「荷物が増えて収納に困ってきた」、「子どもが増えて狭いと感じることが多くなった」、「将来を考えて、教育環境が整った地域に…」と、妊娠・出産・子どもの成長などに合わせて、多くのママパパが考えはじめる住み替え

でも、一体どの時期の住み替えがベストなのでしょうか?
そもそもベストな時期なんてあるのでしょうか?

今回は、「住み替え時期別の満足度」について、先輩ママパパたちにアンケートを実施!

妊娠中から4歳以上の子どもの年齢別に住み替えの際のメリット・デメリットや満足度を聞いてみた他、税制などその他の要素も含めて、ベストな住み替えがいつなのかをご紹介していきます。

住み替えには欠かせない、頼れる専門家選びのポイントも必見ですよ。

■住み替えのきっかけは3つのタイミングに集中!一番良い時期は?

◇ 先輩ママパパに調査!「子どものイベント」が住み替えのきっかけに!

先輩ママパパへ「住み替えを考えるきっかけになったこと」を聞いてみると、子育てに関する項目が上位を占める結果に!

1位「出産」が35.4%、続いて2位「妊娠」が31.3%、そして3位「子どもの入園・就学」が18.6%という割合でした。

※住み替えに関するWebアンケート
実施期間2020/1/7~2020/1/22、n=1,668(住み替えを経験したことがある方)

子どもの状態が変わっていくことと一緒に、生活パターンや人間関係も変化するタイミングなので、住み替えの必要性を感じるのかもしれません。

◇ 最適な住み替え時期はいつ?

しかし、住み替えのきっかけを聞いただけでは「いつが住み替えに良いのか」はわかりません。

そこで、住み替え経験者の先輩ママパパに子どもが何歳の時に住み替えたのかと、住み替えた時のメリット・デメリットや今の満足度について聞いてみました。

まずは、各年齢ごとに感じたメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

■この時期住み替えて良かった&後悔!年齢別の住み替え満足度は?

◇ 妊娠中:子どもがいないから自分たちのペースで動きやすい!

「妊娠中に住み替えをしました。子どもが生まれた時に部屋数が少なかったので、広いところに住み替えたくお願いしました。子どもが産まれてからだと、色々とバタバタとしてきっと出来なかったので妊娠中の比較的落ち着いている時期に色々と検討して決められたことはよかったと思います」(mmmmmmkさん)

「妊娠中でつわりが酷かったため引越し作業が大変でした… 荷造り…荷解き…もう苦痛でした(笑) 旦那は仕事に行っているためほとんど一人でやったので体調良い時に少しずつやりました!」(kanna1204さん)

妊娠中は赤ちゃんのことを気にせずに物件の見学や引越しの準備ができるので、スムーズな住み替えができた!と言うママパパがいる一方で、日々体調が安定しない中でだんだん大きくなるお腹を気遣いながらの準備が大変だった、というママパパも。

妊娠中の住み替えはつわりが落ち着き、お腹が大きくなる前の安定期にするのがよさそうです。

◇ 0歳:眠る時間が長いうちに準備を進められる!

「子どもがまだ0歳で保育園などに通っていなかったため、引越しても園探しや転園の手続きなどがなくて楽だった。家探しも抱っこ紐でいい子にしていてくれて、歩き始める前で良かったと思った。引越し当日はちょうどお昼寝の時間に合わせて3時間くらい実家に預けたら、ほとんど寝ていてくれたようで特に問題なく終えられた。」(zukokokoさん)

「産後1ヶ月経ってからすぐに物件めぐりをしましたが、 子どもがまだ小さかったため 長時間の外出が厳しかったのと、 私自身も体力がなく 1日に数件しか見ることができなかったので せめて妊娠中に物件めぐりをするべきだと思いました」(貝本さん)

個人差はありますが、0歳児はまだ眠っている時間が長いので、両親に預けている間に物件見学や引越し作業をスムーズにできるそう!

しかし、預け先がない場合、小さな赤ちゃんを長時間連れ回すことはできず、「赤ちゃんのお世話がない妊娠中の方が良かったかも」と振り返るママパパもいました。

◇ 1歳:ママの体力回復でより前向きな住み替えが!

