Column / 2021 09,15

【横須賀中央】アメリカンな空気と古き良き日本が同居する港町

宮島麻衣

雑誌出版社に勤務したのち、ふらりとタイのバンコクに数年暮らし最近帰国。人生において「自分で住む場所を決められる」自由をすごく大切に思っていて、いつも次の理想の住みかを探しながら歩いています。
Twitter:https://twitter.com/miyajimai517

温暖な気候の三浦半島に位置する港町・横須賀。

米軍基地があり、海軍カレーやハンバーガーなどのアメリカンフードやスカジャンのお店、インドやアジア料理など国際色豊かな飲食店が立ち並ぶユニークな街です。

歌謡曲の舞台としても歌われているので「横須賀」という地名は多くの人に知られているのではないでしょうか?

そんな横須賀市の中心街が横須賀中央駅。昔ながらの個人店が並ぶレトロな商店街が今も残り、懐かしい日本の風景とアメリカの空気がミックスした独特の雰囲気があるエリアです。

さらに港町らしく、海を望める気持ちのいい公園が整備されており、「住んだ人の満足度はとても高い」街なのだとか……!

名前は知っているけれど、その実態をよく知らない横須賀の街を、実際に歩いて見てみることにしました。

【横須賀中央の基本情報】

駅名:京浜急行電鉄本線「横須賀中央」駅
ランドマーク:どぶ板通り、三笠公園、うみかぜ公園

■横浜勤務に便利な京急本線の停車駅

横須賀中央は京急本線の停車駅。上り路線に乗れば「横浜」へは約35分、「品川」は約1時間で到着します。

駅を出て、海沿いを走る国道16号線までまっすぐ伸びている通りが「中央大通り」。この道に沿ってバス停が並んでいます。行き先は徒歩20分ほどの距離にあるJR横須賀駅や横須賀周辺のモールや病院などを循環する路線などがあり、住人の足となっています。

■便利な駅前モールに個性豊かな商店街

横須賀中央駅まわりは、多くのお店で賑わっています。
駅に隣接しているのが、160の専門店を備える「横須賀モアーズシティ」。飲食店・ドラッグストア・雑貨・アパレルショップのほか、駅に一番近いスーパーである「スズキヤ 横須賀店」も入っています。

駅から徒歩7分ほどのところには「横須賀市役所」が。買い物ができるスポットだけでなく、役所などの機関も横須賀中央に集まっているので、手続き関係を済ませるのにも便利です。

中央大通りを海に向かって歩いていくと、賑やかなアーケード商店街が並行して広がっていることに気がつきます。

こちらの「三笠ビル商店街」は昭和レトロな雰囲気にもかかわらずWi-Fiも完備。飲食店、魚屋、八百屋、100円均一ショップなど様々なお店が並びます。アーケード街なので雨の日のお買い物もここなら快適ですね。

三笠ビル商店街を抜けて少し歩くと、観光地としても有名な「どぶ板通り」に到着。スカジャンや雑貨のお店、飲食店が150軒ほど並ぶ、横須賀の名所です。

▲どぶ板通り周辺にはボリュームたっぷりなハンバーガーや海軍カレーのお店がたくさん!

近くに米軍基地があるため、アメリカンな雰囲気のお店が多く見られます。また、インドやベトナムなどエスニック系のお店も多く国際色豊か。

この日のランチはどぶ板通りにあるベトナム料理店「バンブー ベトナム キッチン」でいただくことに。

カラフルな店内と、壁に大きく描かれたホイアンの夕景に、思わず海外旅行に来たような気持ちに。お客さんも日本人は私ひとり。ベトナム人のお客さんと米軍のお客さんがランチを食べていました。

注文したのは「チャーシューバインミーと生春巻きのセット(990円)」。ベトナム風フランスパンにチャーシューとなます、水菜とパクチーをたっぷり挟んだバインミーは、外がパリパリ中はジューシー。つかの間のアジアトリップを楽しんだ気持ちになりました。

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■大人も子どもも思いっきり遊べる開放的な公園

お腹も満たされたところで、国道16号線を歩きながら、海沿いのスポットを探索することに。国道16号線沿いは大型のマンションが並んでいます。

ヤシの木が並ぶ広い歩道は歩きやすく、お散歩も気持ち良さそう。

米軍基地を過ぎて少し歩くと、横須賀新港に面した「三笠公園」が。公園に一歩足を踏み入れたらびっくり!

