晴海フラッグ(HARUMI FLAG)でのマンションライフの魅力とは?

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)とは?

マンション購入を検討中の人たちの間で、高い注目を集めているエリアが「晴海フラッグ(HARUMI FLAG)」です。

晴海フラッグとは、東京2020オリンピック・パラリンピックで使用された選手村の跡地を再開発した街区で、東京湾岸部・勝どき近辺に広がる東京ドーム約3.7個分もの広大な土地に、新しいマンションが建ち並んでいます。分譲・賃貸を合わせて約5,600戸以上といわれる、このマンション群の開発・販売を手がけているのは、三井不動産をはじめとする10社の大手デベロッパーです。

今回は、晴海フラッグでのマンションライフに興味を持っている方に向けて、エリアのさまざまな魅力をご紹介しましょう。

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)のエリア紹介

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)は、「SEA VILLAGE」「SUN VILLAGE」「PARK VILLAGE」という3つの分譲街区、さらに「PORT VILLAGE」という賃貸街区の計4エリアで構成されています。まずは、各エリアの特徴をご紹介しましょう。

晴海フラッグのエリアマップ

晴海フラッグ公式サイトより引用

SEA VILLAGE

SEA VILLAGEはその名の通り全戸がベイビューという、眺望に恵まれた分譲街区です。686戸と、3つの分譲街区のなかで最も住戸数の少ないプレミアムな住戸の前には、晴海緑道公園と東京湾が広がり、バルコニーからはレインボーブリッジを眺めることもできます。

SUN VILLAGE

SUN VILLAGEは住戸数1,822戸から成る、晴海フラッグ最大の分譲街区です。商業施設や、東京BRT(都心と臨海地域を結ぶバス高速輸送システム)や都営バスが発着するマルチモビリティステーションが近く、生活利便性の高さで注目されています。

また、晴海フラッグのシンボルといえる2つのタワー棟「HARUMI FLAG SKY DUO」も、このSUN VILLAGEと、後ほどご紹介するPARK VILLAGE内にあります。地上50階建ての超高層マンションであるHARUMI FLAG SKY DUOは、安心して暮らせる免制震構造、また長期優良住宅と低炭素建築物認定の2つを取得しているなどの特長を備えた、注目の物件です。

PARK VILLAGE

PARK VILLAGEは、全1,637戸から成る分譲街区です。SUN VILLAGEに比べて戸数が少ない分、各戸の専有面積がゆったり取られているという特長があります。

PORT VILLAGE

PORT VILLAGEは、晴海フラッグ内で唯一の賃貸街区です。一般住宅のほかに、リビングやキッチンなどの共用部を備えたシェアハウス、見守り体制が整ったシニア向け住宅、介護サービスを提供する介護住宅などもあり、さまざまなライフスタイルを受け入れてくれるエリアといえます。

また、2024年度には保育施設も開設される予定で、子育て世帯にとっても嬉しいエリアになりそうです。

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)の魅力

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)の魅力は、立地のほか、暮らしやすさを追求した街づくりにあります。ほかの街には見られない独自の魅力について、詳しくご紹介しましょう。

人気の高い湾岸エリアに位置している

晴海フラッグは東京都中央区に位置しており、グルメやショッピングを楽しめる銀座と同区内であることや、ターミナル駅である東京駅とも近いことから、好立地といえるでしょう。また、ビジネスやレジャーに便利な豊洲や台場なども近く、東京BRTのルートにも入っています。

さらに、2022年に開通した環状第2号線によって、晴海フラッグ(HARUMI FLAG)のある湾岸エリアと都心が結ばれ、車でのアクセスも良好になりました。

晴海フラッグから周辺駅までの距離

ゆとりと思いやりがある

晴海フラッグが大切にしているのは、街の空間のゆとりです。広大な敷地のうち、建物が建っていない空地の割合は50.3%という贅沢な設計で、日差しや視界を遮らない、開放感あふれる街を実現させています。このような空地を確保できているのは、駐車場を全て地下に設置しているためです。

また、街全体にユニバーサルデザインを導入しており、子どもからシニアまで誰もが暮らしやすい街づくりにもこだわっています。滑りにくい舗装材、全棟に確保されたバリアフリールート、車いすが行き来しやすい道路幅など、思いやりを感じる工夫がいっぱいです。

街区を超えて空間を共有できる

広大な晴海フラッグには、先に述べたように複数の街区が存在しています。しかし、こうした街区を超えて庭や共用部を誰もが自由に利用できるという仕組みも備えているのが、晴海フラッグの斬新な魅力です。

たとえば、タワー棟・HARUMI FLAG SKY DUO48階のスカイラウンジは、街に住む人全員が利用できる共用部となっています。ここを所有しているのは、街区全ての共通管理を行う「全体団地管理組合」です。各街区の管理組合のほかに、全体を管理する組合も設置することで、街という財産を全員が共有しやすくなっています。

