晴海アイランドトリトンスクエアの西隣に高さ約100mのオフィスビル計画

(仮称)晴海三丁目計画新築工事

「晴海アイランドトリトンスクエア」の西隣にあった「晴海パークビル本館」と「晴海パークビル新館」が解体され、跡地では、地上20階・地下2階、高さ99.71mの「オフィス棟」、地上12階・地下0階、高さ49.15mの「ホテル棟」の建築が進んでいます。建築主は、三菱地所株式会社、株式会社みずほ銀行。施工は、清水建設株式会社、大豊建設株式会社。2024年2月の完成予定です。

現在の計画地の様子(工事中)

新たなスポーツ施設が続々誕生予定

2022年11月、夢の島総合運動場内にスケボーパークが誕生

東京2020大会でスケートボード競技への注目が集まったことをきっかけに、江東区は夢の島総合運動場内にスケートボードパークを整備することを決定。

子どもから大人まで誰もが安心して楽しめる初中級者向けの施設とし、スポーツとしてのスケートボードの認知度アップを図るとともに、東京2020大会のレガシーとして競技者の裾野を広げ、今後の発展につなげていくことを目指します。完成は令和4年10月予定。11月にはオープニングイベントを開催し、一般利用を開始する計画です。

夢の島総合運動場

2025年には、東京辰巳国際水泳場が通年のアイスアリーナに生まれ変わる

東京2020大会では水球の競技会場となり熱戦が繰り広げられた東京辰巳国際水泳場。オリンピック終了後は、都立施設初の通年アイスリンクとして整備することになりました。氷上スポーツの国際大会、国内大会、都大会等の主要大会の場として活用するとともに、アスリートの練習環境を充実させ、また、初心者や親子連れなど誰もが氷上スポーツに親しめる場にすることを運営方針に掲げています。令和5年度から改修工事が着工し、令和7年度に開業予定です。

東京辰巳アイスアリーナ(仮称)運営計画イメージ図(アイスホッケー)
画像提供:東京都

東京BRTが4月1日ダイヤ改正。連結バスの虎ノ門ヒルズ乗り入れを拡大

2022年4月1日、東京BRTではダイヤ改正が行われ、連結バスの虎ノ門ヒルズ乗り入れを拡大しました。日中時間帯の新橋発着便を虎ノ門ヒルズまで延伸し、虎ノ門ヒルズ乗り入れ便数は平日・土日祝ともに11便増加。運行間隔も短縮され、ますます便利になりました。同時に、朝のピーク時に最も混雑する勝どき-新橋間の区間便を新設し輸送力を強化。平日朝7時40分~9時40分、新橋方面の運行便数を11便から13便に増便しています。

連結車両

東京BRT 新ルート

〈参考サイト〉
■江東区 地域振興部スポーツ振興課 資料
https://www.city.koto.lg.jp/650102/documents/031209oriparasiryou2.pdf
■東京辰巳アイスアリーナ(仮称)「施設運営計画(中間まとめ)」(東京都オリンピック・パラリンピック準備局HP)
https://www.2020games.metro.tokyo.lg.jp/news/f22560ec675e27d35a04339e72fdc9e4.pdf
■東京BRT公式HP
https://tokyo-brt.co.jp/
■東京ベイeSGまちづくり戦略
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/index.html

湾岸Time Machine 過去・現在・未来
2040年代のベイエリアを読み解く(East)その1
東京ベイeSG まちづくり戦略
2040年の月島・勝どきはどうなっている?
低未利用地の開発により、ビジネスパーソンや外国人を含むさまざまな人に向けて、居住機能や商業・業務機能、サービス等の機能を集積した魅力的な拠点に。また、環状3号線を整備することで、区部中心部へつながる交通・物流ネットワークを強化。水辺の景観を生かしながら、快適で利便性の高い都市機能を備えつつ、気候危機へも対応する拠点となります。

(画像:環状3号線完成予定ルート)
東京ベイeSGまちづくり戦略とは
2022年3月、東京都により公表された、2040年代までの実現を目指す、ベイエリアのまちづくり実行戦略のこと。サスティナブル・リカバリーの考え方に立脚して、「質の高い緑と魅力ある水辺空間の形成」、「防災減災対策の推進」、「デジタルと先端技術の実装」、「にぎわい・交流・イノベーションを生むまちの実現」、「まちの魅力と活動の基盤となる移動手段の充実」という5つの戦略をもとに、世界のモデルとなる未来の都市づくりを推進します。
(画像:2040年代のベイエリアの将来像)(出典:東京都「東京ベイeSGまちづくり戦略2022」)