大日本帝国海軍の戦艦「三笠」が公開されていました。入場料を払うと中に入って見ることができます。

三笠公園からは向かいに浮かぶ無人島「猿島」への定期便も運行しています。夏は海水浴もできるそうで、地元の人もよく遊びにいくそうです。

三笠公園を出て、さらに東に向かって1kmほど歩くと「うみかぜ公園」に到着。園内にはマウンテンバイク用のオフロードコース・テニスの壁打ちコート・スケートボードエリア・3on3コート・遊具広場・芝すべりの丘などがあり、子どもだけでなく大人もアクティブにスポーツを楽しめます。

奥の芝生広場ではテントを張って寛いでいるファミリーがいました。夏にはバーベキューもできるそうで、園内にはバーベキューセットのレンタルスポットもあります。

海沿いでは釣りを楽しむ人の姿が。こんなに設備が充実したの公園が近所にあると、大人もワクワクしてお休みの日を過ごせますね!

うみかぜ公園のまわりには大型スーパーの「スーパー三和 横須賀店」が入った「ノジマモール横須賀」やホームセンターの「島忠 ホームズ 横須賀店」もあり、遊びに行きがてらお買い物も済ませられます。

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■「海が近くて暖かく、野菜も魚もおいしい。満足度の高い街です」

最後に、横須賀の街の魅力をよくご存知の方にインタビュー。横須賀商工会議所に勤務し、横須賀の「食べる・買う・暮らす・遊ぶ」を発信するメディア「ヨコスカイチバン(https://www.sukaichi.com/)」を運営する佐藤美栄子(さとう みえこ)さんと鈴木奈津子(すずき なつこ)さんです。

▲左が鈴木さん、右が佐藤さん。2人で横須賀の魅力を日々発掘し、配信している

佐藤さんは横須賀に住んで30年以上、鈴木さんも16年ということで、住んでわかる横須賀のよさについてお伺いしました。

(以下、インタビュー)

——お二人が思う横須賀の街の魅力はなんですか?
鈴木さん「食べ物が美味しいですよね。三浦野菜が手に入るし、魚も新鮮。おいしい食材が手に入る場所も多いし、提供してくれる飲食店も多いです」

佐藤さん「三浦半島は気候が温暖で過ごしやすいです。外から引っ越して来た人ほど、それを感じられると思います。温暖なのでみかん狩りなども楽しめるんですよ」

▲ヨコスカイチバンの掲載店をまとめた冊子も発行。おすすめのお店が網羅されていて便利!

——横須賀の中でも特に横須賀中央まわりに住む良さは何だと思いますか?
鈴木さん「お買い物にしても行政手続きにしても、歩いていける範囲内に何でも揃っているのが魅力ですよね。駅周辺なら車がなくても便利に暮らせます」

佐藤さん「米軍基地が近いので、バイリンガルスクールなども多いです。お子さんをインターナショナルに育てたいという方が越してくるという話もよく聞きます」

——横須賀エリアの治安や子育てについてはどうですか?
鈴木さん「暮らしていて危ないなと思ったことはないです。通学路も『見守り隊』の制度があって大人がきちんと見ています。行政でママ友が集まる機会をつくってくれるので、子育てもしやすいと思います」

佐藤さん「あとは、みんなバーベキューをよくするよね(笑)。アメリカの方が多いからその影響でしょうか? セットを持っている家も多いし、思い立ったらバーベキューをして楽しんでます」

——横須賀を実際に訪れてみて、開放的な空気がとてもいいなと思いました!
鈴木さん「横須賀は、実際に住んでみた人の満足度がとても高い街だと思います。食べ物がおいしくて、常に海が感じられて、ハイキングができる山も近くにある。休日も特に別の場所に遊びに行かずに横須賀で過ごすことが多いです」

佐藤さん「郷土愛が強い人も多い気がします。結婚して戻ってくる人も多いですし、毎年初夏に行われる日本最大級のカレーイベント『よこすかカレーフェスティバル』のにぎわいもすごいです。みんなが地元を好きという気持ちがある街は、やはり住んでいても楽しいですね」

■ここに住みたい!と心から思って住める街

横須賀の街を歩いて思ったのは、とても大人たちが自由で元気な街だなということ。
昔ながらの個人店が多い商店街や、海沿いの公園でいきいきと遊ぶ大人の姿を見て、「ここは本当にいい街だな」と感じました。

米軍基地が地域に溶け込んでいるエリアなので、道ゆく人の国籍も豊かで、話す言葉が違うことも日常茶飯事。そんな環境が独特の開放感を生んでいるのかもしれません。

楽しむ大人を見て育てば、子どももきっとワクワクして成長できるはず。横須賀の街はそんな希望にあふれていました。

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