HARUMI FLAGのアクセスはどう?街の魅力やBRTについても解説

HARUMI FLAGとは?

HARUMI FLAG(晴海フラッグ)とは、東京2020オリンピック・パラリンピック選手村の跡地における新しい街区をいい、三井不動産を始めとする大手デベロッパー10社が参画する都市開発プロジェクトです。

晴海フラッグは約18ヘクタールの広大な敷地に複合開発され、3方向を海に囲まれているため、非常に眺望がよい点もメリットとして挙げられます。また、晴海フラッグ内にあるマンションの高層階からは、東京タワーやレインボーブリッジ、富士山が見え、夜には東京の美しい夜景も見ることができます。

購入を検討している方にとってもう1つ気になるのは、立地についてではないでしょうか?結論からいえば、中央区晴海、勝どき近辺に位置しており東京駅や、銀座にも近いため、晴海フラッグは立地がよいといえるでしょう。本記事では、周辺駅・バス停などへのアクセスを主なテーマとして、晴海フラッグの魅力をお伝えしていきます。

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HARUMI FLAGのアクセス

晴海フラッグからアクセスできる周辺駅までの距離

HARUMI FLAG(晴海フラッグ)は上記でもお伝えしたように中央区晴海に位置する新しい街区であり、直線距離では銀座駅から約2.5km、東京駅から約3.3km、豊洲まで約2.1kmと都心へのアクセスに優れています。

実際暮らすことになった場合、どの駅や路線を使うことになるのか気になるという方もいるでしょう。そこでここからは、晴海フラッグから都心へのアクセスに使われる東京BRTと、駅へのアクセスについてそれぞれお伝えします。

東京BRT(バス高速輸送システム)

東京BRT(Bus Rapid Transit:バス高速輸送システム)とは、晴海フラッグを含む湾岸エリアと都心を結ぶ新交通システムです。本格運行開始は2022年度以降となっています。環状2号線の全線開通を受けて、湾岸エリアと都心の最短ルートが生まれ、より都心までのアクセスがスムーズになりました。

東京BRTを使えば、新橋や虎ノ門ヒルズまでダイレクトにアクセスでき、さらに停留所と信号が少ないため、スムーズに移動することができます。さらに、地下鉄や電車に乗る際に必要な階段の上下移動が少なく、バリアフリーに考慮されているため、高齢者の方や妊娠中の方でも気軽に利用が可能です。

早朝や深夜の需要を考慮し、5時~24時までの運行が予定されています。また、平日ピーク時には1時間に20便程度運行する予定であるため、通勤や通学にも非常に便利であるといえるでしょう。

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晴海フラッグ内には、東京BRT、都営バス、コミュニティサイクルといった複数の交通手段の拠点となる「マルチモビリティステーション」があります。ここでいうコミュニティサイクルとは、どこのポートでもレンタル・返却が可能な自転車シェアサービスを指しています。晴海フラッグ内で買い物をするときには、このコミュニティサイクルを使って移動することができるため、重い荷物を持って長時間歩く必要がなく、便利であるといえます。

マルチモビリティステーションだけでなく、東京BRTや都営バスの停留所は、晴海フラッグ内の各所に設置される計画が立てられています。そのため、晴海フラッグ内のどこに住んでいても気軽に利用できるでしょう。停留所には情報案内板・発券機などが設置されるほか、ベンチや屋根が設けられるなど、ユーザーフレンドリーな仕様となる見込みです。また、バリアフリーに配慮され、高齢者や障がい者にとっても利用しやすい停留所として計画が進められています。

駅までのアクセス

ここからは最寄り駅やバスで行くことができる駅など、晴海フラッグから駅までのアクセスについて詳しくお伝えします。

●最寄り駅

晴海フラッグの最寄り駅は勝どき駅になります。都営大江戸線が通っており、六本木駅までは6駅、新宿駅までは10駅と都心へのアクセスも良好です。晴海フラッグから勝どき駅までは、もちろん歩いて行くことも可能ですが、都営バスを使えば移動時間を10分程度にまで短縮できます。

●都営バス

電車の利用のほかに、都営バスによる移動も行いやすくなっています。晴海フラッグの敷地内や付近のバス停からは3路線の都営バスが利用可能となっており、都心まで簡単にアクセスできます。現時点での停留所は、「ほっとプラザはるみ前」または「晴海埠頭」となりますが、晴海フラッグ内にも、バス停が新しく数か所開設される予定です。

3路線の都営バスの1つ目は、東京駅丸の内南口~晴海埠頭行きの都05‐1系統になります。このバスを利用すれば、築地まで15分、銀座四丁目まで20分、有楽町駅前まで25分、東京駅丸の内南口まで30分でアクセスできます。

都営バスの2つ目は、錦糸町駅~晴海埠頭行きの錦13系統です。このバスでは、豊洲駅前まで10分、東陽三丁目まで30分、錦糸町駅前まで50分で移動することができます。

