Column / 2020 08,24

【三鷹・武蔵野】自然を感じながら日々を快適に暮らせる、思いやりのある街

いちじく舞(いちじく まい)

フリーライター・編集者。
千葉の住宅街で生まれ育ち、包容力のある中央線沿いの街で暮らす。古着と焼き鳥が好き。
Twitter:https://twitter.com/ichijiku_mai

西荻窪で暮らしている筆者にとっては、2駅隣の三鷹駅。
となり駅の吉祥寺には行くものの、さらにその先の三鷹まで足を伸ばすことはほとんどありませんでした。

これまで三鷹に降りたのは、新宿方面から電車に乗って寝過ごしてしまったときくらい。
逆方面の電車に乗るため一度構内に上がると、そこにはお惣菜屋やスイーツ店などがズラリと並び「三鷹の駅ってこんなに栄えているんだ」と胸を躍らせたのを覚えています。
思わず、パン屋の香ばしい匂いに誘われてクロワッサンを買って帰ってしまったほど。

駅の構内であれほどワクワクしてしまったのだから、街に降り立ったらさらにワクワクできるのかも。そんな期待を胸に駅の改札を出ました。

【三鷹の基本情報】

駅名:JR総武線・中央線「三鷹」
ランドマーク:三鷹の森ジブリ美術館

■都心まで座って移動できる始発駅。バスを活用して市内の移動もラクラク

JR中央線快速・総武線、東京メトロ東西線が乗り入れる三鷹駅。
中央線快速を利用すれば乗り換えをせず新宿まで約18分、東京駅には約35分で行くことができます。
また、三鷹は総武線の始発駅なので中野・高田馬場・飯田橋など都心まで座って移動できるのも嬉しい。

駅前のバス乗り場からは関東バス・西武バス・小田急バスが発着。
電車では乗り換え必須の調布駅・久我山駅・新小金井駅にもバスなら乗り換えせず行くことができます。

また、駅からは三鷹と吉祥寺の周辺を走る「ムーバス」や、三鷹市内を走る「みたかシティバス」など、地域のコミュニティバスも利用可能。
「みたかシティバス」は駅から徒歩で15分ほどの「三鷹の森ジブリ美術館」へも一本で行けます。

■駅から徒歩1分圏内で手軽に生活必需品が揃う

駅構内と直結しているのは、ベーカリーやお惣菜屋などが入った「アトレヴィ三鷹」
このほか、改札外のフロアには生鮮食品が揃う「デイリーテーブル紀ノ国屋アトレヴィ三鷹店」や、日本各地の名産品が並ぶ「ニッポンスタンダード」が営業しています。

駅南口から徒歩30秒のところにあるのはスーパーの「オオゼキ三鷹店」
食品や飲み物、日用品が手頃な価格で手に入るので日々のお買い物に重宝しそう。

同じく駅南口から徒歩約1分のところにはショッピングセンター「三鷹コラル」があります。
館内には食品売り場のほか、アパレルショップや書店などのテナントが。
駅徒歩1分圏内で生活必需品が手に入る三鷹駅。ノンストレスで日々を過ごすことができそうです。

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■200本の桜の木々が続く並木道に、広々とした公園

飲食店や生活雑貨店などが軒を連ねる三鷹駅前。少し足を伸ばせば自然を満喫できるスポットがたくさんあるのも魅力です。
北口を出た道路沿いにあるのは約200本の桜の木が並ぶ桜並木。
桜が散った後も道路を覆うような緑のトンネルを楽しめます。

桜並木を出て5分ほど歩くと「西久保公園」が見えてきます。
広々とした園内は約9,600平方メートル。桜やイチョウの木々のふもとで、季節の移り変わりを感じながらピクニックするのも楽しそう。

園内の隅にはアスレチックや遊具が設置されています。平日の日中に訪れると、元気に遊ぶ子ども達と優しく見守るご両親の姿が見られました。

■人気のベーカリーに蕎麦の名店、健康的な定食が味わえる食堂

三鷹にはチェーンの飲食店のほかにも、地域に根ざした個人経営のお店が点在しています。
駅南口から徒歩約5分のところにある「Bakery cafe delices」(ベーカリーカフェデリス)は、地元住人に人気のパン屋さん。
店内には惣菜パンから菓子パンまで豊富な種類のパンが並びます。また、カフェスペースでは買ったパンをドリンクと一緒に食べられます。