専有面積が広い

晴海フラッグ内のマンションは、専有面積が広い部屋が多いことも特長の1つです。専有面積とは、マンションの区分所有者が「自分のもの」として扱える専有部分の面積のことで、つまり部屋の内側の面積を指します。

新築マンションの専有面積は年々縮小されており、2019年上半期の都内マンション平均専有面積は、67.69㎡というデータがあります。(※)一方、晴海フラッグの平均専有面積は80㎡台とゆとりがあり、出産・子育てのために広い部屋を求めているファミリーや、家でリモートワークをする方にもおすすめです。

最新のセキュリティを備えている

晴海フラッグは、セキュリティ面でも優れた街です。街全体を見守る中枢拠点である「セキュリティセンター」と、各街区に設置された防災センターが連携することで、「街全体を1つのセキュリティ網で守る」という徹底した安全管理がされています。

また、街には約750台の監視カメラが設置されているほか、365日24時間体制で管理人あるいは警備員が常駐・巡回を行っています。通勤・通学で帰りが遅い方も、安心して暮らせるでしょう。

分譲住戸の全住戸で発電できる

晴海フラッグの分譲街区では、全住戸にエネファームと蓄電池が設置されています。エネファームとは、都市ガスから取り出した水素を利用して発電・給湯を行う、家庭用燃料電池のことです。余った電気は蓄電池にためておけるので、電力ピーク時のほか、万が一の停電時にも役立ちます。環境に優しいのはもちろん、光熱費を削減できて家計にも優しいのは嬉しいポイントですね。

生活に必要なものは全て街の中に

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)の魅力は、まだまだあります。住まい選びの際、商業、教育、交通といった機能がそのエリアにそろっているかどうかは重要なポイントですが、晴海フラッグには、生活に必要な一通りの機能が街の中に整備されているのです。

商業

晴海フラッグには、延床面積1万9,000㎡というスケールの大型商業施設が開業予定です。中には、スーパーマーケットをはじめ、暮らしを豊かにする利便施設が多数入ることになっています。また、メインストリート沿いの住宅棟1階部分にも複数のテナントが入る予定です。

交通

晴海フラッグには、さまざまな移動手段の拠点となるマルチモビリティステーションも開業予定です。ここには東京BRTや都営バスが発着するほか、自転車をシェアできるコミュニティサイクルポート、船着き場も設置されます。

こうした交通網のなかでも、「都心と湾岸エリアをつなぐ新しい交通システム」として注目されているのが東京BRTです。BRTとは「Bus Rapid Transit」(バス高速輸送システム)の略称で、電車のように複数の車両をつないだ「連節バス」が採用されています。そのため、通常のバスよりも多くの人数を乗せられるという輸送力の高さが強みです。

現在、東京BRTのルートには通勤に便利な新橋や虎ノ門が入っており、今後はさらに幅広いエリアへの運行も予定されています。

教育

晴海フラッグでは2024年度に小学校・中学校が開校を予定しているほか、認定こども園、図書館も順次設置予定です。子育てファミリーにとって、住む街の中に教育施設がそろうのは安心ですね。

また、中央区の特別出張所、保健センターなど行政施設の入る複合施設も開所される予定なので、ちょっとした手続きも近くで済ませられます。

レジャー

晴海フラッグには、憩いの空間も充実しています。東京湾に面した「晴海ふ頭公園」は、レインボーブリッジが目前に広がる大きな公園です。コワーキングスペースやイベントスペースとしても機能する大型カフェもあり、子どもから大人までさまざまな楽しみ方ができるでしょう。

また、全長1kmの「晴海緑道公園」は、景色とともにランニングやウォーキングを楽しむのに最適な環境ですよ。

ほかのタワーマンションにはない眺望

ここまでお伝えしてきたように、晴海フラッグ(HARUMI FLAG)という街にはたくさんの魅力がありますが、なかでも大きな魅力は「眺望」です。

街のシンボル的存在であるタワー棟・HARUMI FLAG SKY DUOは、三方が海に開けているという恵まれた環境で、眺望を最も堪能できるスポットとなっています。都心部のタワーマンションは周りにも高層ビルがあるのが一般的なので、まさにHARUMI FLAG SKY DUOだけの財産といえるでしょう。レインボーブリッジ、豊洲、お台場、東京タワーのほか、空気が澄んでいる日は富士山が見えることもあるそう。毎日目にする景色が美しいと、心まで満たされた暮らしが送れそうですね。

また、十分に採光が確保できるため、明るく暖かい室内環境を保てる点も魅力です。

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)の物件購入費用

晴海フラッグ(HARUMI FLAG)のたくさんの魅力に触れて、「ぜひ住んでみたい!」「マンションを買うならここ!」と思った方も、きっと多いのではないでしょうか?

