
ガイドとめぐるジモト旅 Part.4
住みたい街として人気の理由は?ご当地マスコットと「学芸大学」めぐり
「住みたい街」としても人気が高い学芸大学。駅名となっている学芸大学は、現在では小金井市へ移転しているため、ファミリーやひとり暮らしの会社員が多く住んでいる印象です。
個人店やおしゃれなカフェが点在し、ゆったりしていながらも、どこか懐かしい雰囲気を感じさせるエリア。地元民から見て、街の魅力はどこにあるのでしょうか。
ジモト旅のレポーターを務めるモデルの村上奈菜さんが、目黒区商店街振興組合連合会マスコットキャラクター・スマにゃんとともに探索していきます。
村上奈菜さん
福岡県出身のモデル。大学進学を機に上京し、現在はCMや広告のモデルを中心に活動中。
スマにゃん
目黒区商店街振興組合連合会マスコットキャラクター。
目黒区商店街生まれのツンデレな猫。名前の由来は「スマートな猫」と「目黒に住みたい猫(スマにゃん)」からきている。

服装がスマにゃんと少し被ってしまって、なんだか仲良しみたいでいいですね!(笑) 実は、学芸大学にはほとんど来たことがないんです。駅前も人通りが多いですし、活気のある場所というイメージがあります。

それは、商店街が多いからかもしれないね。学芸大学には6つの商店街があって、素敵なお店がたくさんあるんだ。名物店から話題のスポットまで、今日はいろいろ案内するよ! 少しでも街の良さが伝わるとうれしいな。
■学大の人気店として知られるイタリアン『リ・カーリカ』

まずは2013年にオープンした超人気のイタリアン『リ・カーリカ』に行ってみよう!

『リ・カーリカ』って、雑誌に載っているのを見たことがある気がします。

たしかによく取り上げられているね。隣駅の都立大学には2号店の『カンティーナ カーリカ・リ』があるし、この近くに『あつあつ リ・カーリカ』という3号店もあるんだよ。

3店舗もあるんですね。店内も落ち着いていて居心地がよさそう。隠れ家のような空間がまたいいですね。
『リ・カーリカ』の人気の理由を知るべく、黒毛和牛の赤身肉を1カ月間冷蔵庫で寝かせてから調理した看板メニュー「和牛のステーキフリット」をまずはいただくことに。

スマにゃんは……食べられないと思うので、私だけいただいちゃいますね(笑)。いただきます!

おいしい! 付け合せのポテトもほくほくしていて甘いし、話題になるのも納得です。
「別の席で注文されたお客様がいると、それを見た他のお客様もつられて頼まれる……なんてこともよくあるんですよ」、と店長の藤田さん。

見た目もボリュームがあって、食欲をそそりますもんね。『リ・カーリカ』は、どうして学芸大学にお店をオープンしたのでしょうか。

「会社員やOLさんが帰って来る場所で店をやりたい」という思いがオーナーにあったからです。学芸大学はひとり暮らしの方も多いので、イメージにぴったりでした。

家の近くにこんなところがあったら、毎日でも寄りたくなってしまいます。

店では、お客様との距離感もすごく大事にしているんですよ。「今日はどんな気分ですか?」なんて聞きながら、その日のニーズにあった料理やワインをおすすめしています。メニューを見ただけでは伝わらないこともありますから、会話を楽しみながらお客様に合ったものを提供したいなと思っているんです。

コミュニケーションをすごく大事にされているんですね。

店自体もコンパクトなので、大事にしていますね。最近では、おかげさまで「予約が取れない」なんていわれることもありますが、あくまでもお客様が帰って来られる場所であり続けたいです。時間帯によっては空いてることもあるので、ぜひ気軽に食べに来てほしいですね。

人気店になっても、帰って来られる場所でありたいというのは素敵です。

地元の人にとって、ほっと落ち着ける第2の家のような場所になっているのかもね。


『リ・カーリカ』 住所/東京都目黒区鷹番2-16-14 B1F
電話番号/03-6303-3297
営業時間/18:00~24:00(L.O.)、日曜・祝日17:00~24:00(L.O.)
定休日/水曜
電話番号/03-6303-3297
営業時間/18:00~24:00(L.O.)、日曜・祝日17:00~24:00(L.O.)
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