月島三丁目に地上50階建タワーマンション計画

月島三丁目南地区第一種市街地再開発事業

東京メトロ有楽町線「月島」駅と、都営大江戸線「勝どき」駅の間に位置する月島三丁目南地区では、区域面積約1.0haに地上50階建の超高層ビルを計画。約720戸の共同住宅と、商業施設・子育て支援施設の複合開発。約1,500㎡の広場も整備し、地域に開かれた緑豊かなオープンスペースを創出します。これにより、細分化した土地を集約し不燃性・耐震性の高い建物を整備するとともに、道路の一部拡幅や地域住民が避難できる広場を整備。災害時には帰宅困難者の一時滞在施設として建物を一部開放できるようにするなど、地域の防災性も高めます。着工は2022年度予定、竣工は2026年度予定。

計画地

「HARUMI FLAG」に大型商業施設が誕生

多くの方が住まう住宅とともに、教育、公園、交通、エネルギーなど、まちの機能が一斉に整備される「HARUMI FLAG」。このまちに人々の繋がりと楽しさのハブとなる商業施設も誕生します。地上3階建延べ床面積約19,000㎡となり、テナントにはスーパーマーケットなど暮らしを彩る様々な生活利便施設が揃い、快適な毎日をサポートします。

商業施設完成予想CG

IHIと三菱地所より発表「アニヴェルセル豊洲」他跡地の再開発

(仮称)豊洲4-2街区開発計画

イメージパース(晴海通り側から見る)
※本計画の内容は、今後の行政協議等により、変更となる可能性があります。 画像提供:IHI・三菱地所

現在、「アニヴェルセル豊洲」や「トーヨータイヤ豊洲ドーム」がある豊洲二丁目4-2街区において、オフィスを中心とした複合施設の開発が株式会社IHIと三菱地所株式会社の共同で行われることが発表されました。同街区はIHIが暫定利用として自己所有地を賃貸していますが、2021年度内に既存建物の解体工事が行われ、新築計画は2022年春着工、2025年春竣工を目指しています。本計画は、2棟の建物で構成され、オフィスを中心として、低層部に大屋根を設けた広場空間を設け、広場を取り囲むように商業施設を配置。また、2階レベルでは、大屋根広場を囲むように歩行者デッキを整備。3街区と4-2街区間の晴海通りに架かる既存歩行者デッキと接続し、地区内の回遊性を高めます。

湾岸Time Machine 過去・現在・未来
勝どきへの移動手段は渡し船だった。明治時代の勝どきにタイムスリップ。
明治時代、銀座・築地方面と月島側の間は橋がなく、「月島の渡し」が開設され、舟で行き来していました。月島側が発展していくと、「月島の渡し」だけでは乗客をさばききれず、当時の京橋区民の有志が「勝鬨の渡し」を開設し、東京市に寄付しました。以来、「勝鬨の渡し」は、月島の工場に通う人々や住民たちの交通手段としてなくてはならないものに。月島へ労働者が通いやすくなったため、工業地帯として発展する礎にもなりました。その後、大正12年の関東大震災後、架橋運動が起こり、船が通る際に跳ね上がる可動橋「勝鬨橋」が架けられることに。橋の開通とともに、「勝鬨の渡し」は廃止となりました。しかし、その名は、橋の名として受け継がれ、今も地名として残っています。

〈参考サイト〉
■晴海フラッグ 公式HP
https://www.31sumai.com/mfr/X1604/#!/
■三井不動産レジデンシャル プレスリリース
https://www.31sumai.com/content/dam/mfrcojp/company/news/2020/1105_01.pdf

浜松町で地上46階建の高層部が住居となる複合施設計画が着工へ

浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業

2021年3月、浜松町二丁目地区第一種市街地再開発事業が着工となりました。本事業は、世界貿易センタービル建て替えをはじめとする隣接地区とともに、浜松町西口地区の地区計画の指定を受けるものです。都市に潤いと賑わいをもたらす多様な機能を導入し、駅と周辺市街地をつなぐ結節点となる、安全で快適なまちづくりを目指し、共同住宅、事務所、商業施設、港区文化芸術ホール等を整備します。

