Column / 2019 07,22

【青葉台】品よく礼儀よく。のびのびと家族で楽しむ田園都市線沿いの暮らし

いちじく舞(いちじく まい)

フリーライター・編集者。音楽の専門学校を卒業後、地下アイドル→銀座ホステス→広告モデル→OLという散らかった経歴を経て、ライターとして独立。ものづくりが好き。
Twitter:https://twitter.com/ichijiku_mai/ (@ichijiku_mai)

「田園都市線沿いの街」と聞いて、みなさんはどんな街並みを想像するでしょうか?

「優雅な雰囲気を纏う住人が、閑静な通りをどこか控えめな佇まいで歩いている……」
勝手なイメージですが、そんな「生活」の実態がつかみにくい街と感じていました。

現在、杉並区で暮らしている筆者。
利用する沿線はもっぱら中央線か総武線で、普段は正直、田園都市線沿いの暮らしとは、縁遠い生活を送っています。

そんな私が今回、田園都市線上にある青葉台を取材し、青葉台の中にある「暮らし」を見つけることに挑戦。実際に青葉台に住む知人から街の情報を集めて、青葉台駅へと向かいました。

【青葉台の基本情報】

駅名:東急電鉄田園都市線「青葉台」
ランドマーク:青葉台 東急スクエア

■急行で渋谷まで7駅。横浜方面には深夜バスが運行

東急電鉄田園都市線の青葉台駅。
青葉台は神奈川の駅ですが、急行の停車駅のため東京都心へのアクセスがよく、渋谷駅まで7駅、およそ30分でアクセスできます。

駅の北口を出ると、目の前には13ものバス停が集うバスターミナルが。駅前から発車するのは東急バス・横浜市営バス・神奈川中央交通の3つの路線。横浜方面へは、0時過ぎまで運行する深夜バスがあり、路線・時間帯ともにバリエーションが豊富。青葉台を発着するバスは、住民の足として親しまれています。

また、青葉台駅には買い物に便利な商業施設も。駅に隣接する「青葉台 東急スクエア」は、7つのビルを持つ巨大な商業施設。
北口には先程のバスターミナルを囲むように「North1館」「North2館」「North2館」「North4館」が。これら「North」館には、ドラッグストアや眼科などのテナントが入っています。

また、駅の西口には「South-1本館」「South2館」「別館」があります。
西口の目の前にある「South-1本館」には、生鮮食品売り場から日用雑貨店、大型書店など、およそ40店舗のテナントが。本館の次に規模が大きい「South2館」には、アパレルショップやカフェの他、飲食店を中心にしたお店が並んでいます。

青葉台駅で圧倒的な存在感を誇る「青葉台 東急スクエア」は、どの館もたくさんの人でにぎわっていました。日用品も娯楽品も、あらゆるものが揃うこの施設は、住人の生活を支える頼もしい味方です。

■暮らしを豊かにする多彩な個人商店

にぎやかな駅前から少し離れると、街の風景は落ち着いた住宅街へと移り変わります。
青葉台に住む知人の情報によると、住宅街には美味しい個人経営の飲食店が多いとのこと。取材前にいくつかおすすめのお店を教えてもらったので、実際に向かってみることに。

まずは、駅の北口から徒歩10分ほどのところにある「横浜 青葉餃子」
こだわりの製法で作る餃子をリーズナブルな価格で堪能できます。

▲一歩足を踏み入れると、店内にはどこか懐かしい昭和の趣が

この日は、ランチの「青葉 水餃子セット」(5個・650円)をいただくことに。餃子はタピオカ粉を混ぜ込んだ厚めのモチモチとした皮が特徴。噛んだ瞬間に口の中に肉汁が溢れ、シャキシャキとしたレンコンやネギの食感がたまりません。
この街に住めば、休日のランチはもちろん家族でディナーなど、外食の”いきつけ”としてこのお店を頻繁に利用したくなるはずです。

こちらは「横浜 青葉餃子」と同じ通りにあるパン屋、「Bon Vivant(ボンヴィボン)青葉台店」。パンに合わせて小麦などの材料を変えて生地を作るこだわりのお店。
店内には、季節の食材や果物を使用したバラエティ豊かなパンが並びます。青葉台に住む知人は、食パンを目当てにここに通っているのだとか。
平日の昼過ぎに訪ねると、店内は親子連れでにぎわっていました。

南口方面の住宅街の中にも、素敵な個人経営のお店が揃います。
こちらの「Maisongrace Ange(メゾングラス アンジュ)」は、南口から徒歩5分のところにあるパティスリー。商品は、ケーキと30種類以上の焼き菓子。数多くの種類が常時販売されている地域の人気店。

色とりどりのスイーツたちに目移りしますが、青葉台に住む知人おすすめの「モンブラン」(590円)をセレクト。マロンペーストに包まれているのは、しっとりとしたスポンジ、生クリーム、マロンクリームに大粒の栗。
しっかりした栗の風味と、繊細な甘さが至福の時間へと誘います。

