Column / 2021 04,16

【麻布十番】情緒と国際文化の融合!セレブリティな雰囲気漂うアーバンタウン

高橋秀実(たかはし ひでみ)

東京都在住。株式会社ミニマル所属。ガイドブック制作を主にし、カフェやレストランを中心に取材、執筆しています。趣味はお笑いラジオ。

Instagram:https://www.instagram.com/minimalstaff/

六本木や東京タワーからほど近い港区・麻布十番の街。

都心ならではの高級感と駅前の活気ある商店街が持つ情緒というふたつの側面を兼ね備え、利便性と話題性、老舗と新進店舗が共存しています。

また、ダイバーシティを掲げる東京らしいインターナショナルな街としても知られ、多数の大使館やインターナショナルスクールなどが集まっていることも特徴のひとつ。東京の中でも屈指の国際色豊かな街といえます。

麻布周辺は、台地と平野部が入り組んでいることから坂の多い街としても有名で、はっぴいえんどの曲名もなっている「暗闇坂」や、東京タワーが見えることでも人気の「仙台坂」など風情豊かな名坂が多数存在しており、普段の街歩きの中にもちょっとしたワクワクがありそうです。

今も昔も憧れの東京が詰まった街・麻布十番での暮らしとはどんなのものなのか想像しながら歩いてきました。

【麻布十番の基本情報】

駅名:東京メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線「麻布十番」駅
ランドマーク:麻布十番商店街、元麻布ヒルズ

■六本木まで徒歩圏内! 2路線が走る電車以外にバス路線も

東京メトロ南北線と都営地下鉄大江戸線の2路線が通る麻布十番駅。路線は地下通路でつながっており、駅の出口も複数あるので通勤の際に便利です。

南北線を使えば、乗り換えに便利な永田町駅まで各駅停車で5分。大江戸線を使えば新宿まで12分、月島までは14分。東京の西側エリアだけでなく、東側エリアにも非常にアクセスのよい立地です。

そして六本木にいたっては徒歩圏内。麻布十番の街の各所から見える「六本木ヒルズ」まではけやき坂を登れば歩いていくことができます。

また、駅の出口付近にはバス停があり、渋谷駅や目黒駅などへの路線もあるので、日常的に利用しそうです。

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■ハイセンスかつ日常生活の頼れる味方「麻布十番商店街」

麻布十番駅を出てすぐのところには麻布通りが通っています。首都高速も通るこの付近はバス以外にタクシーの通行量も多く、電車や徒歩で行きづらい場所にもアクセスが容易です。

麻布通りの近くには、洗練されたデザインでランドマークにもなるような高層マンションが並びます。家の窓から「東京タワー」「六本木ヒルズ」などの東京を代表するスポットを望むことができるのも、都心に住む魅力ではないでしょうか。

4番出口から出てすぐにあるのがこの街のランドマーク的なスポットである「麻布十番商店街」。おしゃれなカフェはもちろん、老舗のスイーツショップや生活必需品が買えるスーパーなども充実しており、日進月歩で街全体がしのぎを削っています。

たとえばスーパーなら日常的に利用できる「ダイエー麻布十番店」。高品質の商品を揃えたスーパーと知られる「成城石井 麻布十番店」も近くにあるので、目当ての商品によって使い分けることができそう。

職人によるこだわりのパンが人気で、首都圏を中心に多くの支店を持つ「麻布十番モンタボー」の本店にさっと寄れるのもうれしいところ。日常的においしいパンが食べられます。

かりんとうのお店「麻布かりんと 麻布十番店 本店」は老若男女に愛される名店です。ガイドブックなどのメディアにも掲載されるようなお店が気軽に行ける距離にたくさんあるのも麻布十番に住む楽しみですね。

休憩するなら、おしゃれカフェとして女性から支持を集める「DEAN & DELUCA カフェ麻布十番」へ。テラス席もあり、開放的な雰囲気の中でひと息つくことができます。

麻布十番商店街を抜けるとランチスポットとして人気の「海南鶏飯食堂(ハイナンジーファンショクドウ) 麻布十番本店」が。本格派シンガポール料理が堪能できると評判のお店です。