駅南口から約7分ほど歩いたところにある「そば 三休」は、こだわりの蕎麦が堪能できる有名店。
「粗挽きそば」(800円)など、香り豊かで濃厚な自家製の手打ち蕎麦が味わえます。

駅北口から徒歩約10分の「ニシクボ食堂」は、健康的な定食メニューが豊富なカフェレストラン。今回はこちらでランチをいただくことに。

注文したのは、名物「鶏肉の甘辛パリパリ揚げ定食(1,080円)」。
じっくりと揚げられた鶏肉を甘辛いタレに絡めた、ご飯が進む一品。
小皿のきんぴらごぼうや、えのきとほうれん草のおひたしは優しい味。心とお腹が満たされる定食でした。

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■「三鷹は自然と利便性が両得できる街なんです」

最後に、三鷹に住む人の暮らしぶりや更なる魅力を知るため、この街に20年暮らす米川さんにお話を伺いました。米川さんは学生時代から三鷹の街で暮らし、就職後も会社の近くの社員寮には住まず、三鷹に住み続けているのだそう。長年三鷹を離れないのは一体どんな理由があるのでしょうか。

(※以下、「」内は米川さんのセリフです)

――約20年間、三鷹に住み続けている理由は何でしょう?
「三鷹って電車に15分も乗れば新宿まで行けるのに、自転車で少し走れば畑や自然もあるんです。中央線で三鷹より新宿方面に行けば緑地はなくなるし、高尾方面に行けば都心に出にくくなる。三鷹は心地よい環境と利便性が両得できる街なんです。それに、三鷹の街でいろいろな活動に関わったことでたくさんの方と知り合うこともできました。そんなところを気に入って住み続けていますね」

――三鷹に住んでいる人はどんな人が多いのでしょう?
「適度な距離感を持って接してくれる人が多いですね。例えば、Facebookで私が『子どもが熱を出してしまった』と投稿したら、うちが共働きだと知っている妻の友人から『今から行こうか?』と連絡がきたり。親しいからといって過度に干渉したりはせず、だけど思いやりを持って人付き合いをする方が多いと感じています」

――子育てはしやすいですか?
「そうですね。地域でも子どもの親同士で仲良くしている家族は多いし、子どもと遊べるスポットにも困らないと思います。子どもが幼い頃によく連れて行ったのは『井の頭自然文化園』。ここでは小動物と触れ合えたり、メリーゴーランドやティーカップなど、小さい遊園地のようなスペースがあって、子どもは毎回大満足してくれました(笑)」

――住んでみてわかった三鷹の魅力は?
「新しいことに挑戦しやすい環境というところですね。三鷹では、定期的に駅の北口と南口で『マルシェ』というイベントが開催されています。私が関わっている南口の『Mマルシェ』では、事業者だけでなく主婦やサラリーマンの方が週末起業的にハンドメイドのお店を出したり、地方の魅力や特産を紹介するブースを出したりしています。また、そんな地域のイベントを通して地元の人と親交を深めていくと、新しい挑戦の助けになってくれる人が次々に現れたりするんです。三鷹には、肩書きや職種関係なくフラットに接し、新しいことを応援する文化があると感じています」

■自然をすぐそこで感じられる、ストレスフリーな街

今まで近くに住みながら降り立ったことのなかった三鷹の街。
改めてじっくりと歩いてみるとさまざまな発見がありました。

あらゆる生活必需品が揃う至便な駅前。
駅から続く、緑が鮮やかな葉を茂らせた並木道。
四季の自然が楽しめる広々とした公園。
生活に根付いた飲食店やベーカリー。

米川さんの言う通り三鷹は、自然を近くに感じられる便利な街でした。
自然と利便性を両得したい人には、ぜひ一度、住んでみて欲しいと思いました。

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