Lifestyle / 2016 12,12 /Vol.4

もはや観光スポット! 街全体がクリスマスの光に包まれる、イルミネーションの「やり過ぎハウス」

華やかな眩い光の影には試行錯誤と苦労が……

Chapter.05

クリスマス・イルミネーションのベテランのようなヘイグさん一家だが、イルミネーションをするようになった当初はいろいろと苦戦したそう。強い雨や風のせいでライトをつなぐコードが切れたり、家の電気とイルミネーションの電源を一緒にしていたせいでヒューズが飛んだり……。そういった失敗談も今では笑い話で、楽しい家族の思い出だ。トラブルの経験から、7年前に自宅をフルリノベーションした際には、イルミネーション専用の配電盤を増設し、屋外にたくさんのコンセントを備え付けたというのだから、その意気込みは並大抵ではない。

毎年キャンディーケーンレーンのクリスマス・イルミネーションの知名度は上がっていて、12月に入ると、光に彩られた街を一目見ようと、多くの人が車でやって来る。そのためひどい渋滞が続くのだという。普段は1分もかからない大通りまでの道のりも、渋滞で全く動かなくなり、時には1時間近くかかることもあるそう。まさにテーマパークのような混み具合で、ゴミ問題や騒音問題も持ち上がっているのだとか。酔った観光客が柵に登って庭に侵入しようとしたこともあり、今年は警察署と消防署が積極的にセキュリティに力を入れるという。ヘイグさん宅でもイルミネーションが盗まれたことが2度もあるそうだ。また年々テレビのニュースで取り上げられる機会が増えているため、ここ数年はフードトラックなどが違法営業するなどの問題も発生するほどである。

そういった苦労があるにもかかわらず、やはりクリスマス・イルミネーションに取り組むのは心から楽しいと、この街の人はいう。訪れた人々が目を輝かせてイルミネーションに見とれたり、子どもたちが歓声を上げたり、クリスマスというマジカルタイムならではの光景を目にすると、幸せな気分になるのだという。

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クリスマス・イルミネーションは楽しむことがもっとも大切

Chapter.06

ヘイグさんに、これからクリスマス・イルミネーションを始める人たちへのアドバイスを聞いてみた。以下の5つのことだそうだ。

・テーマをしっかり決めること。
・小規模から始めること。
・慣れてきたら少しずつ大きなものにトライすること。
・家族みんなで準備と飾り付けをすること。
・ストレスをためないで純粋に楽しむこと。

特に飾り付けを“楽しむ”ことは、仕上がりを左右する重要なポイントなのだそう。家族みんなが楽しんでイルミネーションに取り組むヘイグ家には、5年間連続で訪れる観光客がいるという。その観光客はヘイグ家のイルミネーションの前で写真を撮り、毎年のクリスマスカードにしているそうで、「我が家をわざわざ選んでくれたことがとてもうれしい」と、ローリーさん。クリエイティブな喜びの中に、人との交流の素晴らしさも教えてくれるのがクリスマス・イルミネーションだともいう。これからもライフワークとして続けていきたいと微笑む。

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