注文したのは看板メニューの「海南鶏飯 M(950円)」。シンガポールの国民食であるチキンライスを手作りで提供しています。ふっくら炊かれた鶏飯はなんとも美味。テーブルにはレシピや食べ方の記載もあり、さっそく家に帰って作ってみたくなってしまいました。

お腹も満たされたところで散策を再開。都心にもかかわらず、商店街の近くには「網代公園」があり、多くの子どもたちで賑わっていました。

商店街のような人通りの多い駅の南側エリアとは異なり、駅の北側エリアは閑静な住宅街が並びます。

こちらには「港区立麻布図書館」や東京タワーが見える児童公園「狸穴(まみあな)公園」などがあります。落ち着いて暮らせそうなエリアですね。

■大使館や神社仏閣……多様性が光る街

古き良き寺社仏閣と、インターナショナルな街並みが混在しているのも麻布十番の面白さです。駅のまわりをあちこち散策してみることに。

駅を南に下ると、風情ある「善福寺」がお目見え。東京都内では、浅草寺や深大寺に次ぐ古刹のひとつです。隣には善福寺が母体となった「麻布山幼稚園」もあります。都心には珍しいほど、緑豊かな環境の園です。

駅から西に向かい、商店街を抜ければ「暗闇坂」に当たります。暗闇坂を登っていくと各国の大使館が並ぶエリアに。このあたりにはインターナショナルスクールが複数あります。子どもに早くから国際感覚を教えることができるのも、麻布十番ならでは。

大使館があるエリアの周辺には「麻布氷川神社」があり、麻布の街を見守っています。仕事運・厄除け・来福などの祈願に多くの人が訪れるパワースポットです。

駅から北西に向かって歩いていけば「六本木ヒルズ」も徒歩圏内。ショッピングや映画を観に出かけたり、美味しいご飯を食べたいときも選択肢に困ることはありません。

けやき坂はゴージャスな雰囲気があり、散歩して帰ってくるのも気持ちがよさそう。

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■「街全体のインターナショナルな雰囲気が好きだったんです」

最後に、麻布十番商店街でニューヨークスタイルの本格なベーグルを提供している「NEW NEW YORK CLUB BAGEL & SANDWICH SHOP」のオーナーである振角勇輔(ふりかど ゆうすけ)さんにお話を伺いました。

(以下インタビュー。「 」内は振角さん)

――麻布十番に出店した理由はなんですか?
「まず、自分の地元が麻布十番の近くなんです。商店街で行われる『麻布十番祭り』にも毎年のように通っていて、街全体のインターナショナルな雰囲気が大好きでした。お店を出すとなったときに、海外の方も多い街なので、自分が提供する本格的なベーグルがマッチすると思ったんです」

――実際に出店してみて、街の印象はどうでしたか?
「海外の方が多く住まれていることは知っていましたが、実際に出店してみると半分以上が海外のお客さんで、予想以上にお店と地域がうまくマッチしたと思います」

――麻布十番の街の魅力とはなんだと思いますか?
「東京屈指の都会でありながら、商店街や神社仏閣などが多く風情もある。一般的な下町の商店街とは少し違った、ハイブリッドな雰囲気があるのが面白いところだと思います」

――最後に麻布十番のお気に入りのスポットはどこですか?
「このお店の近くに網代公園があって、よく休憩したり、テイクアウトしたものを食べたりしています。商店街の中に公園があるのは珍しいと思いますし、家族連れの方も多くて、気持ちも安らぎます」

▲BACON EGG CHEESE(860円)

■センスも安らぎも手に入る、上質な生活ができる街

ハイセンスで高級なイメージが強い麻布十番。

きらびやかな街だとばかり思っていましたが、情緒が残る商店街以外にも、近くに神社仏閣や公園、名坂なども充実し、安らぎを求める人にとっても暮らしやすい空気が漂っていました。

▲一息つけるセンスのいい路面店が多いのが本当に楽しい。こちらは「DUMBO Doughnuts and Coffee」のドーナツ

電車やバス、タクシーなど交通手段も豊富なので、都内を移動するうえではアクセス面での不便さも感じないでしょう。

住めばもっといろいろな魅力や良さがわかってきそうな街。都心の中の都心に住む、そんな選択もありだと思います。

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