住まいを購入するにあたっては、資金計画を慎重に立てることが重要です。ここでは、晴海フラッグのマンションを購入するのにどのくらいの費用がかかるのか、具体的に解説します。

初期費用

マンション購入時の初期費用は、主に「購入代金」と「税金」に分けられます。

●購入代金

マンションの売買契約が成立した際には、売主に対して「手付金」を現金で支払います。手付金とは、不動産売買の契約を結んだ証として支払うもので、金額は物件価格の5~10%程度となるのが一般的です。晴海フラッグの場合、新築購入の手付金は一律10%とされています。

●税金

マンション購入時に発生する税金は、次の通りです。これらの税金は、購入前に不動産会社へ確認することができます。

登録免許税

不動産を購入する際には、その不動産が自分のものであることを示すための「登記」という手続きが必要になります。この手続きにかかる税金が、登録免許税です。税額は、「固定資産税評価額(自治体が定める金額)×税率」という計算式で求められます。

印紙税

不動産の売買契約書をはじめとする「課税文書」に対して課される税金です。契約書に収入印紙を貼る形で納めることになり、税額は売買価格によって異なります。

不動産取得税

不動産を取得したときに課される税金です。「土地・建物の税額=固定資産税評価額×標準税率」という計算式で求められます。2024年3月31日までは、住宅又は土地を取得した場合の標準税率は3%、これ以外の不動産を取得した場合には4%となっています。

固定資産税、都市計画税

マンションや土地などの「固定資産」を所有している人が支払う税金です。マンション購入後、年に1度支払うことになり、税額はマンションの価値や築年数などによって異なります。タワーマンションの場合は、住戸がある階数も影響する点に注意しましょう。

仲介手数料

不動産会社を通じて、中古住宅を購入する際には「仲介手数料」が必要になります、仲介手数料は、物件購入額によって上限額が法律で定められており、400万円を超える物件であれば「取引物件価格(税抜)×3%+6万円+消費税」という計算式で求めることが可能です。

月々にかかる費用

マンション購入には初期費用のほか、毎月支払う費用も必要です。その1つが住宅ローンの支払いですが、ほかにも次のような費用があります。

●管理費

管理費とは、マンションを管理するために必要な費用のことです。主に共用部の清掃や設備の管理などに使われます。晴海フラッグの場合は、共用部が充実しているので一般のマンションより比較的高めに設定されています。

●修繕積立金

修繕積立金とは、定期的に行うマンションの建物や設備の修繕のために、住民全員が積み立てる費用のことです。大規模修繕は10数年ごとに行われるのが一般的で、徐々に金額が上がっていく場合があります。

●駐車場代金

車を利用する方は、駐車場代金も必要になります。晴海フラッグの場合は、棟や駐車区画によって異なりますが月3万円前後が目安です。

その他

上記でご紹介した初期費用や、仲介手数料などのほかに必要な費用をご紹介します。

●頭金

マンション購入には住宅ローンを利用するのが一般的ですが、その申し込みの際に現金で必要になるのが「頭金」です。金額は、物件価格の10~20%程度が目安といわれます。頭金0円で住宅ローンを組めることもありますが、その場合は住宅ローンの返済額が増えることになるので、将来の教育費や介護費なども視野に入れつつ慎重に検討しましょう。

●税金や、管理費・修繕積立金の清算金

上記でご紹介した税金や、管理費・修繕積立金は引渡し日を境に買主が負担します。固定資産税や都市計画税といった税金は、毎月支払うものではなく、1年に一度または4回に分けてまとめて支払うことが一般的です。また管理費・修繕積立金は、一般的に前月に口座引き落としされることが多いため、これらの費用を日割りで計算し、引き渡し日以降の分を買主が支払います。

「新しい生活」を体感しよう

都心部でマンション購入を検討している方にとって、晴海フラッグ(HARUMI FLAG)は魅力あふれるエリアといえるでしょう。都心の近くに専有面積の広いマンションを購入できる可能性があり、商業施設は街の中だけでなく湾岸エリアにも充実しているので、生活利便性にも優れています。また、美しい眺望や豊かな緑など、周辺環境のよさを求める方にも最適です。

さらに、隣接地に設置された水素ステーションから水素エネルギーを供給する、周囲に高い建物がない立地を生かして太陽光エネルギーを活用するなど環境への配慮がなされている点は、まさに今の時代にフィットした街といえるでしょう。

人にとっても環境にとっても、あらゆるメリットがそろった「新しい生活」を体感したい方は、ぜひ晴海フラッグでの住まい選びをご検討ください。

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※出典:不動産経済 マンションデータ・ニュース、株式会社不動産経済研究所(最終確認:2023年3月15日)
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/390/md20190815.pdf

三上隆太郎

株式会社MKM 代表取締役
大手ハウスメーカーにて注文住宅の受注営業、家業の建設会社では職人として従事。個人向け不動産コンサルティング会社のコンサルタントやインスペクターを経験し中古+リノベーションのフランチャイズ展開、資格の予備校にて宅地建物取引業法専属講師など、不動産業界に幅広く従事。
https://mkm-escrow.com/