終活における不動産売却はおすすめ?家を処分する方法

2026.10.15

不動産売却は、終活に伴う家の整理方法の1つです。この記事では、終活における不動産の整理方法や処分するメリット、手放す際の手順、注意点などについて解説します。

目次
  1. 終活時の不動産の整理方法3選
  2. 終活において不動産売却がおすすめな理由
  3. 終活で不動産を売却する際の手順
  4. 終活で不動産売却をするべきか迷ったらどうすればいい?
  5. 終活で家を処分する際の注意点
  6. よくある質問
  7. 終活で不動産を売却するならシニア向けサポートが充実した不動産会社へ

終活時の不動産の整理方法3選

終活では、不動産をどのように整理するかも重要な検討事項の1つです。不動産は物理的な分割が難しいため、生前に処分して現金化したり、生前贈与や遺言書を活用して引き継ぎ先を決めたりする方法があります。不動産の有効活用と相続人の負担軽減のためには、早めに整理方法を決めておくとよいでしょう。

不動産の主な整理方法は、以下の3つです。

・売却する
・生前贈与を行う
・遺言書を作成する

それぞれについて詳しく解説します。

●そもそも終活とは?

終活における不動産の整理方法

三井のリハウスでは、不動産売却の際に家財整理や不用品回収、引越しの手続きなどをまとめて手配し、ワンストップでサポートします。また、豊富な実績と専門知識を持ったプロによる不動産査定も可能です。

終活時の不動産売却でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。

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売却する

終活時の不動産の整理方法としては、売却して現金化することが挙げられます。現金化することで、余生を過ごすための老後資金の確保や、相続のトラブル防止が期待できるでしょう。たとえば相続人が複数いる場合、不動産のまま相続すると分割方法でトラブルに発展する恐れがありますが、現金化すれば公平に分配しやすくなります。また、不動産を売却すれば、固定資産税や都市計画税の税負担がかからなくなる点もメリットといえるでしょう。

ただし、自宅を売却する場合は、売却後の居住先を確保しておく必要があります。たとえば子どもと同居する、高齢者施設に入居する、リースバックを活用するなどの方法を検討してみましょう。リースバックについては、後ほどご紹介します。

なお、売却のタイミングで認知症等によって意思能力を喪失している場合は、自分で売却することができず、成年後見制度の利用を検討することが必要です。

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生前贈与を行う

終活における不動産の整理方法として、生前贈与も1つの手段です。生前贈与とは、財産の所有者が生きているうちに、特定の人へ財産を譲ることです。財産を引き継ぐ方法という点では「遺産相続」に似ていますが、生前贈与は所有者が生きているうちに、遺産相続は所有者の死亡によって開始、つまり亡くなった後に行うという点が異なります。

生前贈与は、生きているうちに財産を譲りたい人を選んで贈与することが可能です。分割が難しい不動産において、生前贈与はもめ事の軽減に役立ちます。また、自分の意思で渡したい相手に財産を渡せるという点もメリットといえるでしょう。さらに生前贈与を行うことで、自身が亡くなった際の相続財産と、それにかかる相続税の負担を軽減できる可能性もあります。

しかし、受贈者(贈与を受けた人)には贈与税や不動産取得税などがかかります。贈与者(財産を所有している人)と受贈者でよく話し合い、税理士などの専門家に相談することも必要です。

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遺言書を作成する

終活時の不動産の整理方法として、遺言書を作成する方法もあります。相続人が複数いる場合、不動産をそのまま相続すると、分割方法や管理方法、整理方法などを巡るトラブルが生じるケースもあるため、遺言書の作成とともに不動産の所有者と親族で事前に話し合っておくことが大切です。一方で、現金化や相続税の軽減といった効果は期待できません。

終活において不動産売却がおすすめな理由

終活における不動産売却は、資産を現金化できることや管理の手間を軽減できる点でおすすめといえるでしょう。

具体的には、以下のような理由が挙げられます。

・老後の資金になるから
・維持にかかる手間や費用が不要になるから
・相続のトラブル防止になるから

それぞれ詳しく見ていきましょう。

老後の資金になるから

持ち家や所有する土地を売却すれば、余生を過ごすための老後資金に充てられることも、終活において不動産の売却がおすすめの理由の1つです。不動産は大きな資産価値を持っているため、現金化することでより有効に活用できるでしょう。

維持にかかる手間や費用が不要になるから

終活に伴って所有する不動産を売却することで、維持にかかる手間や費用、税金が不要となります。

住んでいない家であれば、定期的な風通しや掃除が必要です。老朽化している建物の場合は、倒壊のリスクを回避するため、設備の修理や修繕等の費用がかかることもあるかもしれません。また、不動産を所有していれば、毎年固定資産税を納めることも必要です。早めに不動産を手放すことで、こうした手間や出費からも解放されるでしょう。

