Column / 2019 11,25 /Vol.3

口の中でとろける衝撃のハンバーグ!「肉の匠 将泰庵」の名物「飲めるハンバーグ」を徹底解析

わざわざ電車を降りてでも行きたくなる各地の名店を、SNSで話題のグルメライターがレポート。料理の味だけでなく、お店の成り立ちや作り手の思い、街の雰囲気を含めて紹介いたします。

矢崎智也

山梨県生まれのグルメライター。「世の中に散らばったキラリと光る個性的なお店を紹介する」というコンセプトのもと、公式ブログ「へんてこグルメガイド」で記事を執筆。月間PV数は60万を越えるほど。また、雑誌、ウェブメディアでもグルメ記事を寄稿するなど多岐にわたり活躍中。

公式ブログ http://asobigokoroblog.com
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◇マジでとろける衝撃の食感!「肉の匠 将泰庵」の「飲めるハンバーグ」

ランチメニュー:飲めるハンバーグ御膳 1,300円(税抜)から
※グラムやソースによって価格が異なります。

千葉県船橋市発の高級焼肉店「肉の匠 将泰庵」の名物「飲めるハンバーグ」。
ハンバーグといえば、これまではしっかりとした噛み応えがある「しっかり食感派」が主流でしたが、最近では柔らかい口どけの「しっとり食感派」の人気が高まってきました。
「飲めるハンバーグ」は、その筆頭。ハンバーグ業界に登場するやいなや、SNSやメディアで爆発的な人気に。イベントに出店すれば行列必至の一品です。

◇「飲める」と思わせるほど柔らかく作るためにこんな工夫があった!

ハンバーグの歴史を変えたとも言うべきこちらのメニュー。どのように作っているのか気になったので、見せていただきました。
「飲めるハンバーグ」は、注文が入ると形を作るところから始めます。黒毛和牛のひき肉などから作ったタネを手のひら大の大きさに形作ったあと薄く片栗粉の衣をつけました。

普通のハンバーグの作り方では、中まで火を通すために真ん中を潰すのが一般的ですが「飲めるハンバーグ」は軽く平らにする程度。
このようにすることで中心部分を肉の旨味を最大限に活かす温度にするのだそうです。

「まぁ、お肉のカタチを工夫する程度かな?」と思いきや、フライパンに流し込まれたのは牛の旨味が溶け込んだテールスープ。
しかも、店員さんは「蒸し上げる」とおっしゃっていましたが、そんな生易しいレベルじゃなく「煮る」に近い量が流し込まれていました。
こうすることで、ほかのハンバーグで味わえないようなとろける食感を生み出しているようです。

あとはトッピングと合わせて、熱した鉄板にのせて完成!
ソースは3種類(ポン酢、デミグラス、チーズデミグラス)がありますが今回はお店一押しの大根おろしがたっぷり乗った「ポン酢」をセレクト。
優しい味わいのため、肉の味を邪魔しない仕上がりになります。

◇箸だけでナイフを使ったかのように切れてしまう!驚きの柔らかさに感動!

「飲めるハンバーグ」の特徴は、ナイフもフォークも使わず“箸”で食べること。
箸であってもすーっと通ってしまうような柔らかさ。例えるなら、非常に質のいい絹ごし豆腐のよう。

切った瞬間からドバドバ~っと肉汁が溢れ出てきました。
生まれてからこの方、様々なハンバーグを食べてきましたが、これほどまでにたっぷりの肉汁を含んだハンバーグを見たことがあったでしょうか?

噛まなくても口の中でお肉の優しい味わいとともにとろけてとろけて、気付いたらなくなってしまいました…!「飲める」というのも納得の食感。感動の味わいです。
ランチでは御膳で頂けますが、ディナーでは一部のコースでミニサイズの「飲めるハンバーグ」が味わえます。ぜひこの味を体験してみては?