【藤沢】COLUMN
 海と山と空の間に。食材と人が出合う天空のカフェ

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神奈川県南部の海辺の街、いわゆる湘南エリアで最大の人口を持つ藤沢市。観光地として愛される江の島や波乗り文化の中心地である鵠沼海岸、辻堂海岸など、“海“のイメージが強い藤沢市ですが、この春、海と空、山を一望するロケーションに登場したカフェが話題を呼んでいます。地元の食材と各地の旬を巧みに合わせた料理で、人の縁をつなぐという「3+3 CAFE」をご紹介しましょう。


古くから東海道の宿場町として栄え、旅人と物資が行き交う交通の要衝であった藤沢市。現在は、JR湘南新宿ラインや小田急江ノ島線など4線が利用でき、東京駅や渋谷駅、新宿駅などの主要駅間を乗り換えせずにアクセスすることができます。相模湾に面した海岸線をもつ一方で、北部には農地が広がり、また、県内随一の飼育数を誇る養豚も盛ん。そう、藤沢市は海山の幸に恵まれた土地なのです。

目指すカフェは藤沢駅北口から徒歩約13分、市の公共施設である「Fプレイス」内にあります。「ここでいいのかな」と訝しく思いながら施設のエレベーターを降りると、そこには空とひと続きのような開放的な空間が広がっていました。
「大きな看板を出していないですし、公共施設内であることもあり、半信半疑でやってこられるお客さまは、みなさん驚かれますね」
店長の常盤木将志さんが温かく迎えてくれました。

テラスに出てみると、南に江の島を浮かべた太平洋、西には美しい丹沢の山並み、その奥には富士山の素晴らしい山容を一望できます。「天空のカフェ」と呼ばれる所以は、このすばらしい展望にあるのでしょう。

テラスからは江の島と相模湾も一望できます。

それにしても、「3+3 CAFE」とは変わった名前です。どんな意味があるのでしょう。
「3+3は6。この6という数字から想像をめぐらせました」
藤沢の産業の起点となる「Fプレイス」の6階に位置すること、藤沢はかつて、東海道五十三次の6番目の宿場町であったこと……。そして「3+3」には、産地と産地を、食を通じて結ぶこと、ここに訪れる人と人を食でつなげること――そんな願いがこめられているそうです。

海風が心地いい、明るい店内。

「公共施設に民間の飲食店が入ることは、全国的にも珍しいそうです」と常盤木さん。藤沢市にとっても新しい取り組みではありますが、地元に根付いた運営がなされることを期待して、この地で30年近く飲食業を展開するヨンドングループに白羽の矢が立ったそう。
「そうした経緯から、藤沢の街に還元できること、民間の飲食店である自分たちだからできることを提案したいという思いが、このカフェの根底にあるのです」

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