相続のトラブル防止になるから

終活において不動産を売却することがおすすめの理由として、相続トラブルを回避できる可能性があることも挙げられます。不動産は、ほかの資産に比べて分割が難しいため、相続にかかわるトラブルが生じやすい特徴があります。たとえば、相続人が複数いる場合、住宅を相続しても誰が何を引き継ぐか、協議して決めなければいけません。相続前に不動産を売却して現金化することで、複数の相続人がいても分割協議がスムーズに進みやすいでしょう。

終活で不動産を売却する際の手順

家を売却するには、複数の手順を踏む必要があります。この手順を事前に知っておくことで、スムーズに家を売却できるでしょう。

具体的には、以下のような流れで進みます。

・家を査定する
・不動産会社に仲介を依頼する
・売却活動を行う
・交渉が成立したら売買契約を交わす
・残代金受領と引渡しを行う

特に、査定の段階から不動産会社に依頼すれば、そのまま売却まで依頼できることが一般的です。信頼できる不動産会社に査定や仲介を依頼することが、終活を円滑に進めるためのポイントになります。

ここでは、順を追って家の売却方法を解説します。

終活のための不動産売却

家を査定する

最初に、ご自身が所有している不動産の査定をする必要があります。不動産査定とは、所有する家や土地の推定売却価格を不動産会社に算出してもらうことです。不動産会社が行う査定は無料で受けられるため、所有する不動産の価値を知るためにも有効活用しましょう。

なお、三井のリハウスでは、最低限の個人情報で簡単に査定ができる無料査定を行っています。より詳細な査定額を知りたい場合は、担当者が物件を訪問し、室内の使用状況や設備の状態、周辺環境などを細かくチェックする訪問査定がおすすめです。

終活で不動産売却を検討している方で、まずはおおまかな査定額を知りたいという方は、ぜひご相談ください。

●無料査定をご希望の方はこちら

不動産会社に仲介を依頼する

所有する不動産の査定が完了したら、不動産会社と「媒介契約」を結びます。媒介契約とは不動産を売却する際に、仲介してもらう不動産会社と結ぶ契約のことです。媒介契約には3種類あり、それぞれ特徴があります。売主自身や不動産の現状に合うものを不動産会社と相談して契約しましょう。

●媒介契約についてはこちら

売却活動を行う

媒介契約を結んだら、販売活動がスタートします。販売活動中、売主が主に行うのは内覧の準備と対応です。不動産会社と連携を取りながら、販売戦略や購入希望者から提示された条件の検討なども行います。

交渉が成立したら売買契約を交わす

不動産会社と購入希望者との交渉がまとまれば、売買契約を交わします。このとき、契約の履行を確実にするため、売主は買主から手付金を受け取るのが一般的です。

残代金受領と引渡し

最終代金を受領し、売買契約時に定めた状態で物件の引渡しを行います。

●不動産売却の基礎知識についてはこちら

終活で不動産売却をするべきか迷ったらどうすればいい?

終活で不動産売却をするべきか迷ったら、将来のことを考えて判断するのがおすすめです。その例として、以下のような判断基準が挙げられます。

・今後利用する可能性があるかどうか
・老後のライフプランに必要かどうか

ここでは、不動産を売却するかどうか迷った際のポイントと注意事項を解説します。

今後のライフプランについて話し合うシニア夫婦

今後利用する可能性があるかどうかで判断する

空き家の場合、今後自身が住む予定がなければ売却することも1つの方法です。空き家でも固定資産税はかかるため、そのままにしておくと費用の負担が大きくなってしまいます。

ただし、家が老朽化しておらず、将来子どもや孫などの親族が住む可能性があれば、残しておくのもよいでしょう。また、親族のなかには賃貸経営に役立てたいと考えている人がいるかもしれません。不動産の整理方法は、事前に親族と相談するようにしましょう。

老後のライフプランに必要かどうかで判断する

不動産を売却するかどうか、どのように売却するかは老後の計画に左右されます。老後に思い出のある家で過ごしたいなら、残しておくべきでしょう。

しかし、今後誰も住む予定がない場合や老後資金として現金化したい場合、所有していることの負担から解放されたい場合などは、売却するのがおすすめです。

終活で家を処分する際の注意点

終活で家を処分する場合には、事前準備が不可欠です。現居と今後の住まいについての意向をしっかりと固めておきましょう。

加えて、売却や解体、活用などの処分方法を問わず、やるべきことが複数あります。そのため、全て自身で対応するのが不安な場合は、家族やプロに相談し協力してもらいましょう。