3つ目の都営バスは、四谷駅~晴海埠頭行きの都03系統です。半蔵門まで35分、四谷まで40分でアクセスが可能です。

なお、上記でもお伝えしたように、晴海フラッグでは都営バスだけでなく、東京BRTも運行する予定です。東京BRTに乗れば、東京メトロ銀座線や、都営浅草線、ゆりかもめ、山手線など7路線が走る新橋駅まで行くことができます。どこへ行くにも利便性が高いため、晴海フラッグ内のアクセスは総じてよいといえるでしょう。

HARUMI FLAGの居住施設

晴海フラッグの全体マップと施設名

晴海フラッグ公式ページより引用

アクセスについて理解を深めたところで、ここからはHARUMI FLAG(晴海フラッグ)内の居住施設についてお伝えします。晴海フラッグ内は4つのエリアに分かれており、3つの分譲住宅「SEA VILLAGE」「SUN VILLAGE」「PARK VILLAGE」と、賃貸住宅「PORT VILLAGE」が建てられています。分譲住宅は4,145戸、賃貸住宅は1,487戸と住戸数が多いのに加え、専有面積の広い住戸もあるため、ライフスタイルに合わせた物件選びが可能です。

上記でもお伝えしたように、各VILLAGEの近辺にはそれぞれ停留所を造る計画が立てられています。そのため、どのVILLAGEに住んでいても東京BRTや都営バスをすぐに利用でき、都心へのアクセスもしやすいのが特徴です。

また、晴海フラッグ内の分譲街区全ての住戸では「エネファーム」を採用しています。エネファームとは、都市ガスから取り出した水素を燃料に電気とお湯を作り出す家庭用燃料電池のことです。停電時にはエネファームによって貯蓄したエネルギーを使うことができ、家庭の電力自給率を高めることで、環境にも家計にも優しい街づくりを目指しています。

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HARUMI FLAG内の施設・環境

ここからはHARUMI FLAG(晴海フラッグ)内の環境について解説します。晴海フラッグには、生活に必要な施設が街の中にそろっているという特長があります。詳しく見ていきましょう。

商業施設

晴海フラッグ内には、延床面積約1万9,000㎡の大型商業施設が開業する予定です。スーパーマーケットをはじめとしたさまざまな施設が入るため、生活必需品はもちろん、休日のレジャースポットとしても利用できます。メインストリート沿いの住宅棟1階にも店舗が造られる予定ですので、街に活気をもたらしてくれるでしょう。

教育施設

晴海フラッグでは、充実した教育施設も設置が予定されています。約6,000㎡の校庭や、小・中学校共用の屋内プールを持つ晴海西小学校(仮称)、晴海西中学校(仮称)が2024年に開校する見込みです。2階に設置される体育館は、児童と利用者の動線が交錯することがないよう考慮されたうえで、地域開放される予定です。

認定こども園や図書館、中央区の特別出張所・保健センターといった行政施設が入った複合施設も開所予定であるため、子どものいるファミリー層にも晴海フラッグはおすすめといえます。

公園

晴海フラッグには、東京湾に面する晴海ふ頭公園と全長1kmにわたる晴海緑道公園があります。晴海ふ頭公園はリニューアルされたことで、1万㎡以上広くなったのに加え、コワーキングスペースとしても活用できるカフェもオープンしました。レインボーブリッジを正面に、レジャースポットとして楽しめる場所です。

晴海緑道公園には、ランニングやジョギングを楽しめる全長1kmのコースや展望広場、芝生ゾーンもあるため、ペットの散歩にも適しています。

公園だけでなく、晴海フラッグ全体には約3,900本の中高木が植えられており、各街区で40%以上の緑化率を実現した、自然豊かな環境となっています。またサスティナビリティへの取り組みが行われており、各VILLAGE内にある中庭も緑に囲まれているため、子どもが自由に遊べる環境としても最適です。

HARUMI FLAGですてきな新生活を!

本記事では、HARUMI FLAG(晴海フラッグ)のアクセスや魅力についてお伝えしてきました。晴海フラッグは、東京BRTや都営バスを利用することでスムーズに都心までアクセスすることができます。晴海フラッグから路線数の多い主要駅まで、直接バスで往復できるため、どこへ行くのにも利便性が高く、住みやすい環境にあるといえるでしょう。

さらに、晴海フラッグ内には学校や、認定こども園、図書館、商業施設が開業する予定です。そのため、都心へ出なくても晴海フラッグ内で教育を受けることができたり、買い物を済ませられたりと、ファミリー層におすすめです。公園もあるため、子どもたちが自然とふれあいながら遊べるのもメリットといえます。

都心までのアクセスもよく、ファミリー層にとって魅力的な施設が充実した晴海フラッグで、すてきな新生活を始めてみてはいかがでしょうか?

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三上隆太郎

株式会社MKM 代表取締役
大手ハウスメーカーにて注文住宅の受注営業、家業の建設会社では職人として従事。個人向け不動産コンサルティング会社のコンサルタントやインスペクターを経験し中古+リノベーションのフランチャイズ展開、資格の予備校にて宅地建物取引業法専属講師など、不動産業界に幅広く従事。
https://mkm-escrow.com/