タワーマンションでの暮らしを想像したとき、共用施設の豪華さや充実さ、眺望のよさ、セキュリティの高さなどに魅力を感じる方が多いのではないでしょうか?また、人気が高いため、低層マンションに比べて中古マンションでも高値での取引が期待できる点も魅力です。
内装についても魅力的なものが多く、タワーマンションならではの間取りや窓の大きさといった特徴から、モデルルームのように広々としたおしゃれな物件もあります。さらに購入後、部屋のレイアウトを考えることで、内装をより豪華に見せることができますよ。
そこで今回は、タワーマンションの内装の特徴と、その特徴を生かす部屋のレイアウトをご紹介します。
まずは、タワーマンションの内装の特徴について、以下で詳しく見ていきましょう。
タワーマンションは多くの場合、大きく開放感のある窓が取り付けられています。大きな窓には、室内の閉塞感を減らし、部屋を広く見せてくれる効果があります。
加えて、大きな窓がもたらす眺望のよさも特徴です。立地によっては、海や山などの広大な自然や、夜景を一望することができます。東京都内のタワーマンションの場合、東京タワーや東京スカイツリーといったランドマークが見えることもあります。
採光・保温の面でもメリットはあります。窓が大きいと日光を効率よく取り入れられるため、自然光により室内を明るく、冬は暖かく保ちやすくなるのです。
タワーマンションは、低層マンションに比べてリビングが広く、天井が高い傾向にあります。リビングルームの広さが十分にある場合は、部屋のレイアウトを決める際に、通常の部屋と比べて、大きな家具を置くことができたり、配置の選択肢も広がったりします。加えて、家具同士の間隔を十分に保つことができ、ゆとりのある空間を演出することが可能です。
一方、天井が高いことで、同じ床面積の部屋であっても、より広々した空間と感じられる効果が期待できます。天井が高いと、より大きな窓を取り付けることができるため、先ほど触れたように、日光が入りやすく、明るく開放感のある部屋を演出できます。加えて、シャンデリアのような大型の照明を付けることが可能になるため、照明にこだわることで高級感のある部屋を作ることも可能でしょう。
多くのタワーマンションの浴室やキッチンは高級感のある造りになっています。これに加えて、十分な広さもあり、動線や収納スペースにゆとりのある物件が多数あることが特徴です。
タワーマンションの広さを生かして、壁から独立しているアイランド型のキッチンを導入している物件もあります。また、竣工前の物件を購入する際は、キッチンの高さを変えられる場合もあり、自分にとって使いやすい仕様に変更できることがあります。料理をする頻度の高い方は、キッチンの仕様変更についても購入前に確認してみることがおすすめです。
ここまでは、タワーマンションの内装の特徴についてお伝えしました。内装自体の魅力が多いタワーマンションですが、購入後にインテリアのデザインや配置にこだわることで、部屋により高級感を持たせ、洗練された雰囲気を作ることが可能になります。続いて、タワーマンションのインテリアを考えていくうえでのコツを詳しく見ていきましょう。
タワーマンションに置く家具は、背丈の低いものがおすすめです。背丈の低い家具で室内をレイアウトすることで、対比的に部屋の上部に広い空間を確保できるため、開放的なリビングの設計を生かすことができます。たとえば、フロアソファであれば座高が低いため、部屋を広々と見せることができるでしょう。
逆に背丈の高いインテリアを置いてしまうと、圧迫感が増し、部屋が狭く見えてしまうことも考えられます。また、窓の近くに背丈の高い家具を置くと、視界が遮られ、窓から見える開放的な眺望を楽しむことができない恐れもあります。
高さのある家具をどうしても置く必要がある場合は、部屋の入口付近や角に配置するといった工夫をするとよいでしょう。
間接照明を取り入れることで、高級感のある部屋となり、ホテルのような雰囲気を演出することができます。間接照明の色を柔らかいものにすることで、シーンによって落ち着いた空間を作ることができますよ。
タワーマンションの眺望の良さを楽しむために、カーテンを工夫するのもおすすめです。レースカーテンといった薄い素材を用いることによって、日差しをある程度遮りながら、外の景色を楽しむことができます。
また、あえてカーテンを付けないという選択肢もあります。タワーマンションの高層階で、周りに建物がない場合、周りの目を気にする必要がないためです。外の景色が見えることで、部屋が広く見え、より解放的に感じられるでしょう。
机と椅子を窓側に向けて配置することで、食事を取る際にも景色を楽しむことができます。非日常感を味わえ、ホテルライクな暮らしをかなえることができますよ。「眺望のよさ」という、タワーマンションならではの特徴を生かせるようなインテリアレイアウトを考えてみましょう。
本記事では、タワーマンションの内装に焦点を当てて解説しました。タワーマンションの物件は、開放感や高級感を楽しめるようにデザインされたものが多くあります。さらに購入後の工夫次第でも、広々とした空間を演出することが可能です。これらのポイントを押さえたうえで、物件選びやインテリアの計画を進めていきましょう。
内装を考えるときに、タワーマンションならではの「眺望のよさ」をどう生かせるかという視点も重要です。そのため、物件選びの際には単に内装を見るだけでなく、物件の立地条件を踏まえ、窓の外にどのような景色が広がっているのかを確認するのがよいでしょう。
タワーマンションからの景色は、所在するエリアによって大きく異なります。たとえば六本木周辺の港区エリアであれば都会らしい夜景が見えますし、豊洲周辺にある物件からは、一面のオーシャンビューを楽しむこともできるでしょう。
東京でタワーマンションを探している方には、湾岸エリアの物件情報をチェックするのがおすすめです。湾岸エリアには、高級感のある内装と格別の眺望の両方を楽しめるタワマン物件が多く存在します。以下のリンクから、ぜひ湾岸エリアの物件情報をチェックしてみてください。
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三上隆太郎
株式会社MKM 代表取締役
大手ハウスメーカーにて注文住宅の受注営業、家業の建設会社では職人として従事。個人向け不動産コンサルティング会社のコンサルタントやインスペクターを経験し中古+リノベーションのフランチャイズ展開、資格の予備校にて宅地建物取引業法専属講師など、不動産業界に幅広く従事。
https://mkm-escrow.com/