Home / 2021 01,28

老後の暮らしが不安…25個の質問で自分に合った将来の「住まい」を見つけよう!

老後の生活を考えたときに、住まいについて悩む方も多いと思います。今回は、「今の家に住み続ける」か、「新たな家に住みかえる」か、自分にはどちらが合っているのかを判定するための25の質問をご紹介します。

自分に合った老後の住まいが分かる25個の質問

「最近、家の階段の昇り降りがきつくなった…」「掃除するのが億劫になってきた…」「家の老朽化が目立ってきた…」など、年齢を重ねると、以前は感じなかった住まいの不便さを自覚することが多くなるのではないでしょうか?

もし、今の住まいに不便さを感じ、これからの暮らしに少しでも不安を覚えるなら、老後の住まいについて考えてみることをおすすめします。

老後の住まいの考え方には2つあります。将来にわたり「今の家に住み続ける」方法、もう1つは「新たな家に住みかえる」方法です。

とはいえ、自分はどちらの方法を選択すればよいのか、すぐに答えは出せないものですよね。そこで、これからの自分にふさわしい住まい方を考える際の道しるべになる25個の質問を用意しました。当てはまるものにチェックを入れて点数を合算すると、自分に向いている住まい方の傾向がわかりますよ。

打ち合わせをするシニア夫婦と営業

25の質問


75歳を過ぎると体力や気力の減退を感じることが多くなるため、現在の住まいが不自由に感じる機会が増えてきます。


一人暮らしだと、万が一のときに対応が遅れてしまう可能性があります。また、年齢が高いほど疾病の可能性は高くなるため、孤独死に見舞われるケースも考えられます。


いざというときに頼れる身寄りがいない、または近くに頼れる人が住んでいない場合、万が一のときに対応が遅れてしまう可能性があります。また、孤独死に見舞われるケースも出てきます。


歩行が困難になると、日常生活に支障をきたすようになります。さらに症状が進み、車椅子が必要になると自宅での生活が難しくなるため、早めに今の住まいのバリアフリー化や住みかえを検討することをおすすめします。


介護度が重くなればなるほど、自宅での生活が難しくなるため、早めに今の住まいのバリアフリー化や住みかえを検討することをおすすめします。


インスリン注射や透析など定期的な医療行為や通院が必要な病気を患っている場合、症状が進むと自宅での生活が難しくなるケースがあります。


自炊が面倒になり、外食や総菜ばかりになると、栄養に偏りが出てきます。栄養バランスの整った食事のサポートがある住まいへの住みかえを検討してもよいでしょう。


最近は高齢者の自動車事故が多発しています。運転技術に不安を覚える場合は、車がなくても生活できるところへの住みかえを検討してもよいでしょう。


高齢になると、庭の手入れが重労働になります。手入れを怠ると周囲に迷惑をかけるケースが多くなるうえ、業者に依頼すると、それなりの金額を支払わなければなりません。庭の手入れが必要でない場所への住みかえを検討してもよいでしょう。


高齢者宅を狙った空き巣被害が増加しています。今の住まいのセキュリティが気になる場合は、セキュリティを強化するか、セキュリティ対策がしっかりしている住まいへの住みかえを検討してもよいでしょう。


高齢者を狙った悪徳訪問販売業者による犯罪が多発しています。現在、訪問営業が頻繁に来るという人は、自宅玄関に訪問者を確認できるモニター付きインターフォンなどの設備を備えるか、住みかえを検討してみてもよいでしょう。


自宅にある荷物の整理をしたいなら、専門の清掃業者等に依頼するのも1つの方法です。また、住みかえを決めたシニアの多くは、これまでの住まいよりもコンパクトな住まいを選んでいます。住みかえは、身の回りの品を整理するよい機会になります。


シニア向けの住まいはペット不可の物件が多くなります。ペットを飼っている人は、住みかえ先の選択肢が限られてきます。


家が広いと掃除や管理がしづらく、どこに何をしまっているのか、自分で分からなくなってしまうことも。その場合、今のライフスタイルに合ったコンパクトな住まいへ住みかえた方がよいかもしれません。


車に乗らなくなった人や車を持っていない人は、電車やバスで移動することになります。そのため、駅までの距離が遠いと行動範囲が狭まってしまう可能性があります。徒歩圏内に駅がある場所へ住みかえを考えてみてもよいかもしれません。


上記と同様に、バス停が徒歩圏外にある場合、行動範囲が狭まる可能性があります。


バス停が徒歩圏内にあっても、バスの本数が少なければ、移動に時間がかかり外出を負担に感じる可能性が出てきます。


高齢になると医療機関へ通うことが多くなります。医療機関が遠いと通院に時間がかかり、交通費もかさみます。無理なく医療機関に通える場所に住みかえることで負担を減らすことができます。


