分譲マンションを買うVS賃貸マンションで家賃を払う、どっちがお得?

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マンション選びの際に悩むのが「分譲マンションを購入するか、それとも賃貸マンションにするか」という点でしょう。実は同じ物件に40年、50年と住み続ける場合、住宅にかかる費用の総額にはあまり差がないと言われています。しかし、「お金が必要なタイミング」が、分譲マンションと賃貸マンションでは異なります。

マンション購入・入居にかかる費用

分譲マンションを、住宅ローンを組んで購入する場合、物件購入費用の3割程度の頭金、その他の諸費用として5%~8%程度の資金を準備できるのが望ましいでしょう。
そして購入・賃貸の両方に言えることですが、住宅関連費の支払い(駐車場代も含む)を「年収の20%以内」に抑える計画を立てましょう。住宅ローンの契約をする場合「返済負担率(年収に対する年間返済額の割合)」に関しても審査がありますので注意してください。

いっぽう、賃貸マンションに入居する場合は、敷金(家賃1カ月分)、礼金(家賃2カ月分)、仲介手数料(家賃1カ月分)などがかかります。

住宅ローンは返済が終わる時期が来る

分譲マンションを購入すると、住宅ローンを毎月支払うことになりますが、返済期間が過ぎると支払いの必要はなくなります。ただし、分譲マンションの場合は、住んでいる期間中に物件の修繕やリフォームが必要となった場合は、貯蓄などからその費用を捻出していく必要があります。たとえばシステムキッチンの入れ替えには100万円~150万円、システムバスの入れ替えには50万円~150万円などの費用がかかります。他にも給湯器の寿命や内装の劣化などが始まりますので、おおむね10年に1度、支出があると考え、費用の準備をしておきましょう。
その他に、マンションの共用部分の修繕などにあてられる管理費・修繕積立金の支払い、そして固定資産税・都市計画税も支払いがあります。なお、購入から10年間は、住宅ローン控除を受けることができます(2016年1月27日現在、今後法改正の可能性もあります)。

賃貸マンションの場合は毎月の家賃、更新料(2年に1度)を支払い続けることになります。入居時以外には、更新料を除いてはまとまった支出が必要ないのが賃貸マンションのメリットです。

なお、入居後数年以内に、契約者に万が一のことがあった場合についても考えておきましょう。住宅ローンの利用は団体信用生命保険への加入が前提となっているため、契約者が亡くなった場合や、高度障害の状態となった場合は、その後の住宅ローンの支払いを心配する必要がなくなります。いっぽう、賃貸マンションの場合、契約者が高度障害の状態となっても、家賃などの支払いを続けなければなりません。

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※本記事は記事執筆時点での情報に基づいています。