ガイドとめぐるジモト旅 Part.1
おしゃれな新店もディープな老舗店も集結!「大井町」の魅力を体感

品川区のほぼ中央に位置しながら、風情ある街並みが残る大井町。レトロな立ち飲み屋が軒を連ね、ディープな雰囲気が呑兵衛を中心に親しまれている。一方で駅周辺には大型商業施設が並び、利便性と住みやすさで地元民から愛される街でもあります。そんな新旧の文化が緩やかに融合する大井町には、まだまだ知られていない魅力がいっぱい。そこで、大井町に詳しい「品川経済新聞」編集長の宮脇淳さんをガイドに迎え、モデルの村上奈菜さんとともにさまざまな大井町の飲食店をめぐり、その魅力を体感していただきました。

記事カテゴリ 首都圏 東京23区
2018.03.06 /Part.1

大井町名物! 「お食事は大井一 うまい・やすい」が自慢のデカ盛りメニュー『ブルドック』

Chapter.03

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prof_img2宮脇さん
さて、次はサラリーマンたちにも人気のエリアへ行ってみましょう。昔ながらの飲食店が並ぶ「東小路」「平和小路」「すずらん通り」というディープタウンがあるんです!
prof_img1村上さん
ガラッと街並みが変わりますね! なんだかワクワクします(笑)。
prof_img2宮脇さん
その中でも”大井町名物”といわれているのが、こちら。1949年創業の『ブルドック』です。

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prof_img1村上さん
昭和の洋食屋さんみたいな雰囲気! でも、何が名物なんですか?
prof_img2宮脇さん
それはメニューが届いてからのお楽しみです(笑)。

一体、どんなメニューが名物となっているのでしょうか。早速店内へ。すると、オーダーしたメニューが届いたのですが……

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prof_img1村上さん
わぁ! すごいボリューム!!!

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prof_img4店長
これがうちの「ハンバーグ(880円)」だよ。

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prof_img4店長
これは1番人気の「メンチカツ(770円)」。こっちは、1キロの「オムライス(1,000円)」だよ。

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prof_img1村上さん
「Love」って書いていてかわいいけど、量がすごい……(笑)。サイズといいお値段といい、名物なのも納得です。

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prof_img2宮脇さん
僕たちの顔より大きいですね(笑)。でも、メンチカツは肉の風味が濃く感じられて柔らかく、サクサクの衣との相性もばっちり。見た目や値段だけでウケているわけではないのがわかります。

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prof_img1村上さん
オムライスも昔懐かしい味わいでほっこりします。ついつい食べ過ぎちゃいそう!
prof_img2宮脇さん
うれしい悲鳴ですね(笑)。ハンバーグも肉の旨みがぎっしり詰まっていていますね。
prof_img1村上さん
でも、どうしてデカ盛りメニューを始めたんですか?
prof_img4店長
“大井町”だけに、”多い町”。
prof_img1村上さん
なるほど……!
prof_img4店長
というのは冗談で、若いころバンドをやっていて、とにかくお金がなかったんだよ。ギターを買うために昼ごはん代を貯金していたから、毎日お腹がペコペコで。ただ、月に1回だけはメンバー全員で「おなかいっぱい食べよう!」と決めていて、そのときに行っていたのが、500円で山盛りメニューが食べられる店だったんです。それがうれしくってね~……そんな思い出があるから、安くてたくさん食べられる店でありたいな~って。……というのも、冗談だったりして(笑)。
prof_img2宮脇さん
いい話……と思ったら、また冗談!?(笑)。でも、このボリュームと味でこの価格はうれしいですね。大井町の魅力のひとつだと思います!
prof_img1村上さん
私もそう思います! 店長さんは、大井町の魅力はどんなところだと思いますか?

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prof_img4店長
この街の魅力? それは”俺”に決まってるじゃない!!!
prof_img1村上さん
!!(笑)

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