「産後1年が経ち体力が回復していたこと、子どもが1歳になるタイミングで育児休業を終えて職場復帰する予定があったことから、住み替えを実施しました。保育園に入ってしまってからだと引越ししづらくなるため、いいタイミングだったと思います。職場復帰してしまうと、家を探したり引越しの準備をするのも難しくなるので、復帰直前に引越せてよかったです。」(あこすけ38さん)

「1歳だと何も分からず構って欲しい時期なので、荷造りがなかなか進まず荷解きもやる気の問題なのですが1ヶ月程かかりました。物がどこにあるのかも分からず四苦八苦していました。4、5歳くらいだとまだ楽なのかなとは思います。」(Rumi..さん)

子どもが1歳児の時の住み替えは、ママの体力が戻っているので、ママが積極的な住み替えのアクションがしやすいようです。

ただ、1歳児は動きが活発になってくる時期なので、赤ちゃんの面倒を見ながらの引越し準備は大変だったという声も。

◇ 2歳:子どもが絡むトラブルを回避!

「子どもが2歳の時に引越しました。以前の家は周りの音もよく聞こえ、自分も2階に住んでいたのですが足音や物を落とした時の音がうるさいと苦情がきていたので引越しを考えました。引越してもまた苦情を言われたら…と不安でしたが、造りもしっかりしているためか周りの物音もほとんど気にならず快適に過ごせています。子どもにも「静かに!」と大声出すこともなくなったので、住み替えてよかったと思います。」(めぐちゃ♪さん)

「保育園と現在の職場とで、住まいを決めてしまったが、小学校や中学校、高校大学に通う駅までのこと、治安などが最近は気になってきた。 保育園や子の今の環境も大切だが、今後の教育を視野に入れて考えられる時期にしてもよかった」(ちょきみさん)

2歳児は、イヤイヤ期がはじまる子どもが増えることもあってか、子どもの大声や遊ぶ音などがまわりに迷惑でないかが気になる頃。

住み替えることによって周りを気にせず過ごすことができ、ストレスも減ったと、ホッとしているママパパの声もありました。

一方で住み替え後子どもが大きくなるにつれ、子どもの教育についても考慮して住み替えしておけばと後悔している方も。

◇ 3歳:幼稚園入園タイミングで新しいスタートが切れる

「幼稚園入園前にできたので、小学校入学してからの転校などを考えなくて良いので良かったと思います。 」(てんさんしんさん)

「保育園に通っている途中での引越しになったので、転園する必要があったが、すぐには転園できず、1年間バスを使って遠い保育園まで通わなければいけなかった」(りん214)

入園という新生活のスタートに住み替えをあわせることで、小学校に上がった時に転校をさせたり、引越しによる手続きに追われる心配がなくなってよかったと考えているママパパがいました。

しかし、保育園にすでに通っている子どもを持つママパパは新しい保育園探しが大変で、転園先が見つからずに長距離の通園に苦労していたという声もありました。

◇ 4歳以上:子どもたちのサポートも受けやすく!

「子どもが小学校に入学後の住み替えだったので、子どももある程度引越しのときなど手伝ったり、いい子にしてくれていたので引越しがしやすかったです。また、引越したことによって部屋数が多くなったので、こどもの部屋がつくれた。勉強もしやすい環境がつくれたと思います。」(Asami (*^ω^*)さん)

「長子の時に小三で引越しをした。隣の地区だったが、新しい友達や地区に慣れるのに苦労したみたい。 前の地区の子とは会えば話をするが、連絡手段がなくて疎遠になってしまった。 たまーに、やっぱり前に住んでた地区が良かったな~って言って来たりして複雑ではあった。」(まんまるパンさん)

この時期の住み替えは、子どもが成長していることもあり、ゆっくり物件見学できたり引越し作業をお手伝いしてくれたりするのがメリット。

ただ、大きくなってからの環境の変化は子どもに大きく影響します。

子どもの気持ちに充分な配慮ができずにかわいそうな思いをさせてしまったと嘆くママパパもいました。

◇ 年齢ごとの満足度は約80%!1歳、2歳の「満足している」割合が高い傾向に

妊娠中から4歳以上まで、どの時期にもメリット・デメリットがあることがわかりましたが、住み替えに対してどの程度満足しているのでしょうか?

年齢ごとの住み替えへの満足度を調査しました。

※住み替えに関するWebアンケート
実施期間2020/2/21~2020/3/2、n=865(住み替えを経験したことがある方 妊娠中:424、0歳:180、1歳:116、2歳:64、3歳:36、4歳以上:45)

全年齢で約80%は「満足している」「やや満足している」と回答。

そして、1歳、2歳の子どもを持つママパパの「満足している」の回答割合が他と比較して高い結果となりました。

1歳、2歳の子どもはまだまだ手のかかる年齢ではあるものの、ママの体力が戻ってきて引越し準備がしやすかったり、住み替えによる子ども絡みのご近所トラブルが減ることでの安心感がとても大きかったりすることが、こうした結果の理由かもしれません。

ぜひ、住み替え時期の参考にしてみてくださいね。

■子どもの成長だけじゃない!住み替えタイミングで気にするべきポイントは?

