1. リアルプラン
  2. REAL PLAN NEWS
  3. No.122
  4. 東京ドームシティ - 小石川 PAST AND PRESENT

「心が動く、心に残る。」をコンセプトにリニューアル

東京ドームシティは聖地の集合体である。プロ野球(東京ドーム)、格闘技(後楽園ホール)、ヒーローショー(シアターGロッソ)をはじめ、現在は2.5次元舞台、コスプレなどの聖地にもなっていることをご存じだろうか。それ以外にも、コンサートでの感動やアトラクションでの絶叫など、多くの人々がこの地で大切な思い出を心に刻んできた。一方で、「各コンテンツの印象が非常に強いため、東京ドームシティ全体を『街』として認識していただいていない」と株式会社東京ドーム 常務取締役 大川大作氏は分析する。

同社が「街」を意識するようになったのは、2000年「東京ドームホテル」を開業した頃に遡る。2003年「後楽園ゆうえんち」をフリーゲート化し「東京ドームシティ アトラクションズ」に改めたのも遊園地から街へと変わるためだった、と大川氏は振り返る。従来は目的別に動線が分かれていたが、フリーゲート化により多様な人々が空間を自由に行き来し、混ざり合うようになった。同年新設された商業施設「LaQua」は女性客を引き寄せ、2000年代以降、エリアを訪れる人はいっそう多様化した。

そのLaQuaの20周年に向け、大川氏が中心となって東京ドームシティとして初めて全体のブランディングを本格的に実施。2023年1月、「心が動く、心に残る。」というコンセプトともに新しいロゴが発表され、同時に2024年までのリニューアル計画も明らかにされた。その中のLaQuaにおける個室サウナ「Sauna Lounge Rentola」等の新設や、フードゾーン「DELI&DISH」の新設を2023年春に実施。今後は日本サッカー協会の「サッカー文化創造拠点」、吉本興業の新劇場「IMM THEATER」のオープン、デジタルサイネージを活用したランドスケープの刷新などが続く予定である。

読者の中には長く東京ドームシティを訪れていない人もいるだろう。大川氏はそんな人こそぜひ足を運んでほしいと言う。「我々はいつも最先端のエンターテインメントを届けています。久しぶりに来場されると今という時代を感じていただけるでしょう」。この夏開催のお化け屋敷「呪いの硝子窓」や伊沢拓司率いるQuizKnockによるクイズイベント(9月24日まで)は暑気払いにもうってつけだ。気軽に「心が動く、心に残る。」体験をしてみよう。

「DELI&DISH」にはスイーツ、パン、総菜など、26の人気店が集結。帰宅途中に立ち寄る近隣住民も。

スパ ラクーアに新設された女性専用岩盤浴スペース「琥弓洞(こきゅうどう)」。七宝石、ブラックシリカを使用し、ゲルマニウムやマイナスイオンの効果が期待できる。

プライベートサウナ「Sauna Lounge Rentola」の個室は1~2名用と1~4名用の2タイプ。個室利用時間(100分/120分)の終了後2時間までパウダールームや専用ラウンジを利用でき、ゆったりとくつろげる。

長さ100m以上のデジタルサイネージに囲まれた芝生広場を新設する予定。災害時には避難情報等の発信に活用される。

東京ドームホテルは2023年春、39~41Fをエグゼクティブフロア、35~38Fをプレミアムフロアに刷新。写真はエグゼクティブフロアの客室。出張やワ―ケーションでの長期滞在を想定し、働きやすさも考慮されている。

協力・画像提供:株式会社東京ドーム
(文京区後楽1-3-61 Tel. 03-5800-9999

株式会社東京ドーム 常務取締役 イノベーション推進本部長 大川 大作 (おおかわ だいさく) (おおかわ だいさく)

1990年代より「ルナパーク'98 LOVE NIGHT」(プロデュース:藤井フミヤ)はじめ数々の伝説的なイベントを手がける。シティのブランディングを担当。

株式会社東京ドーム 常務取締役 イノベーション推進本部長 大川 大作 (おおかわ だいさく) (おおかわ だいさく)

大川 大作
大川 大作

1990年代より「ルナパーク'98 LOVE NIGHT」(プロデュース:藤井フミヤ)はじめ数々の伝説的なイベントを手がける。シティのブランディングを担当。

リアルプランでは、皆様の資産の将来を見据えた資産形成のお手伝いを致しております。

  1. リアルプラン
  2. REAL PLAN NEWS
  3. No.122
  4. 東京ドームシティ - 小石川 PAST AND PRESENT

小石川エリア全体MAP

REAL PLAN NEWS No.122 掲載

モーダルを閉じるアイコン
ページ最上部へ移動するボタン