約38万円 ゆとりある老後資金(月額)

不安のないシニアライフを送りたい!

住み替えによりシニアライフを不安なく暮らすためには、「現状の収支状況と金融資産」を把握し、「住み替えにかかる費用」をチェックすることがポイントです。

「収支状況と金融資産」を把握しよう

一般的に、豊かなシニアライフを送るために必要な金額は、夫婦2人で月額約38万円とされています(※1)。ところが平均的サラリーマンの公的年金は2人合せて約22万円。つまり16万円も足りません。生活レベルを維持しながら暮らすには、預貯金で補填するなど、収支のギャップを埋める必要があります。
※1:ゆとりある老後資金との差額
ゆとりある老後資金との差額
※ 総務省・家計調査年報/2010(平成22)年

「住み替えにかかる費用」をチェックしよう

住み替え先として考えられるマンションや有料老人ホームに必要な費用は、数百万円から数千万円かかることがあります。さらに住み替え後のランニングコストや生活費を含めると、手持ちの金融資産では足りない可能性もあるでしょう。住み替え費用の目安を予め計算し、「どの程度の金額なら準備できるか」確認することが大切です。

日本人が最も多く保有する資産は不動産資産!

「不動産資産(宅地資産)」は日本人の保有資産の中の55.5%と、最も多く占めているのだそうです(総務省の調査より)。住み替え費用が手持ちの金融資産の範囲に収まらない場合は、自宅など「不動産資産の活用(売る・貸す等)」を検討することもできます。

3,000万円 自宅売却時の特別控除における最高金額 3点 シニアの住み替えでおさえるべきポイント