Column / 2022 02,07

【戸塚】駅周辺に充実のショッピングモール群!豊かな緑も至近

野崎さおり

編集プロダクション勤務、メーカーでの非正規社員などを経てライター。都内をバスか徒歩で移動するのが好き。転勤族育ちの引っ越し魔で、引っ越し歴は20回以上。現在は神奈川県川崎市に在住。
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横浜市の南西に位置する戸塚。かつては東海道の宿場町としても栄えた場所です。

東海道と並行するように作られた国道1号線も現在の戸塚駅から近い場所を通っていて、毎年お正月に行われる箱根駅伝の中継所としても、地名に馴染みがある人も多い場所でしょう。

戸塚は交通の便がよい東京のベッドタウンとしての顔だけでなく、大手企業の事業所や大学のキャンパスがあり、駅から少し離れると水田が広がるという、さまざまな表情を持つ町です。

近年、再開発が進んだ駅のまわりを中心に戸塚を歩いてみました。

【戸塚の基本情報】

駅名:JR東海道本線・横須賀線・湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄ブルーライン「戸塚」駅
ランドマーク:戸塚区役所、トツカーナモール

■新宿まで乗り換えなしの40分。都内へのアクセスのよさが魅力

戸塚駅は、JR東海道本線・横須賀線、横浜市営地下鉄ブルーラインが利用できます。横浜までは各線を使い約10分、品川へは東海道線で30分弱、新宿までも湘南新宿ラインで乗り換えせずに40分という交通の便がいい場所です。

日常の足となるバスは、神奈川中央交通と江ノ電バスが運行しています。

乗り場は駅周辺の3カ所に分かれていて、近隣を循環するバスや横浜駅方向、成田空港、藤沢駅や茅ヶ崎駅など湘南方面へも気軽にアクセスできます。

車での移動ももちろん便利。東京と大阪を結ぶ日本の大動脈のひとつ、国道1号線は戸塚駅から800メートルほどのところを走っています。

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■地元の老舗も軒を連ねる豊富なショッピングモール

戸塚駅周辺は西口直結の「トツカーナモール」、並んで「戸塚パルソ」、さらに少し西側に「サクラス戸塚」、東口には「戸塚モディ」「アピタ戸塚店」と、ショッピングモールだけで5つもあるという充実ぶりです。

東口にある「戸塚モディ」は7階建て。地下1Fには魚屋さんや八百屋さんが出店しているほか、上の階には、家電量販店、雑貨屋さんやアパレルショップまで揃います。

「トツカーナモール」は専門店街のほか「東急プラザ戸塚」も入っていて、スーパーマーケットの「東急ストア戸塚店」「カルディコーヒーファーム 東急プラザ戸塚店」など生活に欠かせない食品類を扱うお店のほか、ファーストフード店、雑貨店や眼鏡店なども揃っています。銀行や美容室も入っているので、ほぼすべての用事が駅周辺で事足りると言えそうです。

再開発で生まれ変わり、ショッピングモールがたくさんある戸塚駅周辺ですが、戸塚区内には11、戸塚駅周辺だけで8つもの商店街があります。

戸塚駅西口にある「戸塚パルソ」は、写真屋さんや和菓子屋さんなど代々地元で営業してきた老舗も含まれる商業施設です。東口の再開発ビル「ラピス」「戸塚東口ラピス商店会」として昔から駅前で営業していたお店が出店。戸塚は商店街のあり方をアップデートしているといえそうです。

街の発展に貢献してきたお店が大切にされている様子を実感できると、街そのものをもっと好きになれそうですね。

「ぷちらぱん」は戸塚の商店街のひとつ「戸塚東口商店会」にあるパン屋さんです。軽井沢の名店「浅野屋」で修行したご主人が地元戸塚で25年前にオープン。

一番人気は食パンで、「パン・ド・ミ」や「ハードトースト」など9種類ほどが用意されています。

惣菜パンの一番人気は「ビストロカレーパン」(280円)。合い挽き肉を入れたコクのある自家製カレーは少し辛めの仕上がり。ファンが多く、お昼ごろには売り切れてしまいます。

■充実の公園数と農業体験もできる「舞岡ふるさと村」

戸塚区には200以上の公園があるとも言われています。特に子どもたちの日常的な遊び場になる小規模な公園は町中にいくつもあり、どのあたりに住んでも困ることはなさそうです。

「上倉田第五公園」はその中でも少し大きめの公園。ブランコや滑り台があるほか、広場部分も大きくとられていて、子どもたちが伸び伸び駆け回ることができます。

「戸塚公園」は自然をたくさん残した公園で、大部分が小高い山になっていてトレッキングの雰囲気が味わえます。山の麓には、遊具のあるスペースがあるほか、すぐそばにせせらぎがあって、夏になると蛍が見られるという貴重な場所です。

