Column / 2022 02,07

【川口】街・自然・アクセスのバランスがピカイチ。世代を超えて住みやすい街

稲垣恵美(いながき えみ)

北海道で出版社に勤務したあと上京。まずは錦糸町というなかなかディープな街に住み、現在は埼玉県に居住。好きな街は、下町の人情があるところと、憩いの場所があるところ。素敵な街をみなさんに共有したいお散歩ライター。
Twitter:https://twitter.com/emily83601992

埼玉県の南東部に位置し、荒川を挟んで東京都と隣接している川口市は、2020年、2021年と2年連続「本当に住みやすい街」として1位(※)に選ばれ、ここ数年で注目を集めている街のひとつです。

首都圏にはたくさんの街があるのに、多くの人々が“住みやすい”と感じる……川口に訪れたことのない私は「その魅力は一体何なのだろう?」と、以前から気になっていました。

そこで、川口が人々を惹きつける理由を探るべく、実際に街を歩いてみることにしました。

※川口市HPより
https://www.city.kawaguchi.lg.jp/soshiki/01010/020/oshirase/32995.html

【川口の基本情報】

駅名:京浜東北・根岸線「川口」駅
ランドマーク:川口キュポ・ラ

■都心に30分以内で直通アクセス。通勤や通学に便利

JR京浜東北線が通る川口駅は、上野駅や秋葉原駅にも直通で25分以内、東京駅まで直通で約30分でアクセスできます。また、1駅隣の赤羽駅で埼京線に乗り換えれば、池袋・新宿・渋谷方面にも30分程度で出ることができます。

下り列車に乗れば、県内の主要駅である浦和駅や大宮駅にも直通しているので、周辺の都市部へ通う人には魅力的な立地です。

また、駅の東口と西口には大きなバスターミナルやタクシー乗り場もあるため、市役所や病院・学校など、市内各所へのアクセスにも困りません。羽田空港への空港連絡バスも運行しているので、出張や旅行のときにはぜひ利用したいですね。

■お買い物に困らない、商業施設が充実した駅前

川口駅が「住みやすい」と言われている理由のひとつが、駅周辺に多数の商業施設やショッピングモール、スーパーが充実していること。駅の周辺で生活用品を買いそろえられるのは魅力的ですよね。

代表的な駅前の商業施設が、東口すぐの場所にある「川口キュポ・ラ」。スーパーマーケットの「マルエツ 川口キュポラ店」をはじめ、「無印良品 キュポ・ラ川口」やドラッグストア、書店などさまざまな施設が入っています。

また、休日に住民票や印鑑証明などが発行できる「川口市 川口駅前行政セン」のほか、開放感あふれる「川口市立中央図書館」など、暮らしに便利な施設がそろっています。

東口から徒歩10分以内の場所には、「イトーヨーカドー アリオ川口店」や映画館「MOVIX川口」、飲食店や子ども用品まで、幅広い施設が集まった大型ショッピングモール「アリオ川口」もあります。

ちなみに、アリオの目の前には「並木元町公園(アートパーク)」という大きな公園があるため、お買い物ついでにちょっとお子さんと遊びたいときにも重宝しそう。

食料品を買うのにも便利な、大きめのスーパーもあります。東口から徒歩5分の場所にある「業務スーパー川口駅前店」は、業務用食材が豊富にあるのでまとめ買いにはぴったりです。

西口から徒歩7分の場所には、『高品質・Everyday Low Price』を掲げるディスカウントストア「オーケー 川口店」もあるので、どちらの出口側に住んでも便利なお買い物スポットがあります。

