
デザイン性の高い色鮮やかなキャンディをいろいろと楽しめる!「PAPABUBBLE」
わざわざ電車を降りてでも行きたくなる各地の名店を、SNSで話題のグルメライターがレポート。料理の味だけでなく、お店の成り立ちや作り手の思い、街の雰囲気を含めて紹介いたします。

矢崎智也
山梨県生まれのグルメライター。「世の中に散らばったキラリと光る個性的なお店を紹介する」というコンセプトのもと、公式ブログ「へんてこグルメガイド」で記事を執筆。月間PV数は60万を越えるほど。また、雑誌、ウェブメディアでもグルメ記事を寄稿するなど多岐にわたり活躍中。
公式ブログ http://asobigokoroblog.com
Twitter https://twitter.com/asobikikaku
Instagram https://www.instagram.com/hen_gourmet/
◇職人さんたちが手際よく飴を作る姿に思わず見惚れちゃう!
「パパブブレ」は、飴を工場で作るのではなく一つ一つ丁寧に店舗で手作りしています。
さらに中野店は一号店なだけあって、飴づくりを間近で見学できちゃうんです。
飴づくりは基本的に二人一組。今回は爽やかなお兄さんとお姉さんが作っているのを見学させてもらいました!
飴づくりが行われるのは、毎日午前11時頃から。時間は日によって少々変わりますが、営業している日はほとんど飴づくりが行われています。
時間になると職人さんが熱せられてドロドロになった飴を運んできて、ドッとテーブルに流し込んで固めていきます。
ふんわりと甘~い香りが店内に広がりました。
ある程度固まったら色や香りをつけていきます。
今回は赤や白、黒色を付けていました。果たしてどんな絵柄になるかは、この時点ではまだ秘密だそう……!
ちなみに飴の絵柄は、事前に打ち合わせして決めていて、デザインは職人さんたち自身で考案したものも多いらしいです。
続いて適度な大きさにカットして、絵柄の部品を作っていきます。
ある程度冷えたらあとは丸めたり伸ばしたり……。
かなりの力仕事であることが見ていても伝わってきます。
額にはほんのり汗が滲んでいました。そりゃ、重さ約15キロの100℃近い飴を全力でコネていれば汗も出てきますよね。
一人前の職人さんになるためには2年ほど修行をする必要があり、誰でもなれるわけではありません。厳しい修行を経験した職人さんが、各店舗にはそれぞれ4~5人ほどいて、女性の方も多いそうですよ。
ひと通り形を作ったら次は空気を含ませる作業。
壁の大きなフックにひっかけて
ぐい~~~~っと伸ばします。
この素麺作りのような工程を加えることで、特有のふわりとした舌触りが形成されていきます。