◇ 金利や税制優遇は?市場の動きから見た買い時もチェック!

住み替えの際に考えておきたいのは、子どもの成長だけではありません。

住宅という大きな買い物をよりお得にするためにも、金融情報のチェックは必須!

例えば、購入時には住宅ローンを組む人がほとんどだと思いますが、申込先によって金利が異なるので、各銀行の金利を比較してみることが大切です。

そして、金利の種類には大きく分けて「固定型」「変動型」の2種類あり、どちらがお得なのかを今までの金利の変動の状況を見て判断する必要があります。

また、「住宅ローン減税制度」についての仕組みや手続きの方法を調べて物件購入後の税金対策に備えるなど合計の支出を押さえて住み替えをする術を確認しておきましょう。

すまい給付金や次世代住宅ポイントなど、補助を受けるための要件や上限額が新築か中古、省エネ対策の有無でも変わります。

その点も事前にリサーチしておくと物件選びの参考になりますよ。

住宅は価格変動が激しいジャンル。
今年はオリンピックイヤーでもあるので、価格の動きも注視していきましょう。

◇ 難しくてわからない!?そんな時は専門家への相談を

とは言っても、金融情報をすべて把握するのはとっても大変!

制度が変わることもあるので、最新の情報だと思っていたものが変わってしまっていることもあります。

不安だらけな中、最適な購入のタイミングを自分達だけで判断するのは勇気がいることです。

そこで、後悔しない住み替えをするためにも、お近くの不動産会社に話を聞いてみるのもひとつの手。

ライフプランや最新の金融情報、その他住み替えで押さえておきたい情報などを知る不動産会社なら、ベストな選択をするための力強いサポートをしてくれますよ!

どこに相談するべきか悩んだ場合は、「成約実績が豊富かどうか」「店舗数が多いかどうか」といった点で選んでみると失敗は減ります。

成約実績が豊富で店舗数の多い不動産会社は経験豊富なスタッフが多数在籍していて、さまざまなお悩みや希望に合わせた丁寧なアドバイスが期待できるからです。

いざ、相談してみようかなと思った時には参考にしてみてくださいね。

■取引件数33年連続No.1!業界最大級の店舗数で地域情報にも詳しい三井のリハウス

「三井のリハウス」は、大手としての実績や安心感に加え、街の不動産屋さんとして子育てファミリーからシニアまで幅広い世代の住み替えをサポート!

それでは、知られざるその魅力をご紹介していきます。

◇ 「三井のリハウス」ってどんな会社?

三井のリハウスが主に手がけているのは、新築や中古戸建て、中古マンション、土地の売買などに関わる不動産仲介サービス。

その成約実績はなんと年約4万件と1日100件以上もの物件を成約につながっています!

その実績はここ数年ではありません。33年連続で全国売買仲介取扱件数No.1(※1)を誇っています。

担当者は全員が、物件購入をするお客様へ不動産に関する重要事項を説明できる「宅地建物取引士」の資格を持っているという、まさに不動産のプロ。

信頼できる人材がそろっているので、安心感をもって相談できますよ。

「三井のリハウス」で物件情報を見てみる!

◇ 地域情報はお任せ!地域密着型で他店との連携も◎

「三井のリハウス」のもうひとつの魅力は、地域密着型であること。

店舗数が全国282(※2)ととても多いので、お店それぞれが各エリアの専門家として地域情報をしっかりと把握

実際の生活環境や土地柄にも精通しているので、1回訪れただけではわかりにくい住みたい地域の雰囲気も教えてもらえるのがうれしいですね。

「三井のリハウス」なら、店舗同士の連携が取れているので、他エリアの比較情報もゲットできます!

「同じような雰囲気で価格がもう少し手ごろな場所は?」「保育園は変えないで駅にもう少し近いところはない?」などの希望を伝えて、理想の住み替えを実現してくださいね。

※1 三井不動産リアルティグループは’86年度~’18年度の33年連続全国売買仲介取扱件数No.1です
※2 2019/11/1時点

■まとめ

今回は、子育てファミリーの住み替えタイミングについてお伝えしました!
住み替えは家族にとって大きなイベント。
プロの力を借りながらご家族にとってベストな選択ができるといいですね。