Column / 2019 12,06

ホームセンター「スーパービバホーム」の断熱アイテムで、部屋はあったかくなるの?

寒くなる季節に向け、部屋そのものを暖かくする方法を模索。今回は暖房器具に頼らず、ホームセンターで販売されているアイテムを使い、セルフ断熱を試みました。

小野洋平(やじろべえ)

1991年、埼玉県生まれ。東京の編集プロダクション「やじろべえ」所属。今までの実家引っ越し回数は4回です。
【やじろべえ株式会社】https://www.yajirobe.me/
【小野洋平/Twitter】https://twitter.com/onoberkon

■部屋は本当に暖かくなるのか? 実際にやってみた

というわけで、我が家に必要な断熱アイテムが揃った。さっそく、改造を始めよう。

と、その前に気温をチェック。改造前の部屋の気温は18.5度。

そして、外の気温は17.9度。室内の気温と比較すると0.6度しか変わらないことがわかる。(なるほど、筆者の部屋って外にいるのと大して違わなかったわけね〜)

ならば、改造してやろうじゃないか! 助っ人に友人を呼び、作業に取り掛かる。

まずは、「断熱シートフォーム」を張るために窓のサイズにカットしていく。

次に乾拭きした窓を濡らしていき、

そこにカットした「断熱シートフォーム」を貼り付けるだけ。とっても簡単である。

筆者「空気って熱が伝わりづらいわけよ。だから空気層を作ることが大事なわけ」

友人「なるほど、知らなかったわ」

続いて、サッシの金属部分に「断熱テープ」を貼っていく。

筆者「逆に金属は熱が伝わりやすいからテープで断熱してあげるわけよ」

友人「へぇ〜これまた知らなかったわ」

そして、開口部の隙間には「すきまシート」を挟んでいく。

もちろん、ドアにも。

筆者「開口部の隙間を埋めることで、気密性が高まるわけよ。これが断熱ね」

友人「はぁ〜すごいな。断熱について詳しいんだね」

筆者「これくらい、常識だよ!」

隙間風をシャットアウトしつつ、友人には先輩風をビュンビュンと吹かしておいた。

それはさておき、ここからは土木建築業を営む父親が参加。壁の断熱改造に移っていく。

父親「スタイロフォームっていうのはな、本来は壁の中に使うわけ。一般的には木材で骨組みしたところにロックウール、スタイロフォーム、石膏ボードをはめ込んでいき、最後に壁紙を貼るんだよ。だから……」

筆者・友人「つかまった……」

やはり、本職の血が騒いだのだろう。長い解説が始まってしまった。とはいえ、素人の筆者達からしたら現場を知る人間がいることは心強い。素直にアドバイスを聞いていこう。(前にもこんなことあったな)

賃貸物件のため、壁に両面テープを貼り、そこにロックウールを貼っていく。

そして、ロックウールを覆うようにスタイロフォームを設置。

父親「少しでもズレると壁紙を貼る時に面倒だからな! 慎重に貼れよ!」

後ろから父親のプレッシャーを受けながらも、なんとか貼ることができた。

と思った矢先、父親がスタイロフォームの設置に失敗した。

なんてことだ。どっからどうみても隙間が空いているじゃないか……。

ただ、ここから図らずも父親の口数が減ったので、まあ結果オーライかもしれない。

気を取り直して進めていこう。

黙々と作業を進めた結果、思ったより早く貼り付けが完了した。

この光景だけでカッコよく見えるのは筆者だけだろうか(たぶん筆者だけだろう)。「打放しコンクリート」ならぬ「むき出しスタイロフォーム」である。

続いて、壁紙を貼っていく。

まずは、床から天井までの長さを測り、壁紙をカットしていく。父親いわく、ポイントは先ほど測った長さに切りしろ分、10cmを加えてカットするとのこと。

あとは、上から貼り付けていくだけ。壁紙は裏面の生のりが乾くまでなら何度でも貼り直しが効くため、初心者でも安心である。

ちなみに撫で刷毛(なでばけ※)を使うと、途中で空気が入ったり、しわができないそうだ。

撫で刷毛…壁紙や天井などにクロスを貼り付ける際、仕上げに用いられる道具。毛足は短く、クロスの表面を傷つけないよう柔らかな毛が使用されている。

最後に余った部分を地ベラとカッターでカット。この工程を繰り返していく。

父親も先ほどのミスを取り返すべく積極的にアドバイスし、作業を手伝ってくれた。

なお、2枚目を貼る場合、1枚目と2枚目を5cmほど重ねて貼るのもポイントだという。壁紙を重ね合わせた部分の中央を上から下まで、2枚一緒にカットすることで綺麗に仕上がるんだとか。

最後にローラーで壁紙のつなぎ目部分をコロコロと転がしていく。こうすることで、さらにつなぎ目が目立たなくなる。

気がつけば、陽が落ちてきてしまった。一気にラストスパートをかける。

カーテンを厚手の素材に変え、レースカーテンも取り付けていく。

仕上げにアルミシートを敷き、その上にラグを配置。寝転んでみると、畳とは違った肌触りで気持ち良かった。

以上で半日かかった断熱部屋改造工事が終了。気になる、断熱の効果はいかに……!