や安売りスーパーが軒を連ねており、ちびっ子が遊べる遊具を備えた公園もあります。ひとことでいうなら、都会すぎず田舎すぎず、ちょうど良いバランスがとれているところが、この街の魅力といっていいでしょう。

奇跡的に残った都会の中の田園風景

青葉台には自慢できるものが、もうひとつあります。それは自然の豊かさ。じつは、青葉台の住宅街を抜けた先には、まるで昭和中期の田舎町にタイムスリップしたかのような懐かしい農村風景が広がっているのです。駅前から路線バスで10分ほどの場所にある「寺家ふるさと村」(青葉区寺家町)がそれ。見渡す限りの田園風景のなかに里山、谷戸、農業用ため池、水車小屋などが点在する景色を初めて見た人は、「ここはホントに横浜市内?」と目を疑うはず。

寺家町が開発されずに昔のままの姿を留めているのには理由があります。ここは緑地保全と農業による地域活性化を目的とした横浜市の“ふるさと村事業”の第一号に1987年に指定されたエリア。地主さんの協力のもと、農地の住宅地への転用が規制されたことで、貴重な自然景観が守られることになったようです。

その後2000年代に入ると、のどかな環境に魅力を感じたアーティストや工芸家たちが工房やアトリエを構えるようになり、現在は絵画・陶芸・彫刻・版画・ガラスなどの工房が15軒近く点在する、ものづくりの村ともなっています。

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