リバーサイドの不動産は魅力的?川沿いマンションのメリットとデメリットを解説!

目次
  1. リバーサイドの不動産のメリット
  2. リバーサイドの不動産のデメリット
  3. リバーサイド物件を購入される前にチェックすべきポイント
  4. まとめ
記事カテゴリ 購入
2019.12.25

リバーサイドとは、文字どおり「川沿い」を意味します。

近年、リバーサイドの開発が進み、川の近くの住宅を多く見かけるようになりました。

自然の近くに住むことへの憧れから、リバーサイドのお住まいを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

リバーサイドという立地は魅力的ですが、同時に「川が近くにあるのは危険ではないのか?」というデメリットが気になる方もいらっしゃるでしょう。

本記事ではリバーサイドの不動産のメリット・デメリット、またデメリットへの対策について説明します。

リバーサイドの不動産を検討する際の参考にしてみてください。

リバーサイドの不動産のメリット

リバーサイドの不動産のメリット

リバーサイドの不動産のメリットを見ていきましょう。

周囲に建物が少なく日当たりや景観がよい

川沿い、河川敷は、住宅街と比較すると自然環境にめぐまれたロケーションで、周囲に建物も少なく日当たりや景観がよい立地とされています。

主な理由のひとつとして、特に川幅が広い場合は、対岸など周囲の建物によって日光が遮断されにくいことが挙げられます。

リバーサイドで暮らすライフスタイルは、リラックスした開放的な毎日を実現してくれるでしょう。

自然が近く癒やされる

河川敷では、日常的に公園で遊んだり、自然と触れ合うこともできるでしょう。

日本の美しい四季を感じながら、川のせせらぎに癒やされる生活は魅力的。自然と触れ合える機会は大変貴重です。

子育てには適した環境で、ファミリーには特に人気です。

また、リバーサイドの不動産は風をさえぎる建物が少ないので、川面で冷やされた風がよく通り、夏を快適に過ごせます。

ヒートアイランド現象で猛暑になりやすい都会ではうれしい環境。夏場は電気代の節約にもつながります。

川沿いでスポーツやレクリエーションを楽しめる

エリアによっては川沿いや河川敷には広いスペースがあるロケーションもあり、スポーツやレクリエーションを楽しむこともできます。

育ち盛りのお子様のいらっしゃるご家庭ではふれあいの機会をたくさん持てることでしょう。

リバーサイドの不動産のデメリット

リバーサイドの不動産のデメリット

次に、リバーサイドの不動産のデメリットも見ていきましょう。

蚊などの虫が多い

自然、すなわち川が近いリバーサイドでは、川で多くみかける羽虫がどうしても発生しがち。

特に河川敷があまり整備されていないリバーサイドの不動産では、虫の発生が増えてしまう傾向があります。

特に低層階では影響を受けやすいので、しっかりと対策しましょう。

災害リスクが高い

近年、台風や大雨などの異常気象が頻発しています。

異常気象が発生した際、リバーサイドの不動産は川の氾濫に注意しなければなりません。

また、水辺に近い土地は地盤が弱い可能性も。地盤が弱いと地震の際に、地盤沈下や液状化が発生することも考えられ、災害リスクが高くなります。

湿気が多くカビが発生しやすい

リバーサイドの不動産は風通しがよい反面、湿気を多く含んだ風に晒されがち。湿気が多いとカビが発生したり、建物の劣化を早める原因となります。

特に、梅雨の時期や夏場は食中毒の原因になることもありますので注意しましょう。

リバーサイド物件を購入される前にチェックすべきポイント

リバーサイド物件を購入される前にチェックすべきポイント

リバーサイドの不動産には大きな魅力があります。

デメリットである虫や災害への対策をしっかりすれば、自然環境豊かなロケーションでの素敵な暮らしを満喫できるでしょう。

川沿いの物件を購入される前にチェックしておきたいポイントを紹介します。

虫が苦手であればマンションの1~2階は避ける

蚊やハエなどの害虫は、マンションの高層階ほど侵入する可能性が少なくなります。

ただし、風に乗って侵入したり、人の衣服にくっついて侵入する場合もありますので高層階だからといって安心とはいえません。

また、マンションの低層階を避けることで災害の際の被害を減らすことにもつながります。

またマンションの1階は人気の専用庭付き物件などもありメリットもありますが、セキュリティ面からも避けた方が無難と言えます。

ハザードマップで災害リスクをチェック

ハザードマップとは、自然災害による被害の想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表した地図です。

ハザードマップをチェックすることで、河川の氾濫や地盤沈下といった災害リスクを知ることができます。

不動産自体の耐久性も大切ですが、災害の被害を減らすためにはそもそも災害リスクの低い区域に住むことも重要です。

国土交通省のハザードマップポータルサイトや、気になる地域の市町村区のホームページからハザードマップをチェックしてみましょう。

整備された川の近くに住む

整備された川であれば虫の発生や災害リスクを最小限に留めることができます。

近くの河川敷や公園などもしっかりと整備が行き届いているかチェックしておきましょう。

また大きな川では花火大会などのイベントを楽しめるメリットもありますが、反面、騒音トラブルにもなり得ますので注意が必要です。

地域に詳しい不動産会社や信頼のおける不動産サイトなどからの情報収集はもちろん、実際に現地に行くなど、トラブルを回避するための事前のフィールドワークをおすすめします。

まとめ

リバーサイドの暮らしを検討されているのであれば、災害リスクの低い区域で物件を選ぶことをおすすめします。

自然とふれあうことが好きな方にとっては大きな価値を感じられるでしょう。

お住まいを検討される際、参考にしてみてください。

参考URL:
https://haharaku.net/riverside/
https://iekon.jp/kawazoi-baikyaku-merit-demerit/