「家事や育児に疲れたときの自分へのご褒美」「仕事終わりに家族への手土産に」など、Maisongrace Angeは、さまざまなシーンで活躍すること間違いなしのお店です。

何気ない暮らしの中にささやかな喜びを与えてくれる――
そんな青葉台の個人店。どのお店もクオリティが高く、友人がおすすめしたくなるのもうなずけます。
この街に住めば、日々の生活の中で存分に食の楽しみを味わえるはずです。

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■のびのびと遊べる公園や学びが詰まった図書館

青葉台のグルメを堪能した後は、ファミリーで訪れたいスポットを巡ります。
子どもたちの遊び場としておすすめの駅チカの公園と、児童書のラインナップが豊富な図書館を訪れてみました。

こちらは、駅北口から徒歩1分の「青葉台公園」
脇に置かれたベンチに座っていても、子どもたちの行動が把握できるちょうどよい広さ。

奥へ進み階段を上ると、遊具が設置されています。
赤と青のきのこの遊具が特徴で、この公園は別名「きのこ公園」と呼ばれているそう。

お昼過ぎに出向くと、遊具で遊ぶ幼稚園帰りの子どもたちと、それを見守るお母さんたちの姿が見られました。「程よい広さ、抜群の立地」など、さまざまな魅力があり、ちょっと立ち寄るのにちょうどよい公園です。

続いて、駅北口から徒歩10分のところにある「青葉台コミュニティハウス 本の家」に訪れました。
3階建ての建物の中には、一般図書館と児童図書館が設けられています。以前まで青少年図書館だったこともあり、子ども向けの蔵書が豊富なのが特徴。夏休みの自由研究の際など、テーマ決めや調べ物で便利に利用できるのではないでしょうか?

遊びの場・学びの場が、駅から徒歩圏内にある青葉台。
子どもと手軽に出かけて楽しめる施設は、休日やあいた時間に上手く活用できそうです。

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■品よく礼儀よく。家族でゆったり、ゆっくり暮らせる街

青葉台に拠点を構える、柔道の「NEO JUDO ACADEMY 小見川道場」。この道場の師範を務めるのは、国際柔道大会での優勝経験を持つ小見川 道大(おみがわ みちひろ)さん。
道場には、街の子どもたちも多く通います。今回は地域の子育てにも関わっているという小見川さんに、青葉台の住みやすさや魅力を聞きました。

(※以下、「」内は小見川さんのセリフです)

――何故、青葉台に道場を?
「ここは以前、総合格闘家の吉田秀彦さんの道場でした。自分もその道場で指導を受けていたんです。その後、この場所を引き継ぎ、道場を新しく開きました。この道場は子どもから社会人、プロまで幅広い層の生徒さんが通っています。子どもたちには、強さを極めるより礼儀や挨拶などを中心に指導していますね」

――そう言えば、バスの中で運転手さんにきちんとお礼を言う子どもたちを見かけました。
「この街は大人から子どもまで、品のいい人が多いですよね。ここに通う生徒さんも、のびのびしていてみんな素直でいい子たちですよ。街で見る大人も余裕のある雰囲気の人が多い。そんな住民が街の空気を作っているのだと思います」

――青葉台は暮らしやすい街ですか?
「自分も子どもを持つ父ですが、特にファミリー層は暮らしやすいと感じます。飲食店も家族がゆったり、ゆっくり過ごせる店が多いんです。ファミリーのお客さんが多く、少し子どもがぐずったりしても『大変ね』というような寛容な表情で見てくれるから、居心地が悪くなることもない。お店のスタッフたちも、子ども連れファミリーに快く対応してくれますね」

――近隣にお子さんが喜ぶようなスポットはありますか?
「青葉台駅から車で10分ほどの寺家町のエリアは、田んぼが広がるのどかな場所で、夏になると蛍が見られます。同じく車で15分ほどのところにある『こどもの国』もおすすめです。広い敷地の中に、牧場や動物との触れ合い広場、アスレチックなどがあり一日中遊べますよ。少し足を伸ばせば、自然の恵みを感じながら家族で自由に過ごせる場所が多いですね」

■高級志向なだけじゃない、生活が息づいた街

駅前には商業施設が並び、生活の基盤が過不足なく築かれている青葉台。

閑静な住宅街に溶け込む魅力的な個人店――
駅から徒歩1分の通いやすい公園――
子どもの学びに役立つ図書館――

訪れる前は「ブランド物を身に纏ったゴージャスな人たちが住む場所」のようなイメージがありましたが、
実際は、品よく礼儀よくのびのびと暮らしを楽しむ人たちの街でした。「優雅で親しみやすい」そんな青葉台独特の趣をぜひ味わってみてください。

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