2024年11月の高層部竣工(共同住宅・事務所等)、2026年12月の全体竣工(港区文化芸術ホール・商業施設等)を目指し計画進行中です。

外観イメージ
出典:世界貿易センタービルディング プレスリリース

イノベーション・ウォーターフロントの拠点に、東京工業大学の土地活用事業始動

東京工業大学は、産学官連携と国際化の大型拠点としてさらなる発展を目指すとともに、田町駅周辺の魅力的なまちづくりや東京都の都市再生、国際競争力の強化にも貢献すべく、新たな都市像となる「イノベーション・ウォーターフロント」の実現に向け、「東京工業大学田町キャンパス土地活用事業」を推進。東京工業大学附属科学技術高等学校を大岡山キャンパスに移転することを前提に、大規模再開発を計画しています。

外観 全体俯瞰

キャンパス跡地には、民間施設として事務所、ホテル、商業施設、保育所、産学官連携施設等に、大学施設として教育研究施設、産学官連携施設に利用される地上36階・地下2階の「複合施設A」、教育研究施設に利用され、民間商業施設も入居予定となっている地上7階の「複合施設B」を建設予定です。供用開始は2030年、グランドオープンは2032年を予定しています。

複合施設A メインエントランス付近

複合施設A エコトーンストリート

複合施設B 外観

画像:NTTUD・鹿島・JR東日本・東急不動産グループより提供

芝浦4丁目アドレス、地上33階建て総戸数421戸の『プラウドタワー芝浦』が2021年の初夏発売開始へ

アジアヘッドクォーター地区のひとつとして開発が進むTOKYO GATEWAY AREAの一つである芝浦エリア。「プラウドタワー芝浦」は、その中で住環境に求められる条件をバランスよく充たす芝浦4丁目に建設されるタワーレジデンスです。

外観パース

コンセプトはAdvanced×Relax。外観は、“和”のテイストと、木の素材感で温かさを表現した「高輪ゲートウェイ」新駅に呼応するように、“木”をデザインで表現。周辺環境とも優しく溶け込む、格調高いシルエットが、街の新たなランドマークになります。優しく上品でありながら個性も主張する、そんなデザインです。また、敷地面積の約半分を占める、『PLAZA』と名づけられた約1,900㎡の公開空地も特徴的。針葉樹、広葉樹を含む高木と中低木を植林し、リゾートの空気を漂わせる都会のオアシスを創出しています。27・28階には2層にわたるスカイラウンジを備え、屋上テラスやファミリーラウンジ・キッズルーム・テレワークも可能な緑のテラス・無人コンビニ等充実した共用施設も魅力です。

ホールから水景を望む

水景

分譲は野村不動産(株)、施工は数々のプロジェクトで日本の都市開発をリードしてきた竹中工務店が担当。2023年1月中旬竣工予定。販売開始は、2021年6月下旬予定。

湾岸Time Machine 過去・現在・未来
来年田町駅前に開校する「芝浜小学校」。「芝浜」と「芝浦」はどう違う?江戸時代の芝浦にタイムスリップ!
現在、港区立本芝公園となっているあたりは、江戸時代、“雑魚場”と呼ばれる魚市場がありました。本芝浦と金杉浦の漁民が、東海道往還に出て、将軍家に上納されなかった雑魚を商いしたことからこの名が付けられたそうです。ここは、古典落語で有名な「芝浜」の舞台でもあります。ちなみに、当時、江戸から品川にかけての海は「袖ケ浦」と呼ばれており、芝付近の陸側を「芝浜」、海側を「芝浦」と呼んでいました。現在、「芝浜」という地名はありませんが、2022年4月、芝浦一丁目のみなとパーク芝浦横の旧芝生広場に新設される「港区立芝浜小学校」の名前として現代に甦ります。学校周辺が「芝浜」と呼ばれていた地域であることも、名称の選定理由の1つだそうです。
(画像:歌川広重『名所江戸百景』芝うら乃風景)

〈参考サイト〉
■三井不動産レジデンシャル プレスリリース
https://www.31sumai.com/content/dam/mfrcojp/company/news/2021/0319_01.pdf
■プラウドタワー芝浦 公式HP
https://www.proud-web.jp/mansion/a115510/
■東京工業大学 公式HP
https://www.titech.ac.jp/