Interview / 2018 09,20 /Part.4

戸越銀座で親子三代続くお店を営む佐藤さんご夫婦

夫婦でお店を営む二人の記憶に残る、ある日の出来事をお聞きする企画「おじいちゃんとおばあちゃんが一番しあわせだった日」。
今回お伺いしたのは、戸越銀座でパン屋を営む、「ハリマヤ」の佐藤さんご夫婦。長年お店を営んできた二人だからこそわかる、その土地の魅力からお店のこと、お二人の関係などをお聞きしました。

-三人のお子さんについて教えてください。

元昭さん
みんな男の三兄弟だよ。
悦子さん
三人ともお嫁さんに恵まれてね。孫は5人みんな男の子なの!
元昭さん
長男はこの辺に住んでいるから、孫もよく遊びに来るよ。次男は三鷹町の方に住んでいて休みの日に遊びにくるかな。
悦子さん
最近では長男がお父さんに代わって商店街のお祭りの手伝いに行ってくれてね。ちょうど今日も行っているわ。
元昭さん
三男は婿養子に行ったから遠くに行っちゃって年に数回しか会えないんだけどね。
悦子さん
みんなしっかり自立してくれたね。

―お店を営んでいて嬉しかったことはなんですか?

元昭さん
作ったパンをおいしいと言ってもらえると商売をやっていこうっていう気持ちになりますね。そういう意味では本当にお客さんに支えられている。
悦子さん
お客さんと世間話するのも楽しいですね。積極的に私から声かけているんです。
元昭さん
本当にこの人は話が上手なの!
悦子さん
この辺の人は一人暮らしの方が多いからね。こっちから声をかけると喜んで話してくれるの。ときどき話しすぎて、主人に商売優先せずに無駄話しているって怒られちゃうこともあるけどね(笑)。

―戸越銀座のいいところは?

悦子さん
お客さんの人柄が温かいですね。話していてもとてもいい人ばかり。
元昭さん
良いところも悪いところも隠さない素朴さがある人が多いね。商売をやっている人が多いからお互い助け合っている街だよ。
悦子さん
素朴さは確かに! 他の商店街はよくわからないけど、すれ違ったら必ず挨拶するからね。こういう街ってあんまり今はないのかもしれないね。
元昭さん
町会に入っているから、町会の人とも関わりがあって、お祭りの準備とかで関わるからみんな仲良しだね。身体壊してあんまり飲みに行けないけど、昔はよく町会の人と飲みに行っていたんだ。昔は僕たち飲み仲間のことを三馬鹿って言われていたよ。

―夫婦としてのこれからの夢はなんですか?

悦子さん
実は、目処がついたら主人とお店を畳もうって話しているんです。土地の更新がある4~5年後かな?
元昭さん
息子たちが継ぎたいなら譲るし、別にパン屋をやる必要もないと思う。
悦子さん
お店を畳むのはしょうがないことだね。ほかのお店をやるにも機械を新しくしないといけないし。
元昭さん
あと、たまには旅行にも行きたいね。子どもが小さいときは遠くへは行けなかったけどしょっちゅう出かけていたからね。
悦子さん
私は生まれ故郷の秋田にも行きたいな。
元昭さん
高校卒業したときに九州に仲間と行ってね。また、同じ旅行を妻と行くのもいいかもね。

 

戸越銀座商店街では、町会に入っているお店同士で商店街を盛り上げようと協力し合っているそう。常連のお客さんとの繋がりだけでなく、近所のお店同士の繋がりが深いのは商店街ならではですね。

 

ハリマヤ 住所:東京都品川区戸越2-7-5
03-3782-0796
定休日:月曜日
営業時間:8:00am~8:00pm