このほかにも、駅周辺にはたくさんの商業施設があり、利便性の高さを感じられました。

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■レトロな面影を残す商店街や、開放感抜群の土手も

今度は、駅から少し歩いてみることにしました。東口側を5分ほど歩くと、「樹モール 川口銀座商店街」を発見。レンガ調の道が長く続いています。

▲地元の人で賑わう精肉店「マルサヤ」

街路樹や街路灯が一体となった商店街で、整備された明るい雰囲気。なおかつ、昔ながらのお店もぽつぽつと立ち並び、レトロな雰囲気を残しています。

商店街を散歩してお腹が空いたので、ランチを食べることに。商店街の近くにある「ビストロバル だんだん 川口店」というお店にやってきました。地下へと続く階段を下りると、隠れ家感のあるウッディな空間が広がっています。

この日は、自家製フォカッチャ・サラダがついたランチセットの「Aセット(1,080円)」を注文。メインは「本日のパスタ」「チーズのパイピッツァ」から選べますが、珍しいのでパイピッツァを食べてみることに。口当たりの軽いパリッとしたパイ生地に、とろっとろのチーズ、そして上にかかった蜂蜜の相性が抜群でした! これはやみつきになりそう。

お腹をしっかりと満たしたあとは、今度は駅の西口からしばらく歩き、「荒川」の土手にやってきました。広々とした川沿いのスペースにはドッグランや運動公園があり、地域住民の憩いの場所になっているようでした。

土手の歩道はどこまでも続いていて、開放感は抜群です。散歩やジョギングをしたいとき、お子さんを思い切り遊ばせたいときに、近所にこういった広場があるのは助かりますよね。お天気も良く、すっかり気分転換になりました。

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■「駅近くに大きなショッピング施設があり、小旅行もしやすいです」

最後に、川口で生まれ育ち、地元で30年ほど洋食レストラン「ル・マルシェ」を営んでいるオーナーの渡辺聡(わたなべ さとし)さんに、川口の魅力をお聞きしました。

(以下インタビュー。「 」内は渡辺さんのコメント)

――川口の昔と今で、街に変化などはありましたか?
「川口は鋳物産業が盛んなので、昔は鋳物工場が多かったんです。それが、ここ10~20年くらいで工場が少なくなり、その跡地に高層マンションが建ったり、倉庫を再利用したリサイクルショップになったりと、街が大きく変わりました。その影響もあってか、最近では新しく引っ越してきた、30~40代の子育て世代の方が増えた印象ですね」

▲駅の周辺には高層マンションが立ち並んでいる

――川口の暮らしやすいと感じるところを教えてください。
都心に近い街で、駅の周辺に『アリオ川口』や『ララガーデン川口』のような大型のショッピングモールがあるのは珍しいんじゃないでしょうか。また、駅の近くにカーシェアもたくさんあるので、車を持っていない方でも、好きなときにドライブができるのは便利だと思います」

――渡辺さんが、川口の魅力に感じるところはどこですか?
「電車で都内に出やすいし、車で東北自動車道にもすぐに乗れるので、東北方面にふらりと旅行できるのは魅力ですね。首都高にも乗りやすいなど、電車でも車でも気分転換がしやすい環境だと思います。また、駅から自転車で行ける距離に荒川沿いの土手もあるので、天気がよくて暖かい日だと、お子さん連れの方からご年配の方までたくさんの人が歩いていますよ」

――どんな世代の方でも暮らしやすそうな街ですね。
「駅周辺にまた大きなショッピングモールが建つみたいですし、これからもどんどん暮らしやすい街になっていくんじゃないでしょうか」

■“暮らしやすさ”をアップデートしていく街

▲駅前には“ものづくりの街”のシンボルとして、「キュポラ」像が立っている

川口が「住みやすい街」と言われる理由を探るために街を歩いてみましたが、私なりに気づいたのは、生活するうえでの“あったらいいな”がすべてそろっていること。

たとえば、駅からほど近くに、生活に欠かせない大型のショッピング施設やスーパー、昔ながらの商店街があり、なおかつ荒川の土手や公園もあって自然豊か。再開発により整備された歩道や道路も、街全体を明るい雰囲気にしていました。

これからもますます暮らしやすさをアップデートしていく川口。居心地のよさと利便性のバランスを考えるなら、川口はピカイチな街ではないでしょうか。

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