買い物の負担を減らすためにスーパーや薬局など、日頃よく利用する店舗や商業施設が徒歩圏内にある環境が望ましいです。


高齢になると階段の昇り降りがきつくなり、生活に支障をきたすケースが増えてきます。生活のしやすい住まいへの住みかえを検討しましょう。


たとえエレベーターがあったとしても、災害時に止まる可能性があります。エレベーターを利用しなくても行動できる範囲の階数に住みかえておくと安心です。


高齢になると階段の昇り降りがきつくなり、ちょっとした段差でもつまづきやすくなります。今の住まいにホームエレベーターを設置したり、段差が少なく安全に行動できる住まいへの住みかえを検討してもよいでしょう。


築年数が30年以上の場合、管理内容や建物によっては不具合が多く出てくるようになります。その場合は生活に支障をきたすことが増えるため、住みかえを考えるとよいでしょう。


住みかえには相応の資金が必要になります。一般的に預金や不動産の売却益などを住みかえ資金に充てます。そのためには事前に資金計画をしっかり立てることが重要です。

以上で質問は終了です。いかがでしたか?それでは、自分が「はい」と回答した点数を合計してみてください。

合計点数が25点以下の人は、「今の住まいに住み続ける」方向で検討するとよいでしょう。そして26点以上の人は、「新たな住まいに住みかえる」方向で検討を始めることをおすすめします。

あくまで目安ですので、現状について考える1つのきっかけとし、「今の住まいに住み続ける」のか「新たな住まいに住みかえる」のかをご自身なりに検討してみてください。

リフォーム用の図面と家の模型

老後も今の住まいに住み続けるなら何をしたらよい?

上記の質問で合計点数が25点以下の場合は、「今の住まいに住み続ける」方向で考えるのがおすすめだとお伝えしました。
しかし、「この家でずっと先まで快適に暮らせるだろうか?」といった不安がある人も多いと思います。

「人生100年時代」といわれる今、老後を過ごす時間は長くなっています。今の住まいに住み続ける選択をした場合は、快適に老後の生活を楽しむために、住まいのリフォームをおすすめします。今後の暮らしやすさを考えてバリアフリーにしたり、老朽化した部分を補修したりするとよいでしょう。

また、お子さまがいらっしゃる場合は、二世帯住宅へのリフォームを考えてみてもよいかもしれません。

さらに、もしもに備えて、センサーや訪問、食事の配達などによって日々の暮らしを見守ってくれる見守りサービスの検討を今から始めておくと安心です。

「今の住まいに住み続ける」という結果が出た人は、現在の住まいに住み続けるための具体策を下の記事で紹介しています。また、資金調達について紹介している記事もあるので、ぜひご覧ください。

●住まいのリフォーム、見守りサービスに関する記事はこちら
●資金調達に利用できるリースバックやリバースモーゲージに関する記事はこちら

老人ホーム

老後は住みかえ先で暮らすなら何をしたらよい?

質問の回答結果が26点以上の人には、「住みかえ」がおすすめです。住みかえることで老後の暮らしを安心して過ごすことができます。
住みかえを選択する場合、「果たして安心して暮らせる住みかえ先が見つかるだろうか?」といった不安があることでしょう。

元気なシニアの住みかえ先には、「シニア向け分譲マンション」「シニア向け賃貸住宅」「サービス付き高齢者向け住宅」「有料老人ホーム」などがあります。それぞれサービス内容や費用などに特色があるので、早めに情報を集め、自分にふさわしい住みかえ先を検討しておくとよいでしょう。

住みかえ先の選択肢について詳しい情報を知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

●住みかえについての記事はこちら

アクティブシニア

後悔しない老後の暮らしを手に入れるためには?

今回は、今後の住まいを検討する人の目安となるように、25個の質問を用意しました。
老後の住まいを検討する際、心身の状態や暮らしの状況、周辺の環境、希望する条件によって、選ぶべき方向が変わってくることがお分かりいただけたと思います。

実際に今後の住まいを決定するには、税金や相続、介護や資金など、多くの状況を個別に見ながら、的確に判断していく必要があります。自分で判断するのは難しいという人は、頼りになる専門家に相談してみてはいかがでしょうか?アドバイスをもらいながら、今後の住まいについて検討していくことをおすすめします。

三井のリハウス 
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監修
三井不動産株式会社 ケアデザイン室

三井不動産グループが培ってきた住まいと不動産に関する総合力・専門性を生かし、豊かな老後を過ごすためのお手伝いをするとともに、福祉の専門職が豊富な経験に基づいたコンサルティングを通して高齢期のさまざまなお悩みにお応えしています。