30.1% 子供と同居を望んでいないシニア

60代のシニアは子どもとの同居を望む? 望まない?

60代のシニアは、将来に向けて子どもたちとの同居をどのように考えているのでしょう。内閣府の「2010(平成22)年度・高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果(60~64歳を対象)」に参考となるデータがあります。30.1%。これは、子どもとの同居を考えずに別居を希望するシニアの割合で、最も多くを占めています。「わからない」と答えた方を合わせると6割に上り、60代前半の多くがリタイア後も夫婦二人で暮らすことを望んでいるようです(※1)。

※1:将来子供と同居・別居どちらを希望するか
将来子供と同居・別居どちらを希望するか
※内閣府「2010(平成22)年度・高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果(60~64歳を対象)」

夫婦の時間を楽しむ住まいをリフォームで実現!

親子が同居するファミリータイプの住まいから、夫婦の時間を楽しむ住まいへ。子どもたちが独り立ちし夫婦二人だけの生活が始まると、当然部屋数も少なくて済むようになります。6畳の2部屋を12畳の1部屋にするなど、子育て時代には実現できなかった開放感ある住空間を手に入れられるので、リフォームはシニアライフを充実させるためのポジティブな手段のひとつでしょう。

吹き抜けの空間や2階を取り払った平屋なども夢じゃない!

2階のフロア部分を取り除いて伸びやかな吹き抜け空間を演出したり、2階のすべてを取り払いコンパクトな平屋にしたり、シニアのリフォームにはファミリータイプでは叶えられなかった好みの空間も実現できそうです。平屋にした場合、2階へ昇る階段が不要になるため、転倒落下の心配もなくて安心です。

「減築」リフォームで夫婦が快適に暮らせるシンプルな住まいを

リフォームは、好みの空間や安全面だけでなく、部屋数や床面積が減ることによって、掃除など家事の負担が軽くなるといったメリットも生まれます。有効活用されていない部屋を潔く省く「減築」するリフォームは、夫婦にとって安心して快適に暮らせるシンプルな住まいをもたらすことでしょう。

3点 シニアの住み替えでおさえるべきポイント 23.3年、28.6年 60歳男女の平均余命