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「築地」から移転…新市場オープン予定の「豊洲」が最注目株!

40歳代ともなると、住まい選びのポイントも30歳代とは異なってきます。仕事も安定し、配偶者や小学生以上の子どもを持つかたもいるでしょう。

では、このような40歳代の人たちは、東京のどのような街に住みたいと望んでいるのでしょうか。

30歳代、40歳代といった年代別に調査を行った“住みたい街”ランキングというのはないようですが、それに近いデータがあります。リクルート住まいカンパニーが毎年行っている「みんなが選んだ住みたい街ランキング」の2016年関東版は、関東在住の20〜49歳という調査対象者を「シングル」「DINKS」「ファミリー」の3つのライフステージに分けたランキングも公表しています。そのうちの「ファミリー」は、ほぼ40歳代に当てはまるものと思われます。

その「ファミリー」世代のランキングを見ると、吉祥寺、武蔵小杉、自由が丘、恵比寿、二子玉川といった上位は、総合ランキングと顔ぶれが大きく変わりません。

ですが、その順番をよくみると、「シングル」や「DINKS」および「総合」で1位となっている恵比寿が4位に落ち、その代わりに都心からはやや離れているものの、交通や買い物に便利ながらも落ち着いた住環境を持つエリアが上位に入っていることがわかります。

また、総合ランキングではベスト10に入っている池袋、新宿といった繁華街が圏外に落ち、東京まで1時間近くかかる鎌倉がランクインしていることも、特徴的です。鎌倉は周囲に自然が多く静かな環境が多くあり、海も近いことから、子育てにはピッタリと考える人も多いからでしょう。

これもやはり、20歳代、30歳代という自分のライフスタイルも比較的重視する世代とは異なり、家族との暮らしのことを考えた40歳代らしい選択だといえます。

ファミリー向けでアクセスよし……40歳代に人気の東京の住みたい街

そんな40歳代ファミリー層から大きな注目を集めているのが、東京都江東区にある豊洲。東京湾に面し、築地市場の移転により、豊洲市場が2016年11月にオープン予定となっており、さらには2020年の東京オリンピックで数々の競技会場が設置されることで、不動産業界でも話題となっているエリアです。

豊洲はかつて、工場が多く立ち並ぶ地域でしたが、いまでは区画整理や大規模開発が進み、高層マンションや大型商業施設が並ぶエリアとなっています。

前述のランキングでも、「総合」では30位ですが、「ファミリー」では23位にアップ。さらに、「今後、地価が値上がりしそうと思う街(駅)ランキング」では武蔵小杉に次いで2位となっています。つまり、多くの人が豊洲の将来性に注目していることがうかがえます。

地下鉄有楽町線で有楽町まで7分という都心へのアクセスのよさにもかかわらず、不動産物件の坪単価がほかのエリアに比べると低めです。

そしてここ数年で新築マンションが数多く建てられ、すぐ近くには大型ショッピングモール「ららぽーと豊洲」もあることから、東京の新興住宅エリアとしてファミリー層の間で人気を集めています。

また交通の面では、東京オリンピックに向けて都心と臨海部を結ぶ環状2号線の建設が進められており、その環状線にバス専用レーンを設けてBRT(バス・ラピッド・トランジット)を走らせる計画も合わせて進んでいます。

現在の予定では、2019年に一部のルートが開通し、その後、順次新たなルートが開通していくことになっています。BRTはバスとはいえ、バス専用レーンを走るため渋滞知らず。これが完成すれば、豊洲から都心に出るルートがまたひとつ増えるため、さらに交通の便がよくなります。

新しくできた街で子どもとともに暮らしていく。豊洲は家族を持つ40歳代の人たちにとって理想的な場所のひとつといえるかもしれません。

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