Column / 2021 11,25

【金剛】自然に恵まれ、選択肢が豊富なベッドタウン。ゆったりと過ごせる暮らしの街

黒田奈保子(くろだなほこ)

大阪府在住。出版社での情報誌や音楽誌の編集を経て、フリーの編集・ライターに。音楽やグルメ、旅行など幅広いジャンルを取材、執筆、撮影。活動範囲は日本全国、海外とどこまでも。

大阪狭山市に位置する金剛駅は、大阪中心街へのアクセスも便利で、隣接する堺市にもほど近い街。駅を挟んだ東側が富田林市西部、西側が大阪狭山市になります。

富田林市には金剛ニュータウン、大阪狭山市には狭山ニュータウンと、どちらも広大な住宅街を持つ地域のため、付近には大きな公園もあり、のんびりとした暮らしができる街として人気を集めています。

私も学生時代に富田林市に住み、最寄り駅として金剛駅を利用していました。
通勤や通学で毎日都心部へ通い、電車で25分かけ、少しだけ田舎の雰囲気が残る街に帰ってくる。生活のスイッチングがしっかりとできる暮らしは、心を豊かにしてくれました。

今回は駅の東側、西側とわけて、毎日の暮らしが楽しくなる金剛の街をご紹介します。

【金剛の基本情報】

駅名:南海高野線「金剛」駅
ランドマーク:狭山池、PLの塔

■アクセス便利な駅。バスの運行本数の多さも安心

南海高野線金剛駅は特急・急行・区急・快速・準急・各停とすべての列車が停車します。

大阪市内への終点・難波へは25分ほど、隣接する堺市の中心地である堺東へは11分ほどで到着し、都心にも近隣の主要駅にもアクセスが便利な好立地です。

駅周辺にはショッピングセンターはもちろん、大手銀行やドラッグストアなど生活利便施設が集まっています。金剛駅を最寄り駅とする私立学校もいくつかあり、駅前には教育施設が数多くあります。

また、駅東西の各ロータリーからはバスの路線が複数あり、運行本数も多いので、周辺の住宅地や大学付属病院や市立病院に向かう足代わりに使う人も多くいます。

ほかにも、関西国際空港へのリムジンバスも運行しているので、出張や旅行の際にバス1本で空港まで行けるのも便利です。

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■住宅街が広がる駅の東側と、狭山池につながる西側

駅周辺は高層ビルもなく穏やかな街並みが続きますが、駅を挟んだ西側と東側で街の雰囲気も少し変わります。

駅東側は富田林市西部に繋がります。

駅前ロータリーには「SHOP NANKAI」があり、書店やコンビニ、整骨院やファストフード店、焼きたてパンが美味しいお店など、ちょっとした買い物に便利なお店が並びます。

ロータリーを過ぎれば多くのファミリーが居住する金剛団地が続き、その先には「金剛ショッピングモール」があります。「関西スーパー金剛店」や地域の人が集うカルチャーセンター、クリニックに薬局・郵便局・精肉店や青果店など、毎日のお買い物に便利な商店が揃っています。

駅から徒歩20分ほどのところには府営公園「錦織公園」が。

四季折々の花や緑に囲まれ、大型遊具も充実しているので、毎日の散歩で利用する人も多く、天気の良いこの日もたくさんの子ども達で賑わっていました。

駅の西側は大阪狭山市に繋がります。
駅前ロータリー周辺には予備校や英会話学校などの教育施設、クリニックがあちこちに。大型ドラッグストア「ディスカウントドラッグ コスモス 金剛店」では生活用品のほとんどをそろえることができます。

さらに、徒歩5分のところにある「イオン金剛店」には100円均一ショップの「セリア」やベビー服「西松屋」、フィットネスクラブや書店のほか、リーズナブルな飲食店などがそろっています。子ども連れで来るにもよさそうです。

徒歩15分ほどのところには市のランドマークである「狭山池公園」が。

古事記にも登場する日本最古のため池とされる歴史ある場所で、春は桜、冬はイルミネーションで彩られる街のシンボルです。

大きな池の周辺にはグラウンドや遊具があり、周遊路では健康維持のためにウォーキングやジョギングをしている人もたくさんいます。地元住民が集まる憩いの場は、暮らしを豊かにしてくれますね。

