HARUMI FLAGのタワー棟「HARUMI FLAG SKY DUO」の魅力を詳しく解説

HARUMI FLAGにタワー棟が登場

HARUMI FLAGは、東京2020オリンピック・パラリンピック選手村の跡地に誕生した、新たな街です。都心へのアクセスに優れた場所に位置し、約18ヘクタール(東京ドーム約3.7個分)もの広さがあります。

HARUMI FLAG内には、「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG(2024年3月1日グランドオープン)」をはじめとする商業施設・公園・学校など生活に必要な施設がそろい、暮らしやすく子育てもしやすい環境です。HARUMI FLAG内のマンションも、専有面積が広い住戸の多さや眺望のよさなどさまざまな魅力があることから、高い注目を集めています。

そんなHARUMI FLAGの中心には、「SKY DUO(スカイデュオ)」という2つのタワー棟が建設予定です。HARUMI FLAGが位置する湾岸エリアには多くのタワーマンションが建てられていますが、SKY DUOは、そのほかのタワーマンションとどのような違いがあるのでしょうか?

この記事では、HARUMI FLAGや湾岸エリアのタワーマンションに興味がある方に向けて、SKY DUOの魅力をご紹介します。SKY DUOは2024年4月より第2期の販売が始まるので、ぜひここで詳しい特徴を押さえておきましょう。

HARUMI FLAGの地図

HARUMI FLAG公式サイトより引用

HARUMI FLAGのタワー棟・SKY DUOとは?

HARUMI FLAGの中心に建つ2棟の超高層マンション「SKY DUO」は、地下1階、地上50階建て・高さ約180mという、HARUMI FLAGのシンボル的なタワー棟です。

HARUMI FLAG内のほかのマンション群は、東京2020オリンピック・パラリンピックの選手村を再利用したものですが、SKY DUOは後から新たに建設された新築物件になります。HARUMI FLAG内の「SUN VILLAGE」と「PARK VILLAGE」という、2つのエリアそれぞれに建設されており、HARUMI FLAGの中心を東西に走る大通りを挟んで隣接しているのが特徴です。対になっている2つの棟の外観は同じに見えますが、中の構造や機能、また設計や施工を手がける会社は異なります。

HARUMI FLAGのタワーマンション

HARUMI FLAG公式サイトより引用

HARUMI FLAGのタワー棟・SKY DUOの魅力

HARUMI FLAGのタワー棟・SKY DUOには、湾岸エリアに位置する物件ならではの魅力があります。

眺望

SKY DUOが位置するHARUMI FLAGは三方が海に開けているので、高層階からは開放感ある眺望を楽しめます。海に面している部屋からは東京湾を一望できるほか、部屋によっては正面に相対するレインボーブリッジや東京タワー、また天気がよい日には富士山、夜には東京都心の夜景も望めます。朝昼晩、春夏秋冬で移り変わる景色は、住む人の心をなごませてくれることでしょう。

湾岸エリア外観

HARUMI FLAG公式サイトより引用

エントランス

SKY DUOは、「マンションの顔」といえるエントランスホールにもこだわっています。HARUMI FLAGでは、海をモチーフに各街区のデザインコンセプトを定めており、SUN VILLAGEのコンセプトは「島風」、PARK VILLAGEのコンセプトは「海原」とされています。エントランスホールも、それぞれのコンセプトを象徴するようなデザインになっているのが見どころでしょう。

さらに、デザインと並んで優れているのが開放感です。SKY DUOのエントランスホールは、約350㎡もの面積が確保されており、天井は高さ約8mまで吹き抜けています。外壁に大きなガラス窓が取り付けられているのも、より広さと抜け感を演出させたポイントです。

間取り

タワー棟の間取りは1LDK~3LDK、専有面積は47㎡~161㎡と幅広く、1人暮らしからファミリーまでさまざまな世帯にとって暮らしやすい物件です。

共用施設

SKY DUOには、2棟ともスカイラウンジが設けられています。SUN VILLAGEにはシティビューを楽しめる「SKY LOUNGE URBAN」、PARK VILLAGEにはオーシャンビューを満喫できる「SKY LOUNGE OCEAN」があり、HARUMI FLAG全分譲街区の方(PORT VILLAGEと商業施設を除く)が利用できるラウンジを備えています。ここに表現されているのは、「眺望」という財産を街全体で共有しようという、HARUMI FLAGの新しい考え方です。

SKY DUOにはほかにも、パーティールームやキッズルームなどの共用施設がありますが、タワー棟以外のHARUMI FLAG各棟の共用施設を利用することも可能です。リモートワーク、子どもたちとの遊び、仲間との集まりなど、どのような目的でも快適に過ごせるでしょう。

