【月島】COLUMN
 高層ビルのお膝元で見つけた「江戸」。箸職人の小さな工房へ

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未来的な高層マンションが建ち並ぶ一方で、古い漁村のたたずまいが残る――東京と江戸が交差したような、都営大江戸線・東京メトロ有楽町線月島駅界隈。そんな風情あふれる街の一角から、微かに聞こえる刃物の音……。創業300有余年、江戸漆塗りの技を受け継ぐ「漆芸中島」を訪ねました。


タイムスリップしたかのような古い街を歩いていくと、掘り割りで釣り糸を垂れる男性が。その脇を抜けて瀟洒な橋を渡ると目指す工房が目の前に現れました。開け放った扉からは、小気味よいカンナの音が聞こえてきます。

朱塗りの高欄、石造りのアーチが美しい佃小橋。

笑顔で迎えてくれた中島泰英さんは、江戸時代中期、徳川吉宗の治世に創業した「漆芸中島」の11代目にして、「東京都知事賞」「優秀技能賞」など数々の受賞歴を誇る伝統工芸士。店舗を兼ねる工房には、南国の花のような、使いこまれた革製品のような、甘い匂いが漂っています。
「これが黒檀の香りだよ」

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