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■若い世代が活気づく街。日常を彩るお店が充実

金剛には、幅広い世代が使える大型店やチェーン店などのグルメスポットも充実していますが、小さいけれど抜群の味で人気を集めるパン屋さんやイタリアンなど、日々の気持ちを高めてくれるお店もたくさんあります。

金剛駅の西側の線路沿いにあるパン屋さん「BLUE TREE BAKERY」は、約4.8坪の狭小店ながら、対面販売のショーケースには毎日焼きたてのパンがずらりと並んでいます。

カヌレなどの焼き菓子から、具材たっぷりの総菜パン、メロンパンやアンパンなどの定番も。たくさんの種類を楽しんでほしいと、食パンは日替わりで登場します。

おいしいパンと一緒においしいコーヒーも楽しんでほしいと、スペシャルティコーヒーの販売コーナーも。カウンターからパンとコーヒーをもらい、狭山池でのんびりブランチを楽しむのもおすすめです。

この日のランチは、駅から徒歩15分ほど、狭山池を少し過ぎたあたりにあるイタリアンカフェ「キンボシ パスタ カフェ」でいただきました。自家製生パスタが自慢のお店で、旬の素材を使ったメニューはどれもボリュームたっぷりで食べ応えあり!

この日注文したのは、種類豊富なパスタが選べる「パスタランチ(1100円~)」。

自家製のケーキも人気で、ランチやカフェ使いにとママ友やご近所同士でにぎやかに楽しむ人の姿も多く見かけました。小さな子どもも大歓迎で、駐車場も広いので車で来店しても安心です。

■歴史ある狭山神社。宮司さんが見る、街の変化とは

最後に、金剛駅の裏手にある「狭山神社」の宮司・山崎豊士(やまざき とよし)さんにお話を伺いました。生まれも育ちも大阪狭山市という山崎さん。地元の移り変わりもよくご存じです。

(以下インタビュー。「 」内は山崎さんのコメント)

——「狭山神社」は古くからある、歴史ある神社なのですね。
「創建1500年位だろうと言われています。はっきりと創建年数がわかる文献がないのですが、600年頃に築造された狭山池よりも古いものだと言われています。私自身も生まれも育ちも大阪狭山市。父も祖父も、曾祖父もこの土地で宮司を務めています」

——駅周辺の雰囲気は昔と変わりましたか?
「西側は特に大きく変化しましたね。昔は田んぼや畑ばかりでしたが、今は開発されて住みよい街として知られるようになりました。駅周辺には雑誌に載るような話題のお店や、若い世代が使いやすい施設も増えました。昔からの集落や団地も残っていますが新興住宅地も多く、互いにコミュニティも生まれている。七五三や初詣に来られる参拝者の方はすごく増えていますよ

——改めて、金剛の魅力は?
「とにかく、環境の良さですね。ベッドタウンとしては抜群。都心部である難波や梅田にもすぐに行ける距離にありつつ、ちょっと田舎の雰囲気がある。学校の校区もどこも落ち着いていると聞いています。そういうのを調べて、街に引っ越してくる人も多いですね。秋になると、神社には小学校や幼稚園の子供たちがどんぐり拾いに神社に遊びにくるようになるのが楽しみでね。金剛駅の西側の大阪狭山市は病院の数も多いですし、パチンコ店やゲームセンターなどを作ってはいけないという条例があるんです。なので、街の雰囲気がすごく良い。子育てもしやすいと思いますよ」

■落ち着いた暮らしが充実した生活を育む

駅周辺には商業施設や昔からの商店があり、子育てや日々の生活に便利な病院や施設も多い。大きな自然公園や池など、緑にあふれた“ほどよい田舎”な環境が心豊かにしてくれる。長く住むことで街に根付いた暮らしができる街、金剛。

幅広い世代が住む街では行き交う人との会話も楽しく、長く暮らすほど楽しい街なのだろうなと感じました。

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