未来レンズ
少し先の未来を探して、日本列島を縦断する「僕」。
学校、公園、住宅、交通、食、医療など…全国各地ですでに始められている未来の暮らしを見つけて、生まれ変わるニッポンを覗いていきます。
過去の放送
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新潟県南魚沼市「バイオマスレジン南魚沼」生育不足により廃棄となったお米や、日本酒造りで出てくるお米の屑などの非食用米を原料とし、そこに石油系の樹脂を練り込むことで誕生したプラスチック「ライスレジン」。おもちゃ、オカリナ、食器などの商品がつくられている。
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福岡県北九州市「スターフライヤー」北九州空港から飛び立つ飛行機「STARFLYER」内で、プラネタリウムを鑑賞するツアー「Starlight Flight」。世界一小さなプラネタリウム投影機「MEGASTAR CLASS」を使用し、機内に満天の星空をつくり出す。
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岩東京都港区「株式会社イノカ」水槽ビジネスなどを手がける会社が行っている、都内のオフィスビルでサンゴを育てるプロジェクト。1年前に沖縄からサンゴを運んできて、水質や生態系、照明環境などを調整し、沖縄の海を水槽内で再現している。
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岩手県北上市「北良株式会社」災害が起こった時にすぐに使える移動型仮設住宅「レスキューブ」。従来の仮設住宅は水道を引くのに時間がかかったが、この家では200Lの水を循環させて使い回しが可能。
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京都府宇治市「京都大学 宇治キャンパス」環境省や京都大学を中心とする22の研究機関・企業によって生み出された、木から造られた車。伐採した木材から取り出した新素材「セルロースナノファイバー」を使用し、ボディやドアはもちろん、内装やルーフガラスにも応用。
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神奈川県川崎市「株式会社 熱源」かつて防空壕として活用されていた場所を、建築業の経験を生かしてキクラゲの屋内栽培所として再生。温度や水分を調節することで、1年を通してキクラゲを収穫できるようになった。
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東京都千代田区「麹町郵便局」周辺状況を認識し、自律的に目的地へ移動する配送ロボット「DeliRo」。6台のカメラと2つのセンサーを搭載しており、実際の映像と事前に読み込んだ3Dマップとを照らし合わせながら走行する。
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千葉県市原市「市原市総合防災センター」コンビナート火災のように、人が近付くのは危険な現場で活躍してくれるロボット消防隊「スクラムフォース」。飛行型偵察ロボット、走行型偵察ロボット、放水砲ロボット、ホース延長ロボットの4台が連携し、消火活動を行う。
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東京都大田区「羽田イノベーションシティ」最先端の技術を研究する会社が集まってつくられたイノベーションシティ。東京ドーム3.5個分の広大な敷地で運搬ロボット、案内ロボットなど、様々なロボットの実証実験が行われている。敷地内には、日本初の自動運転バスが走行。
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富山県氷見市「氷見漁港」食用時や加工する時に捨てられていた魚の皮をなめして作る魚の革、「フィッシュレザー」。塩漬けにして水分をとり、乾燥させた上で漂白。柿などに含まれている渋み成分・タンニンを浸透させ、しなやかで強い革にするためになめしていく。
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東京都新宿区「東京女子医科大学先端生命医科学研究所」外科医の負担を減らす最先端スマート治療室「SCOT(Smart Cyber Operating Theater)」。赤外線センサーと電気メスを連動させ、モニターには手術の進行状況をリアルタイムで表示。
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佐賀県唐津市「名護屋城跡」豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点となった名護屋城。今は石垣しか残っていないこの場所にタブレットをかざせば、420年前の景色が3Dで蘇り、その風景の中を散策できるVRシステム。
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山形県鶴岡市「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」2018年に完成した、米どころ庄内平野の水田の上に浮かぶように建つ木造ホテル。水田と連なる水盤をつくり、まるで田んぼの中に建てられたかのような建築を実現。
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東京都中央区「株式会社 内田洋行」多様な学習形態を実現する未来の学習空間「FUTURE CLASS ROOM」。ICT(情報通信技術)を活用した電子黒板を使うことで、遠隔地をつないだ授業が可能に。
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東京都江戸川区「ダイエー イオンフードスタイル船堀店」樹脂のフィルムを使い、食品をその形に合わせて真空状態にする包装技術「スキンパック」。食品を空気に触れさせないことで消費期限を延ばし、食品ロスの軽減にもつながっている。
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石川県加賀市「ジャパンドームハウス」木材、鉄、コンクリートに次ぐ第4の素材「発泡ポリスチレン」で造られた住宅。発泡スチロールを高密度に圧縮し、優れた断熱性やクッション性を持ち、水に強く、特殊加工により耐火性も備える。
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神奈川県川崎市「川崎市中央卸売市場 北部市場」磁石、電磁波、冷風の3つの力を融合させた次世代の急速凍結技術「プロトン凍結」。食品の細胞破壊を最小限に抑え、通常の冷凍だと解凍時に液体が発生しやすい繊細な魚介類も冷凍保存が可能。