戸塚駅から徒歩15分ほどの「舞岡ふるさと村」は、戸塚区内に4つある農業専用地区のひとつです。「舞岡ふるさと村」では、野菜や果物だけでなく水田で米も栽培されています。総合案内所の「舞岡ふるさと村虹の家」では農業体験、味噌作りなどのイベントも開催しているので、改めて食べものについて考えることにも役立ちそうです。

「舞岡ふるさと村」内にある「舞岡や」では農産物、「ハム工房まいおか」では直営農場で生産された農畜産物を使ったハムなどを買うこともできます。四季の移ろいや農作物が栽培される様子を身近に感じられるのも、戸塚の魅力かもしれません。

■子ども連れで気軽に立ち寄れるランチスポットも

この日、ランチをいただいたのは「こまちカフェ」。認定NPO法人「こまちぷらす」が運営しています。「こまちぷらす」は「子育てをまちでプラスに」を合言葉に、子育てが「まちの力」で豊かになる社会を目指して活動している団体です。食事やカフェ利用以外にも、ベビーヨガなどのイベントを開催して、新しい出会いの場の提供も行なっています。

「こまちカフェ」には乳児を連れて訪れると、食事の間、見守りスタッフも赤ちゃんを一緒に見てくれるといううれしいサービスがあります。小さな子どもがいても、温かい料理を両手で食べる時間を持ってほしいと願ってのことなのだとか。「こまちカフェ」は戸塚周辺で乳幼児を育てる人たちの心強い味方ですね。

いただいたのは「季節の畑プレート こまちセット(1,650円)」です。大豆ミートのベジバーグをメインに、野菜たっぷりのデリメニューが並び、食べるだけで身体によさそう。デザートとドリンクも付いた充実のセットです。このほかキッズメニューやお弁当もあるので、いろいろな利用の方法がありそう。

子育てで少し不安な気持ちが生まれたときはもちろん、ちょっとした気分転換ができる場所としても覚えておきたい場所です。

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■街ぐるみで子ども達を見守る活動が盛んな街

最後に戸塚育ちで、ハワイアンショップ「HAU’OLI(ハゥオリ)」を経営する古内千春(ふるうち ちはる)さんにお話を伺いました。古内さんはご自身も小学校から戸塚育ち、高校生と中学生のお子さんたち3人も戸塚育ちです。

(以下インタビュー。「 」内は古内さんのコメントです)

――古内さんは戸塚育ちで、地域の活動にも関わっていらっしゃるそうですね。
「地域コーディーネーターとして、子どもが大きくなった人たちを中心に見守り活動のようなことをしています。戸塚には商店街がたくさんありますが、それぞれの商店街が、地域で子育てに関わっていこうと子どもたち向けのイベントを行なったり、挨拶や交通ルールの呼びかけ、夜には地域パトロールを行なったりもしていますよ。

――地域の子ども達を取り巻く環境について教えてください。
「交通の便がよいこともあって、働きながら子育てしている人が多いです。学童に入る子どもの数は年々増えていますね。特に最近は駅周辺にマンションがたくさん建ったので、駅に近い小学校はマンモス小学校になってきました。

私は高校3年生を筆頭に3人子どもがいますが、長男と長女はサッカーが好きで、地元のクラブチームのジュニオールに所属していました。男女ともに戸塚出身の日本代表選手もいますし、戸塚はサッカーが盛んだと思います」

▲ハワイが大好きな古内さんのお店「HAU’OLI」はハワイの雑貨が揃います

――長く戸塚に住んでいる古内さんから見て、戸塚の町はどんな町ですか?
「私が子どもの頃から比べると、戸塚の街は一変しました。商店街だった場所が駅ビルになって、最初は不安もありました。でもどんな建物が建ってもお店や中の人たちは同じ。安心できる街だと思います。

新しく引っ越してきた方も、最初は不安だと思いますが、元々の住民とも仲良くなる環境がありますよ。戸塚から引っ越したあとも会いに来る人も、戸塚にずっと住むことにしたというような人もいるぐらいです」

■地元を愛する人たちが、手を差し伸べあう街

駅を降りてみるまでは、マンションがたくさん建っている場所という印象があった戸塚の街。

実際に歩いてみると、緑が多いこと、地元を愛する人たちがたくさんいることに気づきました。子育てしやすい環境をみんなで整えようという活動も活発な戸塚。コミュニティに関わりながら、便利な暮らしが実現できそうです。

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