品川グース跡地を含む再開発、国家戦略特区 品川駅西口地区。都市計画の全貌

計画の全体像

「世界の人々を迎え入れる品格ある迎賓都市・開かれたまちへの転換」をコンセプトに、官民連携により、道路基盤の整備と防災性の向上、公共施設・街区の整備、駅前広場や歩行者ネットワークの強化、MICE(カンファレンス、多目的ホール)機能の充実などを図る再開発事業。民間からは、京浜急行電鉄株式会社、株式会社西武プロパティーズなどが参画しています。

地区計画 位置図

品川グース跡地を含むA地区
(仮称)品川駅西口地区
A地区新築計画

シナガワグース跡地のA地区には、事務所、商業、ホテル、MICE(カンファレンス、多目的ホール)の機能を備えた、地上29階・地下4階(駅前広場設置階を1階として算定)、高さ約155mの複合ビルを建設予定。また、駅と公園を連続的につなぎ、駅前のにぎわい形成に寄与する広場、公園と連続したまとまりある緑地を整備する計画です。

A地区イメージパース

A地区の北側にあるC-1地区
(仮称)高輪三丁目品川駅前地区
第一種市街地再開発事業

A地区の北側にあるC-1地区には、事務所、商業、住宅、産業支援の機能を備えた地上30階・地下2階、高さ約155mの複合ビルを計画。隣接するC-2地区には、品川駅からの人の流れを受け止める広場、緑豊かな地域の憩いの場となる広場を整備します。

C地区 完成イメージ

品川駅・高輪ゲートウェイ駅の東側のウォーターフロントを臨む、地上34階、総戸数815戸の大規模タワーマンション

(仮称)港区港南三丁目プロジェクト

日鉄興和不動産(株)は港区港南三丁目において、地上34階、総戸数約815戸の分譲タワーマンションを計画しています。1階には商業店舗(1区画)を、足元の公開空地には緑地面積1,500㎡以上の緑豊かな植栽と広場を設定し、良好な住環境を整備予定。2022年の着工、2026年度に竣工する予定です。

外観イメージパース(南西方向より)

浜松町駅に、東西自由通路が開通へ

浜松町駅では、浜松町二丁目4地区開発の一環として、北口東西自由通路・橋上駅舎の整備及び、混雑の見込まれる京浜東北線(大船方面)ホームの拡幅工事を進行中。北口東西自由通路は、線路をオーバーパスするもので、世界貿易センタービルのデッキ・文化放送側デッキ、汐留のペデストリアンデッキおよび新しくできた竹芝デッキに接続します。竣工は2028年度の予定です。

東京ポートシティ竹芝前から浜松町駅まで続く真新しい歩行者デッキ

〈参考サイト〉
■株式会社西武ホールディングス 資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9024/tdnet/2097577/00.pdf
■都市再生特別地区(浜松町二丁目4地区)都市計画(素案)の概要
https://www.chisou.go.jp/tiiki/kokusentoc/tokyoken/tokyotoshisaisei/dai19/siryou5.pdf
■東京ベイeSGまちづくり戦略
https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/seisaku/esg/index.html
■JR東日本ニュース「浜松町駅 京浜東北線(大船方面)ホーム拡幅に伴う上野東京ライン(東海道線・常磐線)の一部区間運休について」
https://www.jreast.co.jp/press/2022/tokyo/20220215_to01.pdf

湾岸Time Machine 過去・現在・未来
東京ベイeSG まちづくり戦略
2040年の浜松町・竹芝エリアはどうなっている?
官民連携により、最先端技術や都市OS等を介したリアルタイムデータ等の活用サービスを実装したまちへと進化。ベイエリアの他の拠点とつなぐ舟運を活性化するとともに、エリアマネジメントなどにより、帰宅困難者対策、エネルギー連携などの防災対応力も強化します。また、かつての東京湾の環境を甦らせ、身近に触れられる干潟を整備するなど、環境教育の場も提供。さらには、羽田空港や伊豆諸島・小笠原諸島との結節点にふさわしい観光の拠点としてにぎわいを形成します。

(画像:浜松町二丁目4地区 外観イメージ/旧芝離宮恩賜庭園より)
(出典:株式会社貿易センタービルディング報道資料)