家族に相談する

不動産の処分やその方法を決定する前に、一度家族に相談しましょう。自分ではもう誰も住まないだろうと思っていても、実は住みたいと考えている家族がいるかもしれません。また、不動産には自身や相続人が居住する以外にも、賃貸として運用する方法もあります。しっかりと家族の理解を得たうえで、処分に踏み切ることが大切です。

今のところ予定はないけれど、将来的に売却を考えている場合は、認知症対策として家族信託を組成するという方法もあります。

●家族信託についてはこちら

家財整理をする

不要な家財を整理する作業は、家を処分する際の作業の1つです。こまめに廃棄したり、リサイクルショップで売りに出したりするなど、根気強く取り組む必要があります。

とはいえ、普段仕事をしている方や、1人で整理しなくてはならない方にとっては、家財整理は大変な作業です。

三井のリハウス シニアデザインの「シニアおまかせ売却パック」なら、家財の整理だけでなく、不用品の査定や回収、リサイクルなどのサポートが充実しています。終活準備をどこに頼めばよいか分からないという方は、お気軽にご相談ください。

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不用品の査定・回収をしてもらっているシニア夫婦

終の住処を確保する

現在整理しようとしている家に住んでいる場合、整理の前に終の住処を確保する必要があります。子どもとの同居や高齢者施設への入居など方法はいくつかあります。また、自宅を売却した後もそのまま住み続けられるサービス「リースバック」を活用するという方法もありますが、売却価格が相場よりも安くなったり、家の住宅ローンを完済する必要があったりと注意点があるため、事前によく確認してから決断することが大切です。まずは家族と話し合い、自分たちの状況や希望に合った方法を選択しましょう。

三井のリハウス シニアデザインでは、売却に伴う住み替えサポートとしてシニア向け住宅をご紹介しています。家の整理方法に迷っている方は、一度ご相談ください。

●シニア向け住宅紹介サービスはこちら

●リースバックについてはこちら

よくある質問

終活についてのよくある質問として、不動産の整理方法やそれに伴う税金に関する質問が寄せられます。以下でそれぞれの質問に回答します。

そもそも終活とは?

終活とは、老後やその先を見据えて、自身の身の回りを整理することを指します。特に不動産の整理は、空き家問題や相続トラブルを防ぐうえでも、重要な終活といえます。

老後を安心して暮らすためにも、終活における不動産売却は、信頼できる不動産会社に相談しましょう。

三井のリハウス シニアデザインでは、不動産の査定から売却後の住み替えに必要な移転手続きまでをサポートしています。終活に伴う大切なご自宅の売却で後悔したくない方は、三井のリハウス シニアデザインにお問い合わせください。

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家をタダで引渡す場合、贈与税はかかりますか?

家を無料(タダ)で引渡すことを無償譲渡といい、受贈者と贈与者、どちらにも税金が発生する可能性があります。たとえば、個人間での無償譲渡は「贈与」に該当し、贈与者に税金は発生しませんが、受贈者には贈与税がかかります。

なお、個人が法人に、法人が個人に、そして法人が法人に無料で不動産を譲ると、譲る側ともらう側、それぞれに税金が課せられます。

リースバックはやめたほうがいいですか?

リースバックでは、売却価格が相場よりも安くなったり、家の住宅ローンを完済する必要があったりといった注意点があります。たとえば、「仲介で売却するよりも60%~80%の価格になる」「家賃が発生する」「賃貸の契約内容によってはずっと住み続けられるとは限らない」といった点です。

そのため、リースバックを検討する際は、メリットとデメリットの両方を踏まえたうえで判断することが大切です。信頼できる不動産会社によく相談してから決めることをおすすめします。

終活で不動産を売却するならシニア向けサポートが充実した不動産会社へ

終活で家の処分をすると、負担の軽減や老後資金の獲得、相続に関するトラブルの予防など、さまざまなメリットがあります。処分したときの注意点を踏まえながら検討してみるとよいでしょう。とはいえ、具体的な売却手順や相続方法について、不安を感じる方も多いでしょう。終活における不動産に関する相談は、ぜひ三井のリハウス シニアデザインへお問い合わせください。

また、家の売却は引越しや不用品撤去の見積もりなどの日程を業者ごとに調整する必要があり、手間がかかります。三井のリハウス シニアデザインの「シニアおまかせ売却パック」なら、不動産売却とともにほかのサービスの手配も行えるため、不動産処分の負担を減らせます。

終活における不動産売却をお考えの方は、ぜひ一度ご検討ください。

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柴田剛

弁護士法人ASK川崎所属。弁護士。
交通事故、相続、債務整理などのいわゆるマチ弁業務のほか、スポーツ法務にも注力している。
https://www.s-dori-law.com/

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