ガイドとめぐるジモト旅 Part.3
新旧の魅力が融合した街「武蔵小杉」
この十数年で、工業地帯からタワーマンションの立ち並ぶニュータウンへと変貌を遂げた「武蔵小杉」。駅周辺にはショッピングモールが充実しており、東急東横線・目黒線、JR南武線・横須賀線・湘南新宿ラインの5路線が乗り入れる利便性の良さも相まって注目のエリアです。
洗練された街のイメージが強い武蔵小杉ですが、一歩奥へ入ると再開発前の面影を残す街並みも健在。ぬくもりを感じる商店や路地裏の隠れ家風レストランなども点在しているので、思いがけないお気に入りの店が見つかることも。
そんな武蔵小杉の魅力を体感しにいくのは、ジモト旅のレポーターを務めるモデルの村上奈菜さん。武蔵小杉のまちづくりに取り組んでいる「NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメント」の広報グループでデザインを担当している本平基さんをガイドに迎え、 武蔵小杉の街に出かけました。
村上奈菜さん
福岡県出身のモデル。大学進学を機に上京し、現在はCMや広告のモデルを中心に活動中。
本平基さん
NPO法人小杉駅周辺エリアマネジメントの制作物デザインやイベント企画等を担当している。株式会社fawn代表。
再開発以前は工業都市だった武蔵小杉。工場に勤める人たちで活気に満ちていた時代もあったのだとか。工場の撤退などで一時は人口が減ったものの、再開発でこれまで以上のにぎわいを取り戻した現在は、古くからのお店にも客足が増え、駅周辺や交通機関の利便性も向上するなどして、「旧来の住民からも再開発にポジティブな声が聞かれますよ」と本平さん。それもきっと、新旧住民をつなぐ活動の賜物なのかもしれません。
◆武蔵小杉の人情が生んだ『おやつ研究所』
本平さんたちの活動から武蔵小杉の歴史を振り返っていた2人が最初に向かったのは、2016年にオープンした『おやつ研究所』。一体どんなお店なのでしょうか?
ここからは店主の大谷佳子さんを交えて、お話を伺うことに。
お話を伺いながらいただいたのは、「Coffee(HOT)」(580円・税込)。メニューとの相性を考えて調合されたオリジナルブレンドです。
実は、奈良の日本料理屋で働いていたときに使用していたコーヒー豆を取り寄せているそう。武蔵小杉の住民の方々から愛されているお店は、昔からの縁も大事にしているようです。
電話番号/044-387-7803
営業時間/[水・木]11:30~18:30(売り切れ次第終了)
[土]11:00~18:30(売り切れ次第終了)
[日・祝] 11:00~17:30(売り切れ次第終了)
定休日/月・火・金、その他不定休あり
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