Lifestyle / 2018 11,15 /Part.2

憧れの暮らしの実情
~都会にはない“シゴト”も! 田舎暮らし編~

リゾート地での生活や海外移住など……誰しも理想のライフスタイルがあるのでは? しかし、実際に住んでいる人から見れば、現実は憧れの暮らしではないのかもしれません。今回は、田舎暮らしの実情について教えてもらいました。

sippoさん(Instagram:sippo@siippo)

結婚を機に再び地元へ戻り、田舎暮らしを送っている。夫と3歳になる息子、1歳の娘の4人家族。「#田舎暮らし」のハッシュタグでSNSに投稿した写真が人気を集めている。

スローライフが注目されるようになり、田舎暮らしに憧れを抱く人も少なくないのではないでしょうか。岐阜県内に住むsippoさんは、SNSに“田舎暮らし”のようすをアップして、スローライフに憧れを抱く人たちを中心に人気を集めています。

▲2年前に建てたというsippoさんの自宅。

元々、この町で生まれ育ったというsippoさん。高校卒業後に別の県内で暮らした後、同郷のご主人と結婚したのをきっかけに、再び地元に戻ってきたそうです。そんなsippoさんから見た「田舎暮らしの実情」を紹介します。

■田舎暮らしならではの「やること」が多い

のんびりした生活が送りたくて、田舎暮らしに憧れる人もいるかと思いますが、田舎ならではの“やらなければいけないこと”も多いもの。たとえば、草刈りや田んぼの管理などは自分たちでやる必要が出てきます。

▲毎年冬になると、家族で雪かきも。

自分でイチからやらなければならないこともたくさんあります。ただ、「この日までにやらなければいけない」という決まりがあるわけではないので、時間に縛られている感覚はあまりないかもしれません。

■人が少ない

よくも悪くも、田舎には人が少ないです。たとえば、運動会のような行事は学校と子どもを中心に行うもので、親はそれを見に行くだけなのが一般的だと思います。しかし、田舎では人手が足りないので、一家総出で学校行事にも参加しますからね(笑)。冠婚葬祭なども、ご近所さんの力を借りるので、田舎に人が少ないのもやることの多い要因のひとつになっていると思います。

ただ、人が少ないと、普段の生活で人目が気にならないというメリットがあります。私の住んでいる町は人口も少なく、土地が広いので、お隣さんの家までの距離がすごく遠いです。

家同士の距離が離れていることで、人目を気にせずのびのびと生活できます。たとえば、都会だったら部屋で音楽を聞くときに隣まで音漏れしないようにするなど、気を使う場面も多いもの。しかし、今の生活ではそういったことはありません。

▲外遊びも、周りへの騒音が気にならないので安心。

子どもがいる家庭も、心置きなく遊ばせることができます。ときには音楽やラジオを流しながら、畑作業をすることもあり、田舎ならではの自由さがあります。