Lifestyle / 2019 07,25 /Vol.3

子どもと一緒に楽しめる、ベランダでのグリーンリハウスのはじめ方

お休み中のグリーンのお世話。再開するきっかけは?

前田有紀さん

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。「やべっちFC」など、人気番組を担当しながら、2013年に退職し、イギリスへ留学。フラワースクールと語学学校に通った後、インターンを経て日本へ帰国。自由が丘の生花店「ブリキのジョーロ」で約3年働く。現在はフラワーアーティストとして、花を使ったイベントの空間装飾や、店舗を持たない花屋「gui」をプロデュース。雑誌での連載など、多岐に渡って活躍中。

スタッフ 齋藤さん

「北欧、暮らしの道具店」スタッフ。
夫婦と5歳3歳の子どもとの4人暮らし。グリーン好きだが、今の家への引っ越しや出産育児が重なり、手がまわらなくなってしまい、ベランダのグリーンは放置気味。子どもと一緒にできるグリーンの楽しみ方を知りたい。

グリーンとの暮らしを楽しんでいても、引っ越して日当たりが変わってしまったり、家族のライフサイクルの変化があったり、中断してしまう理由はたくさん転がっているもの。

そこで、グリーン初心者である「北欧、暮らしの道具店」のスタッフが、三井のリハウスおすすめの、グリーンを取り入れて暮らし替えをする「グリーンリハウス」を試してみることに。
グリーンにまつわるつまずきや悩みを、フラワーアーティストの前田有紀さんに相談しながら全3話で、それぞれの性格や暮らしに合った解決法を考えてもらいました。

一度枯らしてしまった体験があると、再チャレンジがおっくうになってしまいがちですが、「誰でも失敗するものだから気にしないで!」と励ましてくれたのは、フラワーアーティストの前田有紀さん。

「北欧、暮らしの道具店」のスタッフのグリーンにまつわる悩み相談を通して、暮らしに合った解決法を教えてもらいました。

1 意外と知らない「ベランダ」の落とし穴を知ろう

齋藤さんのグリーン置き場は、1Fにある独立したつくりのベランダ。家の外の植栽もさりげないグリーンであることもお気に入りで、家のなかからグリーンを眺めることを楽しみにしていたはずだったのですが……。

現在のベランダは、小さなびわの植木のほかは、空の植木鉢置き場に。

齋藤さん:
「子どもが生まれる前から育てていたグリーンもあったんですが、ベランダに目をやる気持ちの余裕さえなくなっていた時期があり、気がついたら枯れてしまっていて……」

前田さん:
「なるほど。なかには寿命のものもあったかもしれませんね。それと、多年生のものは1年に1度ひとまわり大きな鉢に植え替えをしないと、根詰まりを起こしてしまいます。
土も入れ替えないと養分がなくなるので、どうしてもグリーンの元気がなくなっていきます」

植木鉢にグリーンを植えるときには、土が流れ出ないように底の穴に園芸用のメッシュなどをしき、その上に軽石を敷き詰めると、水はけがよくなり根腐れが起きにくくなります。

その上に、培養土をたっぷり。上部2cmくらいを残して隙間ができないようにしっかりと土を入れておきます。

土が少ないと根が蒸れてしまい、逆に多すぎると水やりの時に水が溢れてしまうので要注意。

前田さん:
「ベランダは、日当たりが悪かったり、コンクリートに直に置くと底面が熱くなりすぎたり、意外とグリーンにとって厳しい環境にもなりやすいんです。
複数の鉢を置いている場合は、風通しが悪くなって蒸れてしまうこともあるので、ポッドスタンドを使って風通しをよくするといいですよ」

もともと家にあった鉢を再利用。ポッドスタンドに乗せ、アップルミントを植えました。

ベランダは、「外」の意識になりがちですが、家のつくりによっては、雨が全く当たらないこともあるので、水をたっぷり与えることもとても大事だそう。

土が乾いていたら、水が底から染み出すまで、たっぷりとあげること。大きな植木鉢はとくに、根っこの先までは水が行き渡っていないこともよくあるそう。

暑い日は気温が上がる前、朝に水やりするのがおすすめです。

齋藤さん:
「前田さんの水やりを見ていたら、今までの私の水やりでは十分ではなかったなと反省しました。ちょうど息子がお手伝いできるようになってきて、グリーンのお世話にも興味があるようなので、一緒に水やりできる時間を作りたいです」