海が近くて遊び場も豊富で住宅街が近い…横浜駅周辺が人気の理由

目次
  1. 子育てにも強い…30代が住みたい街・神奈川県横浜市
記事カテゴリ 神奈川 首都圏
2016.10.01

共働き夫婦が多く、自分たちのライフスタイルを重視する傾向が強い30歳代。そんな人たちが住みたい場所として選ぶのは、交通の便がよいことはもちろん、近くにオシャレな飲食店多く、エンターテインメント性のあるエリアでしょう。

30歳代が選ぶ、神奈川県で住みたい街・人気No.1といえば、ここ数年ずっと人気なのが、「横浜」。

「中華街とか赤レンガ倉庫、本牧もあって、おしゃれな雰囲気」
「海がすぐ近くにある」
「異国情緒がある」
「レストランやショップが充実している」
「繁華街から住宅エリアが近い」
といったように、横浜を表す言葉には賞賛の声があふれています。

横浜市は人口が約370万人で、日本の市町村としては最多。そのため交通アクセスも便利で、市内にはJRの東海道線・横須賀線・京浜東北線・根岸線・横浜線・南武線・鶴見線・東海道新幹線、そして京浜急行電鉄、東急は東横線・田園都市線、相模鉄道や横浜高速鉄道などが走っており、さらには市営の地下鉄線も2本あります。

特に、横浜市の中央駅ともいえる横浜駅には6つの鉄道会社の路線が乗り入れており、品川駅までは普通列車でも最速16分、東京駅までは25分と、抜群の利便性を持っています。

また、生活していくうえで欠かせないスーパーや百貨店も、横浜市には数多くそろっています。

経済産業省の統計(平成26年度)によると、横浜市の百貨店とスーパーを合わせた事業所数は136と、全国の市町村では最多(東京都23区は合計で249)。人口日本一の市の名に恥じない数字となっています。

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子育てにも強い…30代が住みたい街・神奈川県横浜市

横浜市の不動産事情に目を転じてみると、中古マンションの平均価格では、横浜市にある18の区のうち、横浜駅周辺の3区がもっとも高く、横浜駅のある西区がトップ、次いで、西区の北側にある神奈川区、同じく南側にある中区の順になっています。

この3区での中古マンションの平均価格は、総合的に見ると3,400万~3,800万円で、共働き夫婦向けの1DK~2DKでは、2,600万〜2,800万円となっています。

とくに、横浜駅の北側に広がる神奈川区には住宅街が広がっており、駅から近いエリアでも物件は豊富にそろっています。また、住宅地が多いので、公園や学校、スーパー、病院なども多くあり、暮らしやすい場所となっています。

30代といえば、小学校前の子どもを持つ夫婦も多いことでしょう。では、子育ての面で、横浜市はどうでしょう。

横浜市といえば、幼稚園や保育所の数が足りず、 “待機児童”の数が日本一…というニュースが世間を騒がせたのは記憶に新しいところです。

しかし、横浜市はその後、待機児童数ゼロを目指して保育施策に力を入れるようになり、平成20年には約1,500人もいた待機児童の数が、その5年後の25年には0人になり、中期計画の目標を達成しました。

その後、保育所入所希望者数が増えたこともあってゼロではなくなりましたが、2016年4月1日の時点では7人と、ほぼゼロに近い数字となっています。
つまり、まだ幼い子どもを持つ夫婦にとっても、横浜市は安心して住むことができる場所になっているわけです。

子どもがいても、都会型ライフスタイルを変えたくない30代のファミリー層のニーズにも応える街なのかもしれません。