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石川県能美市「小松マテーレ fa-bo」世界的建築家・隈研吾がデザインを手がけ、強度が鉄の10倍で重さは6分の1という炭素繊維複合材「カボコーマ・ストランドロッド」を耐震補強材として使用した建築。
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石川県輪島市「有限会社 ファーマー」田んぼの上を飛行して撮影を行い、稲の生育状況を分析するAI×ドローン。近赤外線カメラを使い、葉の色で成長ぶりを判断。肥料が足りない地点を検出し、ピンポイントで肥料を散布することができる。
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岡山県岡山市「岡山理科大学 生命動物教育センター」山本俊政准教授が生み出した、海水でも淡水でもない第3の水「好適環境水」。海水魚が生きるために必要最低限の成分だけを残したこの水を使えば、海水魚と淡水魚の同時養殖が可能。
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東京都江東区「SAGAWA Xフロンティア」国内最大級、24時間稼働の大規模物流センター。自動充電・自律走行する棚搬送ロボット「EVE」は総重量500kgまで運搬が可能。
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東京都新宿区「SECURE AI STORE LAB」事前登録しておけば、顔認証で入店・キャッシュレス決済ができる無人店舗。商品が手に取られた回数、配置による売上などもデータ化し、マーケティング情報となる。
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埼玉県越谷市「越谷市農業技術センター」通常は土耕栽培で作られるメロンを、IoTを活用して水耕栽培で作るシステムにより、土の畑では1株から2~3個しか穫れなかった実が30個以上も収穫できるように。
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東京都墨田区「錦糸町駅南口機械式自転車駐車場」地上にはコンパクトな入出庫ブースがあるのみ、地下13メートル、ビル3階分の深さに228台の自転車を収容できる。約10秒で自転車の出庫が可能。
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岩手県西磐井郡「平泉文化遺産センター」世界遺産・平泉の地をVRスコープで覗くと、歴史ある建造物がCGで復元され、平安時代にタイムスリップしたかのような体験ができる新しい観光システム。
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静岡県富士宮市「富士山世界遺産センター」逆さ富士をイメージした建物の内部が展示棟になった施設。螺旋状のスロープを上っていくと、壁面には富士登山道の美しいタイムラプス映像が投影され、富士登山をバーチャル体験できる。
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東京都千代田区「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」映画館だった有楽町マリオンの9階にオープンしたプラネタリウムドームシアター。臨場感や没入感が高いデジタルドーム映像により、従来の星より2.5倍も明るく、本物の星空さながら。
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東京都新宿区「FABRIC TOKYO STAMP・新宿マルイ店」事前に登録&予約すると利用できる、完全無人店舗。計測したデータを元に希望のカラー・型を選んでスマホから注文すると、約3週間で体にピッタリのオーダーメイドジーンズが届く。
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東京都豊島区「FIRST AIRLINES 池袋国際空港」まるで飛行機の中にいるような空間で、世界旅行の体験を味わえるバーチャル航空施設。ファーストクラスさながらの最高級シートに腰掛け、窓外の景色はプロジェクションマッピング。
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埼玉県深谷市「サンライズFUKAYA工場」コンクリートや鉄、ガラスなどが持ち込まれる産業廃棄物処理工場に、AI搭載の分別ロボットを導入。ゴミの種類を学習し、AIで復習。作業精度をどんどん上げていくことができる。
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東京都中央区「tricca銀座」
様々な情報表示やスマートフォンとの連携ができる、美容院向けのスマートミラー。カット前には髪型を選ぶためのヘアカタログを表示、客の顔に髪型やヘアカラーの仕上がりのシミュレーションができる -
静岡県富士宮市「朝霧メイプルファーム」富士山の麓、朝霧高原で成牛の飼育をしている牧場。牛の首にバンド状のIoTセンサーを装着し、食事や反芻、飲水回数などの行動をデータで管理している。
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栃木県那須町「アートビオトープ那須」
那須高原の自然の中に佇むホテル。その敷地には、4年の月日をかけて人工的に作られた大小160のビオトープ(池)が点在する。 -
和歌山県有田郡「有田川町地域交流センター」すべての本にICタグが取り付けられ、借りたい本を持ってゲートを通過するだけで貸出し手続きが完了する「ウォークスルー型図書自動貸出システム」。
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東京都北区「赤羽台団地」古い団地をリノベーションし、IoTやAIを取り入れたスマート住宅に。住人の生活パターンに合わせてカーテンが自動で開閉し、照明が変化。天井に取り付けられたセンサーが室温や体温をチェック。
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東京都港区「品川プリンスホテル」品川プリンスホテルNタワーのフロントで働く可愛いホテルマン、ハリー。自らエレベーターに乗って行き先階を指定し、お客様が待つ部屋へ物を届ける自律走行型デリバリーロボット。
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岡山県美作市「上山集落」山間地域にあり、棚田が広がる。住民の高齢化が進み、急勾配の棚田への行き来に苦労していた。そこで、新たなモビリティとして取り入れたのが、セグウェイと一人乗りの電気自動車。