
リラ
住まい探しの妖精。よりよい住まいを求めて、いつもいろんなお部屋を見て周っている。住まいに関する情報がつまった大きなリュックとお家型のカチューシャがチャームポイント。
タクヤ・マイ
半年後に結婚を控えるカップル。
タクヤは2年前に一人暮らし用にコンパクトマンションを購入。マイや子どもとの将来の生活を見据えて、広い家への住み替えを検討している。


そうそう、私たちもうじき結婚するから、新居に引っ越すつもりなの


2人分の本が置ける書斎や、服やバッグをしまえる衣装部屋も欲しい…となると、3〜4部屋くらい必要かなと思っているだけど、ちょっと贅沢過ぎるかなあ?

突然だけど、2人には将来、出産の計画はある?もし子どもが欲しいと思ってるなら、子どもの人数に合わせて部屋数を考えるといいよ!


子ども1人の場合
結婚・出産を機に新居を選ぶとき、しっかり意識したいのが将来の家族構成のこと。子どもの人数に応じたおすすめの間取りと、そのポイントについて紹介するよ!
夫婦+子ども1人の3人暮らしの場合、間取りは2LDKが一般的だよ。
家族が集まるLDに、主寝室が1つ、個室が1つ付いているから、夫婦の寝室と子ども部屋をラクに設けることができるんだ。面積にもよるけど子どものモノをしまう収納スペースも、十分確保できちゃうよ。
ほかに、2LDKより費用を抑えて1LDKを選ぶこともできるけど、部屋数が少ない分「収納が少ない」「多感な時期を迎えた子どものプライバシーを守りにくい」といった制限が出てくることもある。
その場合は「LDKに大容量の収納が付いている物件を選ぶ」「可動式間仕切り収納で部屋を区切り、子ども用のスペースを確保する」といった工夫を取り入れると、1LDKでも快適に暮らしやすくなるよ!
逆に、費用が上がっても「仕事部屋が欲しい」「趣味を楽しむスペースを設けたい」という場合は、1部屋増やして3LDKにする選択肢もあるよ。
だけど、子どもの独立後には部屋数を持て余しちゃうかも…。その場合は、子ども部屋をゲストルームにする、LDとつなげて広々使うといった活用方法がおすすめだよ!



子ども2人以上の場合
子どもを2人以上予定している場合、間取りは3LDK以上がおすすめだよ。LD以外の部屋を、用途に合わせて使い分けることができるんだ。
たとえば、子どもが2人なら「夫婦の寝室+子ども部屋2つ」という分け方をして3LDK。子どもが3人の場合は「夫婦の寝室+広いほうの個室を子ども2人でシェア+長子が1人で1室使う」という分け方で3LDKでもいいけど、ある程度子どもが大きくなったときを考えると4LDKがいいかもね!
3LDKの中でも、主寝室が広いタイプの物件を選んでおくと、将来家族でシェアするときに便利だよ。それから、個室の1つが和室になっているタイプは、幼少期のオムツ替えやお昼寝スペースにも活用できちゃうから便利!
3人家族で住む場合でも、仕事や趣味のスペース、収納部屋、祖父母と同居するなど、ゆとりある使い方ができるよ。
こんな風にとっても汎用性が高い3LDKだけど、注意点は、部屋数が多くなると購入費用が上がること、そして掃除の手間や光熱費もかかることだよ。
なるべく購入費用を抑えるには、郊外のエリアで探してみるのがおすすめ。それから、家事を分担する、電気のムダ使いを減らすなど、暮らしのルールを家族内で決めるのもいいよ!


子どもが生まれると、医療費とか教育費とか、いろいろな支出が増えてくるの。それを考えずにローン返済額を決めちゃうと、後で暮らしに大きな負担がかかることもあるんだよ


それに応じて、頭金や購入する物件の価格帯、毎月のローン返済額を決めれば安心だよ♪