耐震性

タワーマンションで気になることの1つが地震のリスクですが、SKY DUOは免震と制振を兼ね備えたハイブリッド構造になっており、地震による揺れの軽減に高い効果があります。相模トラフ沿いの巨大な長周期地震を想定した構造計算を行い、先進のハイブリッド構造を実現しました。これにより、地震や風による揺れを低減します。

SUN VILLAGEのラウンジ

HARUMI FLAG公式サイトより引用

タワーマンションのメリットと注意点

以上のようにさまざまな魅力があるSKY DUOですが、そもそもタワーマンションに住むことには、どのようなメリットがあるかご存じでしょうか?住む前に知っておきたい注意点も併せてご紹介しましょう。

メリット

タワーマンションに住むことには、主に2つのメリットがあります。

●資産価値が下がりにくい

本稿で使用する「資産価値」とは、市場で取引される価格のことを指します。タワーマンションは、眺望がよい、交通アクセスがよい、周辺に商業施設が充実しているなど、付加価値や生活利便性の高さから人気があります。そのため、住み替えの必要が出てきた際に、低層マンションに比べて高値で売却できる可能性があるのがメリットです。

ちなみに、駅からの近さは資産価値につながるポイントの1つですが、HARUMI FLAGは駅からやや遠い点に注意が必要です。街区にもよりますが、HARUMI FLAGから「都営大江戸線勝どき駅」までは徒歩で約20分かかります。しかし、2024年2月からは東京BRT(高速バス輸送システム)の停留所が3つ新設され、勝どき駅のほか、新橋駅などへのアクセスもスムーズになりました。

●節税の効果が期待できる

タワーマンションは、相続税の節税効果があるといわれています。なぜなら、タワーマンションの相続税評価額は、実勢価格(そのときの時価)より低く算出される傾向にあるためです。ただし、2023年に財産評価が見直されたことで、2024年1月1日以降に相続や贈与によりマンション等を取得した場合には新たな評価方法が適用され、これまでのような相続税評価額と実勢価格との差が生まれにくくなりました。それでもなお、相続税評価額と実勢価格には差があるため、その分節税につながるというわけです。

しかし、相続税の節税だけを目的にタワーマンションを購入することには、リスクも伴います。節税効果が大き過ぎると税務署に相続税申告を否認され、追徴課税を受ける恐れがあるためです。相続税対策については、税理士やファイナンシャルプランナーなどの専門家にも相談して慎重に検討しましょう。

タワーマンションと電卓

注意点

タワーマンションを購入する前に注意したいのは、エレベーターの状況です。タワーマンションは住戸数が多いので、通勤や通学の時間帯にエレベーターが混雑することがあります。特に高層階に住む場合、地上に出るにはエレベーターの使用が不可欠なので、不便を感じることがあるかもしれません。

ただし、タワーマンションによっては、「高層階用」「中層階用」などエレベーターが区分されている場合もあるため、内見時にエレベーターの台数やシステムをチェックしておくとよいでしょう。

湾岸エリアとはどんな所?

ここで、HARUMI FLAGが位置する湾岸エリアの魅力についても触れておきましょう。湾岸エリアとは、港区や中央区、江東区東部に広がるエリアを指します。以前は、工場や倉庫が多い地域でしたが、再開発によりタワーマンションが建ち、商業施設も充実してきました。

この湾岸エリアは、「都心部へのアクセスがよい」「ベイビューを楽しめる」「周辺の施設が充実している」などの理由で、住まい探しをしている方から近年注目されています。三井のリハウスでは、湾岸エリアに特化した物件情報サイトを公開中です。湾岸エリアでタワーマンションをお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

湾岸エリア

HARUMI FLAGのタワー棟・SKY DUOにはいつから住める?

SKY DUOの建物竣工予定時期は2025年秋、入居時期は2025年10月下旬を予定しています。HARUMI FLAGのシンボル的存在であるSKY DUOは、ほかにない眺望のよさや、高級感あるエントランスホール、充実した共用施設など、多くの魅力を備えたタワーマンションです。また、SKY DUOが建つHARUMI FLAGは、都心へのアクセスがスムーズなうえ、周辺に商業施設も充実している暮らしやすい街でもあります。加えて、海や緑あふれる公園などがあり、自然を身近に感じられる点も大きな魅力でしょう。

これからタワーマンションを選ぶなら、新しさと暮らしやすさを兼ね備えたSKY DUOを検討してみてはいかがでしょうか?物件エントリーや、より詳しいHARUMI FLAGのトピックについては、以下からチェックしてくださいね。

三上隆太郎

株式会社MKM 代表取締役
大手ハウスメーカーにて注文住宅の受注営業、家業の建設会社では職人として従事。個人向け不動産コンサルティング会社のコンサルタントやインスペクターを経験し中古+リノベーションのフランチャイズ展開、資格の予備校にて宅地建物取引業法専属講師など、不動産業界に幅広く従事。
https://mkm-escrow.com/