ガイドとめぐるジモト旅 Part.4
住みたい街として人気の理由は?ご当地マスコットと「学芸大学」めぐり

「住みたい街」としても人気が高い学芸大学。駅名となっている学芸大学は、現在では小金井市へ移転しているため、ファミリーやひとり暮らしの会社員が多く住んでいる印象です。
個人店やおしゃれなカフェが点在し、ゆったりしていながらも、どこか懐かしい雰囲気を感じさせるエリア。地元民から見て、街の魅力はどこにあるのでしょうか。

ジモト旅のレポーターを務めるモデルの村上奈菜さんが、目黒区商店街振興組合連合会マスコットキャラクター・スマにゃんとともに探索していきます。

記事カテゴリ 首都圏 東京23区
2018.11.16 /Part.4

■他店とのコラボイベントも行う『BRITS Sunhair & Café』

村上さん
学芸大学の魅力は、お店とお客さんとの関係性の良さにあるのかもしれませんね。
スマにゃん
そうだね。でも、結びつきが強いのはお店とお客さんだけじゃないんだよ。最後は、カフェが併設されたヘアサロン『BRITS Sunhair & Café』に行ってみよう! 学芸大学をもっと深く知るにはぴったりの場所だと思うよ。

村上さん
入り口がふたつありますね。美容室やカフェというよりも、外観はおしゃれな雑貨屋さんみたいです。

アンティーク調の小物で飾られた店内は、半分のスペースが美容院。もう半分がカフェやイベントスペースとして使われています。

案内してくれたのは、『BRITS Sunhair & Café』のトップディレクター・大溝さん。

大溝さん
ここのカフェスペースでは、料理スクールを開催したり、近くにある『LESSON』というレストランとコラボで、「大人のナポリタン」として木曜の夜限定でナポリタンを提供したり。カフェという枠組みを超えて、いろいろなことにチャレンジしています。
村上さん
美容院とも全く違う企画を行っているのですね。どうしてこのような形態をとっているのでしょうか。
大溝さん
元々、イベントスペースがあるヘアサロンをつくりたいと思っていたんです。行きつけの美容室が決まっている人は多いので、初めての人はなかなか気軽に来にくいんですよね。
村上さん
通う頻度もだいたい決まってますし、ふらっと訪れる場所ではないかもしれませんね。
大溝さん
いろいろなイベントがあれば、カジュアルに足を運んでもらいやすいですよね。美容室を起点に、みんなが集まれるような場づくりがしたいんです。オープンして5年目ですが、学芸大学は店同士のつながりがとても多いと思っています。だからこそ、近くの店とコラボして企画ができる部分も大きいです。
村上さん
お店同士の交流もあるんですね。
大溝さん
個人店が多い分、店同士の団結はすごくありますね。いろいろな人に愛される場をつくるためには、店という枠組みを超えることも大切だと思っています。
村上さん
商店街に活気があるのは、そんなところが影響しているのかも。
スマにゃん
商店街としても、もっと活気のある街にするためにいろいろな取り組みに挑戦しようとしているところなんだよ。住んでいる人はもちろん、初めて来た人にとってもまた訪れたくなるような場所にしていきたいよね。
村上さん
そうなんですね! これからの街の変化も楽しみです。
『BRITS Sunhair & Café』 住所:東京都目黒区鷹番 3-14-2 ディアコート鷹番1F
電話番号:03-6451-0553
営業時間:10:00~20:00(最終受付)、土日10:00~19:00(最終受付)
定休日:毎週火曜、第3月曜
http://brits-tokyo.com/